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野球スパイク製作のバイト ~2~

バイトは8時からなのだが、最初の30分ほどは、

最後の工程であるためスパイクが届かない。


そのためみんなで手分けをして工場内の掃除をする。



「おおぉ!すまんの!」


厳つくて怖そうな印象を工場内の人達に持っていたのだが、

意外と話してみるとみんないい人なのである!!


それに10時からは15分間の休みがあるのだが、

その時、みんなが一斉に休憩室に行くのだが、



「あんちゃんら、ジュースなにがいい?」


そういって、ジュースを俺達にみんながおごってくれるのである!!


俺・・・


これなら2週間のバイトをしっかりこなせるわ!!


そう確信するのであった!!


柊も北谷も笑顔でおっさんらと話しているし、

こいつらは2週間続けるつもりだろうな・・・


・・・藤本は・・・今日で終わりかもな・・・


だって、完全に顔におっさんらと話して何になる?っと書いているのが分かるからだ!


こいつは明日からは来ない・・・そう思っていたのだが・・・



それは昼休みを迎えた時である!!


俺達は食堂に通されて、そこに用意されたお弁当を食べようとしていると、



「お父さん!お弁当持ってきたで~!!」


元気な声で食堂に入ってくる、歳の頃・・・俺達と同じくらいかな?女の子が

食堂に入ってきたのであった!!



「こんにちは!!!」


誰よりも素早く声をかける藤本・・・


さっきまでの暗い顔はどこにいった?っと思ってしまう。


っていうか、そのフットワークの軽さはなんだよ!?


藤本に声をかけられて一瞬固まってしまたのだが、すぐに元に戻って、



「こんにちは!オトンが言ってたバイトのひとらですね?」


「そうです!今日からお世話になっております!!」


・・・もう呆れて俺は言葉も出ません・・・


本当に先ほどまでのダメ藤本はどこにいったのやら・・・



「うち、工場長の娘です!

 ホンマ、困っているところを助けていただきありがとうございます。」


「いえいえ!こちらこそバイトに雇っていただきありがとうございます!!」


・・ああぁ~、もう!見てられん!!


こっちが恥ずかしくなってくるわ!!


さっきまでと別人過ぎるし!!


っていうか・・・



「いやぁ~工場長にこんな可愛らしい娘さんがいるとは・・・。」


そう言いながら北谷もその会話に参戦していたのであった・・・


・・・誰か、この2人を殺してくれ!!


この恥さらしの二人を!!


は!?俺達は四人だ!!あと、もう一人いる!と思って、

柊の方を見るのだが、こちらはすでに我関せずにのんびりとお弁当を食べているのであった・・・


・・・俺もお弁当を食べよう・・・


2人による質問タイムを無視して、

俺はゆっくりと食事を楽しむのであった・・・


その後、工場長も来て、娘自慢をし始める!



「もうやめてや!!」


それを娘さんがめっちゃ嫌がるのあった・・・


結局、昼休みが終わるまで、工場長と娘さん、北谷と藤本による会話が

終わることはなかったのであった・・・


そして、今日一日のバイトが終わると



「明日のバイトも楽しみだ!!」


力強く藤本が断言するのであった!!


数時間前までのやる気のなさは一体どこに消えたんだろうか?


・・・まあ、ヨシとしよう・・・それ以上はこいつに求めちゃだめだ・・・


気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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