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男が惚れるキッカケ ~森永編パートⅠ~

男ってのは・・・単純なんだよ!!

新歓コンパなるものが大学には存在する。

学校の自治会が主催する歓迎会だ。


まだ入学して日も浅く、入学にあたって地方から出てきた俺にとっては

新たな出会いを見つけるのにはうってつけのチャンスである!!


いざ会場へと向かうとすでに大勢の新入生が集まっており、

テーブルもだいぶ埋まっていたのであった。



「出遅れたな・・・。」


すでに出来上がっているのかは知らないが、テーブルについている新入生達は、

ワイワイガヤガヤと楽し気に会話をしているのであった。


こんな中に入る何って・・・


そう思っていた時である、



「新入生ですか?」


料理を手に持った女子が俺に話かけてくれたのであった。



「そ、そう。」


何とか返事を返すのだが、手に持っていた料理に目が行ってしまう。



「あ、料理はセルフだから取りに行かないといけないのよ。」


山盛りになっていたお皿が恥ずかしかったのかハニカム笑いを浮かべていた。


ハッキリと言おう!!


俺はその仕草でこの子に恋に落ちたのである!!


困っている俺を助けてくれたこの子・・・


この優しさに・・・


そして、その後空いている手で俺の腕を摘まんで、

自分がいるテーブルへと俺を連れて行ってくれたのだ。


すでにそこは8人掛けのテーブルに6人の男女が座っていた。



「取ってきたよ~!」


そう言いながら、その女子がテーブルの真ん中にお皿を置く。


ああ、なるほど!

この子一人でこんな山盛りの料理を食べるわけではないようだ!

皆の分を取ってきたんだ!


その後、俺にも飲み物と料理の取り皿を用意してくれて、

イスに座るように促してくれた。


俺はそのテーブルで他のメンバーとも挨拶を交わす。

意外とみんな地元出身が1人しかいなくて、

同じ関西圏ではあるが別の県の出身とか、

俺みたいに地方出身者が多いことを知った。


何か、心強いな・・・


自分だけが地方出身者ではないことが分かっただけで

どこかでほっとする。


何よりとなりに座るこの子がいるなら・・・


この子は、本当に気配りが出来る。


料理が無くなれば率先して取りにいき、

飲み物が無くなるとすぐに気づいて注いでくれる。


こんな気遣いが出来る子なんだ・・・


新歓コンパでこんな出会いがあるなんてと楽しく2時間を過ごしていた。


人生で初めて好きな人も出来たし、

参加して良かったと思っていた・・・


新歓コンパが終わり、会場から出るまでは!!!



新歓コンパが終わり、これからどうする?っという話題になった。

みんなも楽しかったのだろう、お開きになるような空気ではなかった。

そんな中である・・・



「私、彼氏が迎えに来てるから!じゃあね!!」


突然、俺の好きな女の子がその言葉を残して、

正門の方へと走っていくのであった。


その先には・・・1人の男がいたのである!!


その女の子は彼氏の傍によるとすぐに腕を組む・・・


俺はただただ呆然とするしかなかった・・・


俺の初恋は・・・


出会って2時間で失恋へと変わったのであった・・・




後日


柊達と出会ってしばらくして、初恋の話題になった時である、


「・・・何で略奪しないの?」


柊からビックリ発言が出てくる!!


「お、おま!?そんなの出来るか!!!


 チキンを舐めるなよ!!!


 それが出来たら彼女なんかいくらでもいるわ!!」


「・・・何か、ごめん・・・。」


気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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