学習塾(JK) ~1~
俺はとある申し出を藤本君にしに、藤本君の部屋を訪れた。
初めて藤本君の部屋を訪れるのだが・・・
一発で藤本君の部屋がどこかが分かってしまう!!
溢れんばかりのゴミの山!
廊下まで侵食しているのだから!!
「よぉ~こんな部屋に住んでられるな~、藤本君・・・。」
ある意味感心をしながら俺はその部屋を覗くのであった。
すると予想通りに藤本君がそこにいて・・・
何事もないようにゲームをしていたのである!?
「よーこんな部屋でゲーム何かできるな!?」
藤本君へとあきれた声で声をかけると、
「バカな!!
この部屋はこれ以上ないくらい機能的な部屋になっているんだぞ!」
胸を張ってそんなことを藤本君がいってきたのであった。
「まじで!?全然そんな風には見えへんけど?」
俺の言葉に納得がいかないのか、
一つ一つを説明し始める藤本君。
「いいか、ここにリモコンがあるのは、
ここから動くことなく、操作できるようにしてるんだ。
それにここに置いてあるペットボトルはいつでも飲みやすいように・・・。」
「ちょっとまってや!そのペットボトルいつから置いてん?」
「・・・二日・・・いや、三日前だったかな?」
「いやいや、そんなの雑菌がはえまくってんで!?すてえや~!」
「バカな!?俺の飲みかけだぞ!?」
「それだとますます変な菌が発生してるんちゃうん?」
「・・・もしかして・・・
それでさっきから俺の腹はおかしいのかな?
何回もトイレに行ってるのだが・・・。」
「まじで!?とっとと捨てや!!ホンマに!
どんだけ危ないもん飲んでんねん!!」
「ふぬ~・・・仕方がない・・・。」
そう言って、やっとペットボトルの蓋をするのだが、
・・・
「すてんのかい!?」
「いや、また後で捨てた方が・・・」
「そう言って、その周りのごみもすててないんちゃうんか?」
「・・・次立ち上がった時に捨てようかと・・・。」
「ぜったいすてへん!もう何日も経過してる感が半端ないもん!!」
「たまたま忘れるんだよ~。
今回の覚えてるからすてるはずだ!」
「せやったら、今から捨てや!!はよ!ぜったいに藤本君は忘れるわ!」
「まあ・・・気が向いたらな。それで何でここに来たんだ?」
「いや、ちょっと藤本君に話があってきてんけど・・・。」
「それだったら、遠慮なく入って来いよ!」
「・・・どこに?足の踏み場もあらへんねんけど・・・。」
「わからないか?
北谷のいる位置からだと、そこからはまず目の前にあるジャンプを踏んでだな・・・。」
「いやいや、ジャンプは踏み石ちゃうで!!
まともな道なんかあらへんやんか!?」
「なぁ!?俺はいつもそこから次のジャンプが置いてあるところまで足を延ばして
ここまできてるんだぞ!?」
「・・・まさに飛び石状態ですやん!何?ここは庭園か?和式の?」
「・・・そうだ!実はな・・・。」
「いやいや、ムリがあるからな!おかしいねん!
何で室内に和式の庭園があんねん!!
しかも俺が言った後に、
“こいつ、うまいこといった!?”
みたいな顔をしてるやん!」
「な、なぜわかった!?」
「わかるわ!!
はぁ~、もうここでいいわ・・・。」
俺はこれ以上話をしても何も解決ならないことを悟って、
廊下から藤本君に今日持ってきた用件の話をするのであった・・・。
気づいた点は追加・修正していきます。
拙い文章で申し訳ないです。