コンビニ店員(山本さん) ~1~
空手部の練習を終えて、寮への家路の途中で、
ある一軒のコンビニ立ち寄った。
昼間は学生が多く来ていて、お昼時はいつも長蛇の列ができている。
だけど、今は夜の21時過ぎであり、店内にはお客さんがまばらにしかいない。
「やっぱ夜はここのお客さんも少ないねんなぁ~。」
俺が店内を見ながらそんな感想を思っていると、
「で、おにぎりの並べ方はね・・・。」
そう言って、よく見るコンビニ店員さんが、
今まで見たことがない店員さんに陳列の仕方を教えていた。
新しい店員さんか?
後ろ姿しか見えないが、
何とも可愛らしいオーラを出していることに気づく俺!
・・・どんな顔してんねんやろうか・・・
その後ろ姿に興味が湧いてきて、
おにぎりを買う気もなかったのに、おにぎりの棚へと向かう。
何気なく、おにぎりやお弁当が陳列している前に行き、店員さんの顔を覗くのだが・・・
可愛いじゃないか!!
そして、俺の洞察眼が発動する!!!
黒髪!
ピアスなし!
化粧っ気もなし!!
名前は・・・山本さん!!
名札の部分に初心者マーク付けている!!
胸は・・・普通だな・・・
腰も括れてそう!!
足も細そう!!
うぅ~ん・・・
合格!!OK!俺のストライクゾーンに入っているぞ!!
あとは実年齢を聞かねば・・・
俺がチラリと見たのをベテラン店員さんは邪魔していると思ったのか、
「すいません。ほら山本さんもどいてあげて。」
「あ、すいません。」
そう言って、2人がおにぎりの陳列棚から少し離れた場所へと移動する。
いや!別にここに居てくれもいいのに!
っていうか、居てくれた方がいいのに!!
何か・・・いい匂いがするし!!
セミロングほどの髪の長さの彼女からは、
シャンプー?の匂いがこぼれていたのであった・・・
俺がおにぎりを取って、陳列棚から離れると
2人は戻ってきて、また山本さんへの指導が始まるのであった・・・
俺はそれを遠目に見ながらカップラーメンを選び、
ジュースを選び、更にはおにぎりの陳列棚付近にあるパンを選んでいる。
その間もチラチラと山本さんを見ているのだが・・・
靴はスニーカーだし、日焼けをしているような跡がある。
じゃあ、運動系の部活に入っていた?
・・・というか、今年高校を卒業したばっかりじゃないか?
そんな推測を立てながら彼女を横目に見ているのであた・・・
その後は・・・
22時くらいまで立ち読みをしていたのだが、
山本さんはそこでバイトは終わりらしくて、
ラフな格好で店員さん達に挨拶をしてコンビニを出ていく!
俺はそれを目で追っていると、どうやら親御さんが迎えに来たらしくて、
大きなバンの車に乗って帰っていくのであった・・・
なるほど・・・
18、19歳くらいが妥当なところだな・・・
俺はそれを確認してここのコンビニ通うことを決めるのであった・・・
ちなみに一週間通った結果を報告すると!
山本さんの出勤日は、月・水・金!!
時間帯は17時から22時まで!!
し・か・も!!
大きなカバンを持って、出勤したことがあって、
その時に他の店員さんに、
「今日は学校帰りなんです!」
とのことを伝えていた・・・
私服の高校はこの辺りはないから、
彼女は今年一回生の大学生もしくは専門学校生だ!!
よし!ギリギリ俺のストライクゾーンに入っているぜ!!
しかも、いよいよ山本さんがレジ打ちを覚えだしていた!!
これからは・・・・
山本さんのレジを狙っていくぞ!!
俺はそう心に決めて、彼女を狙っていくのであった・・・。
気づいた点は追加・修正していきます。
拙い文章で申し訳ないです。