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家庭教師(JD) ~5~

あの後、残念ながら岩崎さんから

継続は断念して欲しいという話を聞いたのだが、

すでに俺の中ではそっちの話はどうでもよかった!!


なぜなら・・・


次の女子が俺を待っているのだからな!!


次の女子は、なんと女子の家での指導を希望しているのであった!!


ふはははは!!


やっぱり家庭教師をするなら女子の家でだろう!!


当然だ!!


これで俺も色んなことが出来るからな!!


事務所でなんて何もできないだろう!!


俺の期待はドンドン高まっていくばかりであった。


今日は自転車をこぐ足も軽い軽い!!


そこでハッと我に返る!


そう言えば、まともにプロフィール書類に目を通してなかったな。

思い返せばそうだった!


それに今向かっているにも関わらず、

住所もここらへとしか聞いていないことを思い出す!


もう完全に俺は浮れているのであった!!


浮れるなっていう方が無理だろう!!


プロフィールの書類を取り出して、見てみる!

すると・・・


あれ?こまかいことが何も書かれていないじゃないか・・・


そう言えば、



「一応、向こうの要望で細かなプロフィールは隠させてもらってるから。」


そんなことを岩崎さんが言っていたのをようやく思い出した!

そっか、生徒さんの希望があれば、隠せるんだったな。


・・・そんなに隠す必要があるのか?


まあ、蝶よ花よと育てられた娘さんのことなら

隠したいと思う気持ちも分からんでもないな・・・・


それにこちらが聞けばいいんだから、何の問題もない!!


さぁ、住所も正確に分かったし!いざ決戦の地へと行こうではないか!!


俺は自転車をこぐ、力を一段と強めて、目的地へと向かうのであった。

その数十後に目的地へと着くのだが・・・



「で、でっかい家だな・・・。」


俺の目の前に現れた家は、ここら辺でも一段と大きな家であった。


この家を見ると俺は確信をする!


やっぱり俺の予想は当たりだ!!


本当に箱入り娘を教えることになったのだろう!!


今度はお嬢様か・・・・


今まで会ってきたお嬢様には、本当にお嬢様?と疑問が湧く連中が多かったけど・・・


ここなら期待が持てるだろう!!


それにここの家の駐車スペースには、

シャッターの隙間からではあるが自転車が確認できる!


そして、その自転車に貼ってあるステッカーは・・・


女子大学の付属高校のステッカーだ!!


ちょっと自転車に乗っているお嬢様というのが想像できないが、

まあ、そこは家の方針で自分で行きなさいといわれたのかもしれない。


そこは多くの推理をする必要はない!


結果として女子高生がここにいるということが分かればいいのだ!!


これ以上の結果はいらない!


さぁ、行こうじゃないか!!


未来の彼女に会いに!!


玄関のチャイムを鳴らすと、不用意に玄関の扉が開けられる!


インターホンの意味ないじゃん!?


そう言いたかったのだが、そこに見えた女子高生を見て俺は何も言えない・・・・


・・・か、可愛いじゃないか!!


今まで会った中でもベスト10に入るくらいの美少女だ!!


当たりだ!


当たりだぞ、この家庭教師は!!



「どうぞ~。」


女子高生の甘ったるい声に従って、俺は家の中へと入って行く。



「こんにちは。」


そういって、どうやらこの女子高生のお母さんのような方が、

挨拶をしてくれたので、



「今日は宜しくお願いします。」


挨拶を交わす、当然、悪い印象を持たれないために!



「こちらの客間でお願いします。」


「はい!」


進められるがまま、客間へと行く。

まあ、最初は彼女の部屋へと案内させられないか・・・


まあ、すぐに彼女の部屋で・・・


期待がドンドン湧いてくるのであった!!


何とかその期待を抑えて、俺は客間の畳の上で座って、

女子高生が来るのを待っていたのであった。


気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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