第88話 オーマイガー!!
ボクたちは自宅へ到着すると駐車場がある地下に向かい、車を停めた。
それぞれ車を降りてボクたち4人は集まる。
佳宏「お2人とも!自宅はもうすぐですよー!」
紫帆「…異次元空間にいるみたい。超高級車しか停まってない。佐藤くん。あなた大丈夫?」
高嗣「え?な、何がですか?」
紫帆「あなたこんな全く違う世界にいて大丈夫なのか聞いているのよ。同居しているお相手は超有名人!超が何個も付く大金持ち。お世話係も何人も付いてる。雲の上の存在の人じゃない。あなた大丈夫?」
高嗣「…か、彼は意外と庶民的ですよ。」
紫帆「そういう問題?!」
清水「ジェイミーさん。俺は単純に楽しみですよ。ジェイミーさんから招待を受けたことに対して。楽しみましょう!」
佳宏「ふふ。それじゃあボクがお2人を案内しますよ。ところで、お2人のお名前を教えてください。そういえばまだ聞いていませんでした。」
清水「俺は清水コウタロウ。22歳。たかしと同じ大学の4年生。北海道旭川市出身。趣味は女の子のアイドルを鑑賞すること。爆乳が好みだ。ジェイミーさんも爆乳好きか?」
佳宏「ふふ。コウタロウさんだね。ボクより3歳お兄さんだな。ボクはレディーに対して胸より尻の方が興味をそそられるな。」
清水「お尻か!なるほど。」
佳宏「ショーツは尻が完全に見えるTバックでないと。」
清水「エロいな。」
佳宏「ボクは普段からセクシーで大過激なショーツしか身に付けません。個人的にアソコが隠せればいいんです。普通のショーツは開放感を感じず好きではありません。」
清水「普段からそんな勝負下着を!凄!」
紫帆「キモ。佐藤くん。あなたよくこんな変わった人と仲良しね?」
高嗣「あの、まずボクたち幼馴染からスタートしてるんで。友達というより家族同然なんです。だから一緒にいるんです。彼は見た目がボクと正反対の人間だけど、中身は素敵な人間なんです。」
清水「なるほど!だから2人は一緒にいるのか。たかしも信用しているわけだな。」
紫帆「次、私!名前は松山シホ。年齢は秘密。既婚者で息子が1人いま」
佳宏「オーマイガー!何だと?!」
紫帆「急に何よ!」
佳宏「旦那さんがいたとは!デートしたかったのに!クソ!…まぁいい。松山シホさん。ボクぜひ貴女と親友になりたい!フレンドになっていただけませんか?」
紫帆「えー?私が貴方と?」
佳宏「はい!ぜひ親友になっていただきたい!貴女の願いなら何でも叶えるよ。協力するよ。」




