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第59話 浦嶋家の問題解決

 おじいさんはその後、息子さんに電話した。


一彰「もしもし。佳巳か?」

佳巳「もしもし。父さん!どうしましたか?」

一彰「お前に手助けをお願いしたい!頼む!」

佳巳「え?」

一彰「私もそろそろ80近い。引退したいんじゃ。」

佳巳「父さん…。ごめんなさい。跡継ぎにならなくて。」

一彰「何だか最近クジョウグループの御曹司がアメリカの学校で問題を起こしたらしい。何でもジェイミーを憎んでいるらしい。で、ジェイミーの代わりに佐藤さんたちをいじめているみたいだ。先日ジェイミーが私の元に来た。浦嶋家を乗っ取ろうとしているのだとか。許せないと言っていた。佳巳。何とかならんかのー。」

佳巳「…そのことでしたら、みよしが。みよしと電話して下さい。みよしならきっと頼りになりますよ。」

一彰「みよしか。了解した!みよしと話そう。」


おじいさんはその後ヒロの一番上のお姉さんと話し合ってお姉さんが跡継ぎになることで一件落着した。一番上のお姉さんは芸能界を引退して次の月から浦嶋グループで働くことになった。

 ボクはその頃、日本にいて鷹島さんたちとバーベキューを楽しんだ。


太陽「皆。久しぶりだな!俺は今コンビニでアルバイトしてるぞ。」 

倫子「コンビニですか!」

悟「もっとちゃんとした職につけよ〜。」

太陽「だってやりたい仕事無くてさ。とりあえずコンビニで働いてる感じ。」

倫子「でも、とりあえず鷹島さんが無職でないことは良かったです!」

悟「次会う時はちゃんとした職についてろよ。」

太陽「へーい。へーい。」


ボクは日本でバーベキューを楽しんだ後、アメリカへ帰路した。アメリカへ帰路してから何日か経ち、ヒロから電話があった。


プルプルプル


高嗣「もしもし。」

ジェイミー「ハーイ!タカ。ありがとう!ボクの為にタカがボクのじいちゃんにお願いしてくれたらしいね!タカには感謝しかないよ!これで家の問題は解決できそうかもしれない!本当にありがとう!」

高嗣「どういたしまして!でも、お姉さんは跡継ぎになって良かったんでしょうか?好きな仕事辞めたみたいだし。」

ジェイミー「姉なら大丈夫だよ。この前の九条事件から考えが変わって跡継ぎしたい!と思ったみたいだし。まあきょうだい全員同じ考えだったんだけどね。だから、これからは一番上の姉を下のきょうだい皆で支えていくつもりだよ。」

高嗣「そうなんだ!おばあちゃんはそれで納得してるの?」

ジェイミー「ばあちゃんは渋々納得したみたいだけど、本音は跡継ぎは男のボクが良かったみたい!だけど、姉がボクをかばってくれて…。姉には感謝しかないよ。」

高嗣「いいお姉さんで良かったね!」

ジェイミー「うん!良かった!ばあちゃんが姉さんで満足できないなら俺も姉さんに力を貸すつもりだし、とにかく頑張るよ!」


こうして、浦嶋家の跡継ぎ問題は解決したようだった。


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