第54話 ボクの実家でおしゃべり
ボクの実家へ到着すると母と祖母が迎えてくれた。
高子「高嗣!おかえりなさい!待ってたわ。」
高嗣「お母さん。ただいま!お母さんを久しぶりに生で見れて嬉しいです。」
高子「お母さんもよ。高嗣。」
百合子「おかえり!高嗣!ちょうど帰ってくる時間に合わせてお菓子焼いておいたよ!入ったら食べなさい。」
高嗣「ありがとう!おばあちゃん!あれ?お父さんとおじいちゃんは?」
高子「お父さんは仕事。おじいちゃんはゴルフに出かけてるわよ。」
高嗣「そうなんだ。あ!お母さん、この人が浦嶋佳宏だよ。」
高子「あら!佳宏くん!高嗣がいつもお世話になってるわ。さあ、上がって上がって。」
ジェイミー「お久しぶりです、高嗣のお母さん。お元気そうで何よりです!それから、はじめましてになりますよね?高嗣のおばあちゃん。浦嶋佳宏です!よろしくお願いします。」
高子「いつもテレビ見て試合応援してるわよ!ねぇ、お母さん?」
百合子「そうだねぇ!矢野くんと闘う時は特に楽しいね!」
ジェイミー「いつも見て下さりありがとうございます!これからも楽しい試合をお届けしたいと思っていますので、よろしくお願いします。」
高子「さあ。中へ入って。」
ソウジ「私はこちらでお待ちしております。」
ジェイミー「OK!」
居間へ入ると席に座るよう促される。椅子へ座ると母が紅茶、祖母がシフォンケーキを用意してきた。
百合子「今日はハチミツレモンのシフォンケーキだよ。」
ジェイミー「おばあさんがお菓子づくりが趣味だということは高嗣から聞いていました。日本にいる時は毎日おばあさんのお菓子を食べていたと…。」
高嗣「おばあちゃんのお菓子は絶品だよ!お菓子屋に負けないくらいおいしい!」
ジェイミー「そうなんだ。自慢のおばあさんだね!」
2人「いただきます!」
パクッ
高嗣「おばあちゃんの味だ…。やっぱりおいしい!毎日食べていた味だ。懐かしい。」
ジェイミー「オーマイガー!タカの言う通りお菓子屋に負けないくらいおいしい!タカのこういう料理上手なところはおばあさんからきているのかもしれないね!」
たわいもない話をしているうちにお昼になった。
高子「あら!お昼だわ!お昼ごはんにしなくちゃ!」
ジェイミー「ボクはこれからじいちゃんとばあちゃん家に行かないと行けない。」
高嗣「色々とお話に付き合ってくれてありがとうございました。」
ジェイミー「いや、いや。やっぱりタカと話をするのは楽しいね!タカ!次会って話をするのは試合が終わってからだよ。楽しみだね!」
高嗣「そうですね!楽しみ!試合がんばってね!」
ジェイミー「ありがとう!じゃあまたね!」
ヒロはお昼頃にボクの実家を後にした。




