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第85話 貴女に少し興味がある

紫帆『…あの二人これでうまくいくといいけど。ハア。』


スタスタスタ


 松山さんがため息をつきながら校内を歩いて駐車場へ向かい、自分の車を見つけ車へ駆け寄る。

しかし、隣の車に思わずビックリして隣の車をジーっと見つめ続けた。


紫帆『何これ!これってもしかしてスーパーセレブ御用達の車?でもどうしてこんなところに。…まさか例の佐藤くんの友人のジェイミーが学校に来てるとか?でもまさか、超有名人がこんなところにくるかしらー?』

ソウジ「…The young lady there.(そこのお嬢さん。)」

紫帆「…。」

ソウジ「A tall older sister with long black hair there!(そこの黒髪のロングヘアで長身のお姉さん!)」

紫帆「What?Is it me?(え?私ですか?)

ソウジ「That's right.(そうです。)」


松山さんの目の前には黒服にサングラスをかけた体格がいい長身の男性が立っていた。


紫帆「Oh,how about you?(あ、あなたは?)」

ソウジ「I am your husband's manager and one of the bodyguards.(私はご主人様のマネージャーであり、またボディーガードの一人であります。)」

紫帆「That's what I thought.(やっぱりそうでしたか。)」

ソウジ「Please move. I want to go with my master.(どいてください。ご主人様のお通しをしたいのです。)」

紫帆「Oh?Who is the master?(あら?ご主人様ってどなた?)」

ソウジ「I don't have time to talk to you! Get out of here!(貴女とお話している暇はありません!早く退きなさい!)」

佳宏「Well, well, Souji. I don't mind if I'm late. I just show up at the company. (まあまあソウジ。別に俺は遅れても構わないけど。会社に顔出すだけなんだし。)」

紫帆『ジェイミー・バーナード。やっぱり貴方いたのね。”遅れても構わない”って!ルーズだって噂は本当かもしれないわね…。しかし、彼の格好がおかしすぎる!タンクトップにホットパンツにヒールの高いブーツって。気持ち悪いって言葉しか出てこない。超絶ナルシスト男!!』

佳宏「Sister. I'm sorry. The manager is messing around.(お姉さん。ごめんなさい。マネージャーがいじわるで。)」

紫帆「No, I don't think so.(いえ、そんなことないと思います。)」

佳宏「No, no, my manager is hand-headed. No matter how careful I am, it's hand to accept the story. (いやいや、ボクのマネージャー頭が固いからね。ボクがいくら注意してもなかなか話を受け入れられないのさ。)」

紫帆「…。」

佳宏「Oh! What about your sister's car? (あ!お姉さんの車は?)」

紫帆「Wow, my car?! My car is a white mini car next door. (わ、私の車?!私の車は隣の白の軽自動車です。)」

佳宏「Wow! Your sister has good taste! I have no complaints about my sister's car. (ワオ!お姉さんセンスいいね!ボクはお姉さんの車に文句ないよ。)」

紫帆「What? Compared to your car, my car...(え?貴方の車と比べたら私の車なんて…。)」

佳宏「Sister. My car was just chosen by the manager. The manager is too noisy again.(お姉さん。ボクの車はただマネージャーが選んだだけなんだ。マネージャーがこれまた口うるさくてね。)」

紫帆「What? Didn't you have any hope?(え?貴方の希望はなかったの?)」

佳宏「Yes. Because I'm not interested in cars. I love the field of beauty.(はい。ボクは車に関心がないので。ボクは美容の分野が大好きなんですよ。)」

紫帆「That's right. See you later. (そうなんですね。ではまた。)」

佳宏「What? Aren't you interested in my story? I still want to talk to you. (え?ボクの話に興味ないんですかー?ボクまだ話したいのに。)」

紫帆「I have something to do at home from now on, so please excuse me. (私これから家の用事がありますのでこれで失礼します。)」


スタスタスタ

バンッ

ブーン


 松山さんは急いで車に乗り込み、学校から去った。


佳宏「綺麗なアジアンビューティーだったなー。ケイトとはまた違う魅力がある。俺もそろそろ切りかえないとね。」

ソウジ「…ジェイミー様。彼女に好意を抱きましたか?」

佳宏「ちょっと興味がある。もう少し話したかったな。」


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