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パスタ屋さん ~4~

俺を言われている柊を見て、俺は思い出す!

・・・そう言えば、柊はさっきレジで何か坪倉さんに渡していたな?


そもそも、今日パスタ屋さんに来る前から、

なぜかいつもは持たない紙袋を柊は持っていた。


まあ、所詮男の子と何で気にもしていなかったんだけど・・・


だけど、一度気になりだすときいてみたくなってしまった!



「何を渡していたんだ、坪倉さんに?」


「ああ、今日坪倉さんの誕生日だったから、誕生日プレゼントを渡してた。」


「「ええ!?」」


俺だけでなく、藤本も驚く!

そして、俺は誕生日が今日だということに驚いたのだが、

藤本は俺の斜め上を行くことに驚いており、



「あんな小さいモノでいいのか!?」


「・・・いやいや、お前の発想は大きさなのか?」


「当たり前じゃないか!!

 愛の度合いを示すのは、その大きさに限る!!

 俺を愛しているのなら、当然プレゼントは大きいモノを要求するぞ!俺の場合!!」


「いや、あれくらいのサイズの方が、邪魔にはならないだろう?」


その柊の言葉に衝撃を受けたような顔をする藤本。


・・・ごめん藤本・・・俺にはお前がなぜそんな衝撃を受けているのかが理解できない・・・



「なるほど・・・。

 まあ、今はバイト中だしな・・・。

 それに花束とかを貰っても、帰りとかに大きすぎて困るしな!

 なるほど・・・。

 俺は一つ学んだぞ!!

 プレゼントを渡す時に、相手がどんな状態にいるのかを考える!!

 これで、俺はまた一歩勝ちへと近づいたぞ!!

 俺の夜明けはちかいぜよ!!」


「・・・藤本・・・お前の夜明けはまだまだ先だから気にするな。」


「ちょ、ちょっとまて!なぜまだまだ先だと分かるんだ!?」


「いや、普通に考えて、今の柊の理由は簡単に分かるだろう?

 そしてそのことを考えるのは当然だろうに・・・。

 それが考えられないってことは・・・うん、まだまだ先だな。」


「な!?それは・・・

 俺にはまだまだ不備があるというのか!?

 俺は20年間しっかりと学んできたんだぞ!!」


「節穴だらけでだろうが・・・。

 それに藤本・・・


 大穴の開いたザルにどれだけ水を入れてもたまらないぞ・・・。」


「ちょっとまて!

 それには色んな問題点がありすぎじゃないか?

 そもそもザルって言う時点で水なんかどれだけすくってもすくえないぞ!?

 それにさらに大穴まで俺には開いてるとでもいうのか!?」


「そう言ってんだよ・・・。」


「ば、馬鹿な・・・。

 だが、今日は一つ学んだんだ!!

 防げない穴何って無い!!

 どんなに穴があっても埋めていけばいいんだ! 

 それにそんな穴アリ人間が好きな女性だっているはずだ!!」


・・・そんなダメンズ好きの女性がこの世に本当にいるんだろうか?

あれはマンガやドラマの世界にしかいない生き物のように思えるのだが・・・


初めて行ったパスタ屋さんはこんな感じで終わったのだが・・・


俺はあることを考えていた・・・


藤本と馬鹿な会話をしていたが・・・


また近いうちに行かねば・・・


そして俺と藤本どっちに気があるのかを確認しなくては!!!


俺は心に決めるのであった!!

気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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