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クリスマス:1回生 ~3~

大学生が大学生を教える家庭教師って給料が良くて良かったな・・・

「じゃあ、マクドに受かるように頑張れよ。」


「ああ!!任せておけ!俺なら余裕だろうからな!!」


もうすでに働くことが決まったように話す藤本。


あの制服はどうするんだろうか?


自分で洗うんだろうかな~、それだとめんどくさいな・・・


いや!仲良くなった女子高生に洗ってもらえばいいじゃないか!!


などすでに自分の中では受かっており、その後のことについて

皮算用を始めていたのであった・・・。


そうなるといいけど・・・・


いや、世の中のためにもこんな犯罪者をマクドナルドで

バイトさせるのはちょっと問題か・・・



もうすでに、ウキウキしている藤本に、北谷から更なる情報がもたらされる・・・



「そう言えば藤本君、知ってる?


 柊の家庭教師の生徒の中に・・・。」


そこまで北谷が言ったところで、藤本がすぐに被せてくる!

情報通をみせたいんだろうけど・・・

ロクでもない情報まで加筆していた・・・



「うん?高校生がいるってことか?

 たしか高校1、2、3年生と各年代を取り揃えていて、

 それぞれの年齢の肉体を堪能しているみたいだな!」


「・・・お前、そんな事実を知っているのか?」


俺は思わず、藤本の情報に食いついてしまう。

堪能しているだと!?



「いや、俺ならそれぞれ堪能するからな!

 柊もするだろう!!

 味比べできるって・・・うらやましすぎる・・・。」


・・・どうやら藤本の希望的観測らしい・・・



「お前と柊を同じにするなよ・・・。」


「あいつだって男だ!!


 男なら・・・


 やらねばならない時がある!!」


「この場面に全く似つかわしくない言葉を使うな・・・。

 っていうか、その言葉を汚してんじゃねえよ!!」


俺と藤本が騒いでいると、



「・・・お二人とも盛り上がっているところ申し訳ないねんけど、

 決して高校生の話ではないねんな・・・・。」


「「なに!?」」


「な、なんでいきなり2人ともが、こっちを見んねん!?」


思わず俺も藤本も北谷の方をみる!

俺達はにじみより、次の北谷からの言葉を待つ!


あいつ・・・


まだ何かを隠しているのか!!!



「で、何だ?気になってしかたないだろう!」


「早く教えてくれ、北谷!」


「ああ・・・。

 柊は、大学生にも家庭教師をしているっぽいぞ。」


「「・・・。」」


俺と藤本は北谷の言葉を聞いて呆然としている・・・・


・・・


は!?


意識を取り戻した!!



「どういうこと?何で同じ大学生を教えてるんだ?」


「ちょっとまて森永!ここで大事なのは・・・


 北谷が俺達に教えようとしているんだから・・・


 女子大生ってことか!?」


決め顔で俺の方を見てくるのだが・・・



「・・・こんな時だけ推理力半端ないな・・・

 しかも言葉尻をしっかりとらえれる理解力・・・

 普段からのその力の一割でも授業に持って来いよ・・・。」


「断る!!


 真実は一つ!!


 その真実を求める時のみ俺は己の力を限界まで活用するんだ!」


「・・・。」


俺も北谷も言葉を失ってしまう・・・


どこぞの少年探偵からパクった言葉を声高々に何を言ってるんだ?


カッコいいセリフっぽいのを喋ってるけど、

それで留年しかけてたら世話ないぞ・・・



「で、どうなんだ!!北谷!女子大生ってことだろう!!」


「ああ・・・。・」


「やっぱりか!!!」


両手を広げて、天井に向かって、No!っと叫ぶ藤本!


・・・どうしてこいつはそんなにショックを受けているんだろうか・・・


気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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