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非常階段Ⅰ ~2~

次の日も同じように俺達は非常階段の下の煙草を吸うエリアにいる。

今日も拝めるかな・・・・


期待を込めてその場にいるのだ。


それにあと3日後にはこの楽園は、楽園ではなくなる・・・


校舎内の階段の修復が終わるらしいため

3日後にはいつも通りの階段を使って行くことになっているのである・・・


だから、あと2日!!

勝負はあと2日しかないのだ!!!


そんな決意を胸に抱いている時に、

また女子のグループの一団が非常階段に近づいてくる。


素早いチェックの結果・・・


1人が膝丈スカートじゃないですか!!!


これは・・・


見逃すわけにはいかないぞ!!


ゴクリと唾を飲み込み、あるタイミングを絶対に逃すまいと

いつも以上の集中力を発揮する・・・


それは、たぶん、ここを受験した時のテストを解く時以上の集中力だろう・・・


だって、一度やるたびに肩で息をしてしまうほどだ・・・


呼吸をするのも忘れてしまっているほどに・・・


き、来た!!!


ある個所に入ったのを横目で確認しながら、

そのタイミングだけは上へと視界を向けるのであった!!



白!!!


あざーす!!!


白の下着いただきました!!!


周りの連中を見ても満足げな顔をしている。

どうやらみんな見れたようだな・・・


っていうか、藤本・・・


メモを取るのは止めろ!!


その手帳をどこかに忘れると、ひどい目に会うぞ!!

だから、脳内メモだけにしておけよ!!


その時だった!!


今日もまたあの癒しの山田さんが来たのである!!!


友達と話ながら非常階段を上っていく山田さん。

俺達は、先ほど見れて一瞬解かれていた緊張を再び身にまとう。

誰もが真剣な表情をしている・・・


そこには本当に観たことがない精悍な顔立ちをしている男達がいた・・・


みんな集中しているのだろう。

先ほどまで話していたはずなのに、今は誰も言葉を発しない。


ただただ、山田さんがある個所に来ることを静かに待っているのである・・・


そして、一歩、また一歩とその個所に近づいて行くにつれて、

みんなに緊張が走るのであった・・・


そして、いよいよ、あの個所に・・・


すっと顔を上げて、山田さんの方を確認するのだが・・・


・・・?


肌色?


え?


もしかして見逃した!?


足しか見えてないのか!?


俺は思わず愕然としてしまう・・・


こんなチャンスを・・・逃してしまったのか!?


そんなことを思っていた時だった・・・



「の、ノーパン・・・。」


誰かがそう呟くのであった・・・


俺の頭の中にその言葉が復唱される・・・


ノーパン・・・


ノーパン・・・


だからか!!!だから、肌色しか見えなかったのか!?

っていうか、俺の見たのは山田さんの生尻ってことか!?


そう思っていると、



「いや、白い細い布も見えたぞ!!」


別の友人がそんなことを言いだした!


え?ノーパンではなく、パンツを履いていた!?

じゃあ、俺が見逃しただけか?


・・・・いや、違う・・・


俺達はみんなの顔を見ながら、一斉にうなづく・・・


それはみんなが確信したのだろう・・・


今日の山田さんは・・・


ティーバックだということを!!!



「は、初めて見た!ティーバックって生尻じゃん!!」


「なぁ!!」


興奮気味の俺達!


それもそうだろう!!!


だって、あんなの全然隠せてないじゃないか!!!


下着を見るだけにとどまらず俺達は生尻を見れて興奮して、

騒ぎ出すのであった!!


ここに居て良かった!!!


ティーバック、最高だ!!!


気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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