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猫の目にさえ恋風が〜ルミの気まぐれ  作者: セドケン
猫の夢、私の願い
4/20

その4

それから一時間くらい過ぎて、私は目を覚ました。


(いつの間に寝たんだろう? あーあ、何だか疲れちゃった)


ベッドを降りようと体を起こした時、私はある事に気づいた。


(なんか大きくなってない?!)


泣きすぎて目がおかしくなったのか、見慣れたベッドがいつもの数倍大きく見える。


(なんだか体もおかしくない?)


自分の体を起こしたつもりが上手く起き上がれずにコロンと転がった。

その感覚にも違和感がある。

体全体が小さくなってしまったような感じがあり、さらに言うなら、


(私の体じゃないみたい)


普段の数倍高く感じるベッドから覚悟を決めて飛び降りる。


ストン、と床に着地した時、自分が四つんばいであると気付く。


(どうゆう事?!)


全身を映すスタンドミラーの前に走っていき自分の姿を見た瞬間思わず声が出た。


「ふにゃっ?!」


(私の顔がルミの顔に??)


というより、


(何で私ルミになってんの???)

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