表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/225

藤本の初デート ~3~

花束を渡すタイミングは・・・大事です!

「・・・だいぶ本題から外れてきたけど・・・

 で、花束は駄目だったっていう話だったよな?」


「ああ、そうだった!

 すっかり本題から外れてたな。

 柊と森永が余計なことをいうから・・・

 

 その通り、花束はハッキリ言って喜ばれなかった。」


「ふ~ん・・・うん?」


「どうした柊?」


「気になる点が1点あるんだけど・・・」


「なんだ?」


「花束のサイズは?」


「ああ、このくらいだ。」


そう言って、俺は自分が両手で持てない位のサイズだったことを

目の前で表すのであった。



「結構でかいんだな~。」


森永が、結構奮発したなといってくれる。


「女性のためなら俺はお金をケチらない!!」


「・・・さっき、思いっきり高価なモノだったら買えないとか言ってなかったか?」


さすがは柊だ・・・冷静なツッコミ・・・


「まあ、時と場合によるんだよ!

 だって、女性にプレゼントを渡すと・・・


 リターンがあるじゃないか!!」


「・・・見返りを求めてかよ・・・。」


「当たり前じゃないか!!

 いや、だが、何か物が欲しいわけじゃない!!

 そう!!


 大人の階段を上らせていただきたいんだ!!」


「いや、ホントお前最低だな。」


柊から最低と言われるツッコミだが、

俺に同意していくれる戦友もいる!!!


「人としては最低だけど・・・


 男としては最高だ!!!」


そう、森永だ!!

森永となら俺は一生仲良くやっていけそうな気がする。



「お前もゲスだったな・・・」


柊からの冷たい視線が俺と森永へと注がれるののであった。



「ああ、話しがまたそれたけど、

 それだけデカいと隠しておくの大変じゃなかったか?」


「?・・・何で隠すんだ?」


せっかくのプレゼントをなぜ隠すのだ?

どうして隠す必要があるのかが分からないんだけど・・・



「・・・やぱりか・・・。」


ため息をつく柊なのだが、“やっぱり”発言の意図が分からない。



「何がだ?」


「じゃあ、聞くけど・・・


 いつ、花束を渡した?」


「いつって・・・


 出会った時に渡したに決まっているじゃないか!!


 最初にプレゼントを渡す!

 そうすれば楽しい気分でスタートできるだろう?」


「なあ、その花束邪魔にならないか?」


そこまで俺は言われて気づいたのであった。


いや、俺だけではない。

俺の横にいる男も目を見開いた男がいる!!



「そういうことか~・・・。だから、花束を見て嫌がられたんだな・・・。」


 何たることだ!!!


 そんな失態を俺がするとは!!!



「藤本、お前が同じものを貰って、じゃあ、これからデートをしましょう!って言われて、

 迷惑に感じるだろう?」


「・・・ああ・・・・。」


柊の指摘は正しい・・・


確かにそんなモノを持ってデートをすると、

せっかくの楽しいデートが台無しになってしまうではないか・・・


俺だったら気の利かないやつだな~っと思ってしまうだろう・・・


・・・あれ?


俺・・・


気の利かないややつになっている!?


気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ