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第69話 ヒロがテニス選手になったきっかけ

倫子「雪田さんはどこに住んでいるんですか?」

美々「学校から歩いて10分のパール寮です。」

倫子「私もです!ベトナム人の同級生と同居しています。」

美々「倫子も?偶然だね!私はブラジル人と同居してるよ。」

倫子「後でお家来て下さい。一緒に遊びませんか?」

美々「いいよ!」

倫子「松山さんも一緒にどうですか?」

紫帆「…私は遠慮するわ。今日バイトあるし。」

倫子「そうなんですねー。残念です。女子寮なので男子は入ったらダメですよー。」

悟「まじ?混ざりたかったのに。ね、高嗣。」

高嗣「…ボクもバイトです。」

悟「まじかよ。ねー、リンちゃん?外で遊ぼうよ。」

倫子「今日は家で遊ぶ日です。申し訳ないですが…。」

悟「そんなー。今日一人かよー。」


ワイワイガヤガヤ


 ボクらが騒いでいる頃フロリダにいるヒロたちは…。


佳宏「よし!太陽。休憩しようか。」

太陽「うす!」


二人は器具から離れてそばにあるソファに座る。


佳宏「太陽は運動神経が並外れていいね〜!まるで俺の様だ。」

太陽「アハハ。」

佳宏「絶対選手になれる才能あるよ〜!」

太陽「そうか?すか?」

佳宏「もちろん!せっかくの才能と素晴らしいコーチと俺に巡り会えて運がいいんだから、ちゃんと努力するんだよ。太陽には俺がついてるから安心して!」

太陽「…あざーす!一流になれるように期待に応えられるように努力するっす。」

佳宏「一流になったらいつでも練習相手になってあげるよ!」

太陽「あざーす!…そういえば、ジェイミー師匠は何でテニス選手になったんすか?」

佳宏「…ジョンから誘われたんだよ。」

太陽「ジョンコーチ?」

佳宏「うん。俺は元々フィギュアスケート習っててフィギュアスケートの全米大会で強敵が多くて、ライバルたちにいつも負けてばかりだった。家に帰っても落ち込んでて何とかして王者になりたかった。王者になりたい気持ちが強かった。落ち込んだ俺を見かねた父は俺を連れてフロリダに行った。フロリダを旅行中に急に父の提案で父と公園でテニスをする羽目になった。そこで偶然出会ったのがジョンだった。ジョンは俺にすぐ家に来るように指示した。ジョンについて行くとテニスコートに到着して、急にジョンからラケットを渡され、あれこれやれと指示される。俺は言われるがまま指示に従った。ジョンはビックリした顔をして、キミは才能がある。荷物をまとめて明日からうちに来なさい。と言われた。それから俺はフロリダへ移住してテニス選手になったわけさ。」

太陽「元々テニス選手じゃなかったんすね。でも、テニスで才能発揮して今のジェイミー師匠がいる感じっすね!良かったですね、王者になれて。」

佳宏「もちろん!じゃないと俺は今頃もっと大変だっただろう。ジョンのおかげだよ。」

太陽「俺も頑張って王者にならないとな!俺目標は王者っすから。」

佳宏「そうこなくては!じゃあ練習再開するよ!」


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