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クリスマス:1回生 ~4~

高校生を教えるのは大変!

たぶん柊だから大学生の家庭教師の話が来たんだろうけど、

藤本には一生くることはないと思うぞ?


もう半年も前から家庭教師の事務所に依頼して、

女子高生を紹介してもらうようになったじゃないか!


すでに3回も紹介してもらったにもかかわらず・・・


一回目は、「チェンジ!」と言われ・・・


二回目は、「学力が足りない!」と言われ・・・


三回目は、「生理的に無理!」と言われ・・・


3回とも断れただろうに!!


まあ、チェンジされる容姿や生理的に無理は、

人の好みによるところもあるから、

まあ藤本を気に入ってくれる人に出会えれば改善が出来ると思うだけど・・・


だけど、学力が足りないってどういうことだよ?


お前、女子高生からの質問に答えれなかったんだろう?


そんな賢い高校には行ってない子だからすぐに男女の関係になる!とか言って、

ウキウキで行っていて戻ってきても、女子高生の質問にまったく答えれなかったが、

大丈夫だって根拠のない自信を出していたけど、結局駄目だったよな?


そもそも・・・


お前、よくうちの大学に受かったな?



「受験の時は分かっていたさ!

 だが・・・


 受験が終わればきれいさっぱり消し去ったのさ!!


 だって、次の思い出を入れなくちゃいけないだろう!!


 記憶の容量は有限だ!


 だったら、優先すべきことに使うのは当然だよ!」


「・・・で、その記憶容量に使っているのが、


 AV女優の個人データと出演作のデータ?


 オーケストラ部の女子のスケジュール?


 ついでに言えば、掛けることがないであろう女子の電話番号か?


 そんなくそみたいな容量は今すぐにでも破棄してしまえ!!」


「ばかな!?男の生きがいを捨てろというのか!!」


「男の生きがいって、男全部をひっくるめるな!

 お前と少なくとも俺は違うぞ!

 俺も家庭教師しているけど、高校生にはしっかり教えれてるわ!」


「そ、それは・・・。

 だが!俺だって、女子高生に教える機会を貰えば、

 しっかりと予習していくさ!」


「だけど!お前!

 この間の女子高生の時には、分からずにまったく応えきれなかったのにも関わらず、

 お前がとった行動は・・・


 関西ウォーカー見て、デートプラン考えてただけだろうが!!


 絶対にお前は勉強なんかしない!!


 断言してやるよ!!」


「く・・・・。

 だが、ちゃんと次のことを考えて行動しているだろうが!!」


「進む方向が間違ってるわ!

 もうやめておけ・・・。

 お前に家庭教師は無理だ・・・。」


「い・や・だ!!

 絶対に女子高生の家庭教師をやるんだ!

 っというか、女子大生の家庭教師でもいい!

 何で柊が出来てるのに俺にもそんな話が来ないんだよ!」


「いや・・・お前に来る要素なんって微塵もないからな・・・。」


「微塵もって・・・。」


後日、家庭教師の派遣先に早速電話していた藤本だが、



「顔と学力、それと性格が無理!」


そう事務員さんから言われておりました・・・


全否定?


ところで、なんで俺の部屋でわざわざ電話かけるんだろうか?


・・・とりあえず・・・ほっておいて、ご飯でもたーべよ!

気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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