表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

転生したら欲しがり妹だった件~転生者と気がついたのは、修道院に追放後、今更、気がついてももう遅い感じの話

作者: 山田 勝

 ☆王都第18修道院懺悔室



 グスン、グスン、大変な事が起きました。


 お嬢様の留守中に、倉庫のお掃除をしていたら、陶器製のお人形を割ってしまいました。

 ええ、お嬢様が大事にしているお人形です。


 知られたら、きっと、怒るでしょう。


 それで、思いついたのです。

 前々から、お嬢様のライバル令嬢から、私は転職を進められていたのです。

 ええ、お給金をはずむから、是非、レディースメイドをしてくれと・・・

 紹介状も無しでいいと、身一つで良いからと・・・



「私は、行くべきでしょうか?」


「ダメなの~、それは、お嬢様に気に入られているメイドに価値があったの~、この状態で転職しても意味がないから門前払いされるの~」


「ええ、幼女?!」


「10歳なの~、二桁なの~!修行中なの!!ライバル令嬢はトロフィーとして貴女に価値を見いだしたの!お嬢様に真摯に謝るの~、クビ覚悟で、謝罪をしたら、最低、屋敷には残れると思うの~」


「賠償を求められたら、私、奴隷として売られますわ!」


「でも、それしかないの~、ムチを持参して、平伏して、これで打って下さいと訴えるの~、そうすれば、チャンスはあるの~」


「あの、帰ります。無責任です」



「あの~、献金欲し~の」


「無理です!」



 ・・・怒って帰った。まあ、仕方ない。


 私はメアリー・スー。スー伯爵家の第2子、お姉様の物を欲しがっていたら、修道院に追放された。


 ショックで気絶したら、前世を思い出した。前世は、会社の人事だった。

 今更、思い出してももう遅い。

 折角の異世界だけど、日本刀の作り方でも修行しておけば良かったか?



「メアリー!懺悔室の掃除、終わったかのう?」


「は~い。もうすぐなの~」


 滅多に、人が来ない女神教会、老シスターと私だけの寂しい教会だ。

 私は、吟遊詩人にも歌われた欲しがり妹だ。

 人が来ない修道院に行くように配慮されたみたいだ。



 今日、懺悔室の掃除をしていたら、人が来たぜ。

 そのままなし崩しで相談を受けた。

 まあ、話を聞くだけで、人の心は晴れると言うから、大丈夫だろう。多分、きっと。




 一方、相談をしたメイドは、他の教会を回った。

 欲しい言葉を探し回ったのだ。

 そう、他家に移る理由付けだ。



「女神様は見ておられます。これで罪は許されました。さあ、お気持ちをお願いします」

「あの、アドバイスを・・・」


「教会は、アドバイスをするところではございません。ご自身の良心に従い行動をしてくださいませ」



 どうする?教会なら、秘密を守られるけど・・・知り合いに、相談したら、すぐに、広まる。

 ここだけの話が、ここだけの話になるわけがない。


 万策尽きて、遂に、あの幼女のアドバイスに乗った。




 ☆☆☆公爵家



「お、お、お嬢様、大事にしているお人形を、壊してしまいました・・どうぞ、ムチで打って下さいませ」


 壊れたお人形を、丁寧に布に包み。お嬢様に見せる。

 私は、平伏して、スカートが花のように床に広がった。

 両手でムチを差し出した。謝罪として大仰過ぎるわ。


 周りの使用人達も注目しているわ。しまったわ。これで、私の人生終わりだわ。



「あ、そう、じゃあ、この子の手術、依頼してきなさい。手術できるところは、王都の端よ。遠いわ。貴女が責任を持って、依頼してきなさい」


 チャリン♩


 お金を渡された。

「え、お給金から引かないのですか?」

「引いて、欲しいの?お人形はプライスレスだけど、市場価値はあるわ。この子、貴女のお給金の数ヶ月分だわ。それともワザとかしら?」


「いえ・・誓って、そのようなことはございませんわ」


「留守中に、倉庫まで掃除をしていたのね。感心したわ。もし、貴女が言い出さなかったら、衛兵隊に調査を依頼するところだったわ」


 え、私、褒められたの。

 初めて、認められた。

 もし、他家に移ったら、衛兵隊が来て、引き渡されたかもしれないわ。


 このお嬢様、厳しいように見えて、根本的なところで優しいのよ。


「グスン、グスン・・ウウ」


 パチパチパチ!


「スージー、偉いぞ」

「ああ、おかげで、俺たちが、疑われなくてすんだ・・」

「グスン、グスン、こんな素晴らしいお嬢様に仕えられて幸せだわ」



「・・・ところで、謝罪をしたのは、貴女の意思だろうけど、この芝居がかった謝罪は誰の入れ知恵?」


「はい、第18女神教会の懺悔室です。幼女の声でした」


「そう」



 ・・・・・・



 ☆☆☆第18女神教会


「あれ、最近、お参りに来る人が多くなったの~」


「あの、懺悔を・・」


「シスター様はいないの~」


「いえ、貴女にお願いしたいのです」

「幼女なの~」




 ・・・・


 何だ。何が起きた。



「私は見ての通り不細工で・・女性にモテません。モテモテになりたいのです。どうしたらいいでしょうか?」


 懺悔じゃないじゃん。さっさと帰らそう。経典だと、まあ、何だっけ。一人の相方を大事にしなさいって感じだ。



「フヌ、どんなモテモテでも、一生、添い遂げる異性は、一人なの。本当に大事に想ってくれる人は一人なの~、出会いを大事にして、もっと、良い異性が現れるとか思わないの~、一人のモテモテになればいいの~」



 これは、あれだ。同級生でイケメンがいた。親が会社社長、話しも上手くて、女子に大人気だったが、意外だったのは、結婚の相手は、まあ、容姿は良くなかった。


 話を聞いたら、


『俺が本当にキツい時に、彼女は支えてくれた・・人生のパートナーだ。俺の容姿と金につられてきた女は・・・親父の会社の事業が失敗したら、金回りの良い男になびいた。彼女、俺を支えるために簿記を勉強している』


『お幸せに・・・グスン』


 本当のイケメンは、人生のパートナーを選ぶのだ。

 あったな。スポーツ選手で、かなり年上の女性を選んだおとこ、英語が出来て、旦那様を支えているそうだ。





「あ、有難うございます・・・」


 チャリン♩



 ・・・・・



「トム、どうしただ?花さ、持って来て」

「結婚してくれ、君の献身に気がついた。幼なじみだから、今まで当たり前に思っていた」

「嬉しいだ。親に挨拶にいくべ!」




 ☆☆☆数週間後


「ヒィ、何で、こんな寂れた教会に人が沢山来るんじゃ。メアリーを指名しておる。掃除はいいから、懺悔室に入れ」



「はいなの~」



 まあ、相談内容は、いろいろある。


 恋とか、人間関係とか、中には、投資関係とか、


「実は、かなり利回りが良い投資話があるのです。紳士クラブで、外国の伯爵から紹介されました。

 一月で2倍になるそうです。魔道通信の基地局を作る事業で、今、ここだけの話です。試しに金貨10枚を預けたら、翌月20枚になって返ってきました。

 全財産を預けるべきでしょうか?伯爵は万が一があるから、やめておけと言うのですが、どうしてもやるなら、相談に乗ると言ってくれました。枠が後少しのようです」


 そんなことあるわけがないが、相談に来るってことは乗りたいのだ。


「メアリー、昔話をするの~、ある日、山から、精霊がやってきたの。麦一樽を預けたら、魔術で2倍にして返すと言うの。農民は半信半疑で預けたけど、翌日、二樽になって返ってきたの~、次は倉庫ごと依頼したら、精霊は断ったの。他の農民も回らなければならない言うの~、ハンスは、熱心に精霊にお願いしたの~・・・」


「シスター様、それは、昔話、悪精霊に騙されたハンスでは・・・ハッ!」


 ほお、何かに気がついたようだ。



 そんなこんとを、やっていたら、あのメイドが、一人つれてやってきた。釣り目で厳しそうな令嬢だ。

 お忍びの服だが、上品さは隠せない。金持ちそうだな。献金弾んでくれるか?


「ここね・・・」

「はい、お嬢様」


「懺悔するの~」


「私の婚約者が、男爵令嬢に入れ込んでいるの。真実の愛に目覚めたと言って、うっとうしいわ。婚約者と言っても、もう姉弟みたいなもの。同年齢よ。引いてもいいけど、一応、面子があるわ。公式の場で、婚約破棄を宣言されたら、面倒くさいわ・・」


 もはや、懺悔じゃないじゃん!これは、あれだ。婚約破棄ものだ。ここに相談に来るってことは、婚約者に、少しは未練があるのか?


「フニャ、なら、こうするの・・・」


 私はアドバイスをした。



 ☆☆☆王宮



「ダンリー、好き、好き!・・・あら、どうしたの?平民の格好をしてぇ、お忍びで街にいくのね」


「キャサリン、実は、廃嫡になった。公爵令嬢との婚約を解消したい。君と結ばれたいと父上に言ったのだ。そうしたら、即、廃嫡で、市井で君と暮らせって命令された。共に頑張ろう」


「・・・私、お父様に相談をしなければ・・・」


「キャサリン・・・待て、何故、逃げる・・」



 実は、これは、メアリーの助言により行った廃嫡エンドを演技したのだ。

 真実の愛なら、たとえ、王子でなくても添い遂げるはずだ。と王子をたきつけた。


 しかし、それっきり、男爵令嬢とは連絡が取れなくなった。

 調査の結果、ライバル令嬢の工作と判明した。

 目的が達成出来たので、遁走したのだ。

 男爵家もダミーだ。


 王子は、意気消沈とした。


「ダンリー・・・真実の愛じゃなかったわね」

「もう、女の気持ちが分からない・・・」

「そう、私との婚約は、今後の態度次第だわ。でも、しばらくは、様子を見てあげるわ」

「グスン、グスン、エリザベス」

「ちょっと、抱きつかないで・・・もう、困った殿方ね」




 ☆☆☆数ヶ月後


「「「メアリー様!」」」


 ヤバい、ヤバい。人が押し寄せて来た。

 個別対応は無理になった。


 老シスターは、金を数えてやがる。


「メアリー新聞を発行したの~、一部銅貨一枚なの~」


「「「「買う!買う!買う!」」」


「メアリーのお話会をするの~」


「「「「行く!行く!行く!」」」


 お話の内容は、何てことはない。過去の偉人の名言を適当に話して、身に起きた事につなげて、さも、自分が偉いと思わせる。

いつも、名言を持ち出して、自己正当化する奴がいた。その真似だ。


「ピエール法王様は言ったの~、女神様の法と王様の法があるのそれは矛盾しないの~、メアリーは・・・・」


「「「「ワワワワワワーーーーーー」」」」


 うわ、何で、これで、喜ぶのだ。


 そして、老シスターは、慢心した。


「ヒヒヒ、メアリーちゃんは、働かなくていいよ。信徒が自発的に教会のことをやってくれるからのう。ほら、ペロペロキャンディーじゃ。これ、舐めて椅子にすわっておればええ」


 貴重な糖分だ。もらったが、


 ペロペロ~


「フヌー、ダメなの~、教会の事をしてくれる信徒には、お給金払うの~、メアリーも掃除するの~、ご飯作るの~」


 これも、信者に聞かれた。


「「「「オオオオオオーーーー」」」

「さすが、メアリー様!」

「このBBAを追い出せ」


「ヒィ」


 アカン、アカン、敵対者に激しく攻撃する。まるで、どっかの新興宗教か?


「ダメなの~、シスター様は、悔い改めるの~、人は失敗するの~、失敗したことのない人だけが、シスター様を責めるの~」



「そうだった・・・」

「何て、素晴らしい」


「ワシャ、この歳で気がついた。メアリー、いえ、メアリー様!」



 うわ、超年上のシスター様が、すがりついた。

 もう、ダメだ。この流れは止められない。


 そうだ。今度の集会、お馬鹿になろう。そして、幻滅してもらおう。



 ☆☆☆メアリー集会



「メアリーは、お遊戯をするの~、皆に見てもらいたくて、練習をしたの~」



 ドン!ドンドンドン!



 ♩魔族が巣くう世の中を~♩


 私は、扇を広げて、ヒラヒラ踊る。

 女神教の進軍歌だ。

 庶民でも歌えるのは、単調な軍歌ぐらいしかなかった。


 メアリー合唱団が知らない内に結成されていた。


 これで、引くだろう。


 ♩進め。我ら、女神の下僕~♩



 パチパチパチパチ!


「メアリー様!」

「メアリー様、叱って!」

「女神様の御使者だ!」


 何故、感動する・・・・


 そして、更に、信者達がおかしくなった。


「何で、メアリー新聞がこんなに売れるの~」


「はい、信徒が、自発的に進めているのです。支部を作ろうかと」


「ダメなの~、絶対に無理をしているの~!」



 調べたら、一家庭で、5部取っているところがあった。


「一家庭一部なの。他人に勧めるのは禁止なの~じゃなきゃ、第18教会から除籍なの~」

「ヒィ、それだけは・・・」


 


 何だ。この熱狂は・・・


 もっと、お馬鹿になろう。


 そして、幻滅をしてもらおう。


 と、頑張って、お遊戯や劇をしていたら、評判になった。


 例えば、


「メアリーのお出かけなの~」


「「「ニャンーニャー!」」

「「「ワン!ワン!ワン!」」」


 猫4匹、犬2匹を、リードでつなげて、馬車に模して、歩き回る。


「まあ、可愛らしい」

「・・・これは、倹約をしろと言うことか?」

「ああそうだ。馬車は4頭立て、護衛は二人ということか。護衛を減らさないところがメアリー様の見識だ。すばらしい」



 一部、貴族や富裕層に刺さった。



 なら、欲しがり妹だ。私は、欲しがり妹で、追放されたのだ。

 劇を行った。メアリー劇団だ。いつのまにかに結成されていた。

 欲張りなお嬢様が失敗する劇だ。


「欲し~の。欲し~の。土地が欲しいの~、もっと値上がりするの~」

「お嬢様、欲張りでございます」


 そして、


「ウワ~ン。全財産をかけたら、土地の値段が暴落したの~没落したの~」

「クス、お嬢様、ざまぁでございます」



 ヒソヒソ~


「土地が高騰しているが」

「これは、メアリー様は、引けと訴えているのだ」

「ああ、生業に勤しもう」


 やがて、土地バブルがはじけた。



「「「「メアリー様!メアリー様!メアリー様!」」」」


 もう、策が尽きた。と落胆していたら、救いの精霊様がやってきた。


 お姉様が、スパダリを連れてやってきたのだ。


 ドン!


 乱暴に教会のドアが開く。


「皆様、聞いて下さい!このメアリーは、スー伯爵家のメアリー、あの欲しがり妹ですわ!騙されてはいけませんわ!」


「そうだ。欲しがりが過ぎて、貴族を追放になったのだ」


 欲しがり妹の姉は、妹を修道院に追放して、ハッピーエンドになるハズではないのか?


 まあ、いい。良いところに来た。

 ここは、土下座して、謝罪しよう。




 ドサッと膝をつく。


「お姉様、その節は、失礼しましたの~、申し訳ございませんなの~」


「「「メアリー様・・・」」」


 さあ、どうだ。幻滅したか?しろ!


「私は、あの欲しがり妹のメアリーなの。皆様、騙して、ごめんなさいなの~」



「・・・お父様とお母様も蟄居したのよ。また、貴女は、その顔で、皆を騙して!」

「そうだ。まだ、教育が必要だ。当家で、行儀の教育する。これは、スー伯爵の当主権限だ」


 え、実家に復帰?知らないな。


 皆は、どうだ?


 ザワザワザワ~


「あのメアリーだなんて、信じられない」

「いや、これは、試練を与えているのだ」


 と言うものもいれば、


「何だ。こいつらは?」


とお姉様たちに敵意をむき出しにする人もいた。


しかし、


「いいえ。メアリー様は、メアリー様、私たちに救いの手を差し伸べて下さいましたわ!」

「オラ、トムと結婚できただ」

「そうじゃ、ワシも怪しい投資に乗らんですんだ」


「「「そうだ、そうだ!」」」

「お前ら、出て行け!」


何?世論が、問題なしでまとまってきた。

そうか、あったな。アメリカで、インチキ宗教の新聞広告で、地球滅亡の日を預言するものがあった。目にしたある心理学者が潜入した。当然に、滅亡の日ではなかった。外れたのだ。


しかし、信者は、動揺したが、時間が経過すると、何事もなく、普通に帰った。


韓国だと、集まった信者は、号泣したり暴れ回ったとあるが、お国柄だろう。


アメリカの方か?


「メアリーは欲しがり妹なの~!我が儘娘なの~」


ドン!

と今度は、近衛騎士達がやってきた。


「陛下のご登場である!」


何だ。ヒゲヒゲの男がやってきた。あの釣り目の令嬢もいる。隣に、貴族の男か。


「メアリーよ。貴族に復帰せよ。これは、王命である」

「そうよ。公爵家預かりになるわ。私の義妹になるのよ」



「ヒィ、陛下!」

「これは、欲しがり妹ですよ!」


「許可を受けずに、話しかけるとは無礼だ。まあ、いい。確かに、修道院に追放の書類にサインをしたが、教育が目的である。なら、心を入れ替えたのなら、復帰の道はあるぞ」


「そうよ。メアリー嬢は、10歳だ」

「親に問題があった」


「ヒイ、そんな・・・」


人事をやっていた前世を思い出した今なら、分かる。

お姉様は、瑕疵のある相手でしか輝かないタイプなのだ。

あったな。論破帝王。ゴホン。


実家は、土地バブルで、資産を失い。苦しそうだ。

また、社交界で、話題になるために、私を引き取ろうとしたみたいだ。


後の調査だと、私の欲しがったものは、伯爵家の資産の1パーセントにも満たなかった。

マリーアントワネットか?


私は・・・


「フフフ、貴女は、今日から、義妹メアリーよ」


「やーなの!」


「へえ、この熱狂を鎮めるには、既存の権威に合流するしかないわ。このままだと、カルト宗教の教祖になるわ」


「フへ」


私は、欲しがり妹から、欲しがり義妹メアリーになった。何か禍々しそうだ。










最後までお読み頂き有難うございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ