表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神への祈りは0と1とで出来ている-追放悪役令嬢は修道院から世界を書き換える-  作者: さいべり屋
5: ′ 世界′

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
32/33

██████

こちらは、本日2話投稿したうちの2話目です。

ご注意ください。


「エラーじゃ、ない。……弾かれなかった」


わたしは唾を飲んで次の文字を待った。


──Connection to external entity... LOST.


わたしはこの世界の神になることができる。


──World state... LOCKED.


巨万の富も、愛しい人も手に入れることができる。


──Input stream... CLOSED.


でも、わたしはそれを望まない。


──Execution COMPLETE.


たくさんの努力と、たくさんの失敗と、その上に築いた今日を愛する。



──This world is now standalone.



ふつん。


空気の抜けるような音がした。


祈りの書が、明滅を止めた。


それだけで、何も変わらなかった。


風は相変わらずそよいでいたし、

穏やかな朝日が窓辺を照らしていた。


遠くに誰かの笑い声が聞こえていた。


「 ──E6 8E 8C(てのひら) E3 81 AB() E5 85 89(光あれ)


自分が改変した祈りを呟いてみたけれど、なにも、起こらなかった。



「……やった」


わたしは長い長い息を吐いた。


誰も知らない。言うつもりもない。


だけど、クソみたいなゲームとの鎖を切って、




この世界は、独立した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ