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家庭教師(JD) ~1~

「柊・・・正直に答えてくれ・・・。」


「どうした?」


「お前・・・女子大学生に家庭教師をしているって・・・本当なのか!?」


「ああ、してるよ。」


「どういういきさつでだ!?何で俺に教えてくれ!!」


「・・・教えてもいいけど、お前にその機会が来るとはおもえないけどな・・・。」


「そんなことはない!きっと俺ならうまく立ち回れるはずだ!!

 柊以上に俺なら勉強を教えられるはずだ!!」


「・・・勉強はわかるけど・・・立ち回るってどういことだよ?」


「勉強も教えながら、それ以外のこともきっと上手に俺は教えれるさ!!」


「・・・そんな邪な考えしかないから、今までうまくいかなかったんだろう?」


「そんなことはない!

 まだまだこちらのデータ不足もあって、女子高生とはうまくいってないだけだ!

 まだまだこれからだ!これから蓄積されたデータが活かされるんだ!!」


「・・・そう思っている限り、一生回ってこなさそうな気もするけどね・・・。」


「辛辣!!

 だが、俺は負けないぞ!!

 さあ、どうして女子大生の家庭教師を出来ているのかいえ!」


「・・・俺の場合は、今の教え子が別の大学の理学部に入ったけど、

 やっぱり薬学部に行きたいってことで別の大学を来年受験するらしい。

 それにあたって、勉強を見て欲しいらしくて、俺におはつが回ってきたんだよ。」


「なるほど!!そういうことか!!

 ただ、結構それはレアなケースじゃないか?」


「そうか?俺達の周りにも、他の学部が良かったってやつが結構いないか?

 それに俺と同じように教えている生徒もいるぞ、他にも数人な。」


「な!?」


「よく教えてる場所が、家庭教師の事務所の教室スペースとか、

 カフェとかになるんだけど、そこでよく会うからな。

 俺達みたいに勉強している生徒と先生の組み合わせに。」


「な!?」


「気づいてないだけだと思うぜ。」


「・・・女子大生の1人暮らしの部屋で勉強するんじゃないのか・・・。」


「驚いていたのはそっち!?」


「当然じゃないか!!

 そうじゃなかったら、一体どこでしたらいいんだよ?」


「・・・何を?」


「イチャイチャラブラブを!」


「勉強だからな!目的!」


「こっちも教育だ!・・・いや、俺が教えて貰う方か・・・。」


「何普通に答えてるんだよ!!違うからな!そんな甘い関係なんてないと思えよ!」


「それは柊だからないだけであって、他の人の場合にはきっとあるはずだ!!

 要領よく立ち回れば間違いない!」


「・・・絶対にそんな仕事が回ってこないことを俺は確信するよ。」


「ふん!それを判断するのは柊、お前じゃないぜ!

 女子大生が判断するんよ!

 俺の魅力が伝わればきっと大丈夫だ!」


「伝えるだけの魅力がないのに何言ってるんだ?」


「あるわ!!今に見ておれ柊よ・・・。」


「まあ、頑張ってとしか言えないけど、斡旋はいつもの通り岩崎さんだぞ。」


「なぁ!?」


「お前・・・あの壁を越えることができるとは思えないけどね・・・。」


「くぅぅぅ・・・。た、たしかに高い壁があるな・・・・。」


あの壁は確かになかなか厳しい壁だが・・・


俺の熱意をもってすれば大丈夫なはずだ!!!


気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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