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第63話 ヒロの一日

 ヒロのオススメのハンバーガーが運ばれ鷹島さんは早速口にする。


太陽「頂きます。…うま!」

佳宏「やっぱり?」

太陽「…はい。」

佳宏「…どうしたの?顔色悪いね。」

太陽「…あの。これもおいしいんすけど、俺テリヤキの方が好みっすわ。」

佳宏「…そうなんだ。素直だね。」

太陽「すみません!」


鷹島さんはヒロに土下座した。


太陽「…弟子にしてもらえませんよね?」

佳宏「ボクはまだ弟子にしたくないとは思ってないよ。」

太陽「マジっすか?!アザース!」

佳宏「食べたらすぐ次行くよ。」


 そのあと、鷹島さんは超高級スパや高級ジムに連れて行ってもらった。


太陽『トップ選手はやっぱり違うんだな。俺もなりたいな。』


 車は全てやることを終えるととある高級な一軒家の前へと到着した。


太陽「…ここは?」

佳宏「俺のフロリダの家だよ。」

太陽「え?」

佳宏「今日から太陽はボクの弟子だよ。俺の家に住んでもらい、365日行動を共にしてもらう。」

太陽「俺合格すか?ハンバーガーは好み違うし価値観違うし。マジで俺合格すか?」

佳宏「うん、たしかに俺と違うところはある。でも、太陽の良さを俺は認めた。太陽のいいところは素直なところだ。裏表ないからすぐ感情が気持ちがわかりやすくていい。」

太陽「マジっすか?!」

佳宏「太陽、合格だよ!これから毎日よろしくね!だから、家に入ろう。」

太陽「アザース!マジ嬉しいっす!これからよろしくお願いします!」



 二人は家に入るとヒロは鷹島さんに部屋を案内する。


佳宏「太陽。明日は朝が早いから夜ふかししないでね。」

太陽「了解っす!」


 ヒロが部屋を後にすると、鷹島さんはスマホを取り出し電話をする。

相手はボクだった。


プルプルプル


高嗣「鷹島さん…。はい、もしもし。」

太陽「高嗣!聞いてくれ!俺テニス選手の弟子になったんだ。」

高嗣「弟子ですか?」

太陽「おう!ジェームズ・バーナードさんの。」

高嗣「え?ジェームズ・バーナード?!」

太陽「あぁ!ジェームズさんの元で頑張って修業してトップを目指すつもりさ。」

高嗣「…話についていけません。嘘ですよね?」

太陽「は?マジだし!てか何でそんなに信じてくれねーんだよ。」

高嗣「…だってあのジェームズ・バーナードですよ。ジェームズ・バーナードは忙しくてそれどころじゃないんでしょうか。」

太陽「マジだし!なら今度ジェームズさんとのツーショットお前に送るよ。信じてもらえないなら!おやすみ!」


プープープー


ボクは、鷹島さんがヒロのお弟子さんになったとは本当に信じられずにいた。

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