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第34話 下らないいじめ

高嗣「うん!良かった!」

倫子「ジェイミー、良かったらこれから4人でお茶でもどうですか?」

ジェイミー「ごめんなさい!今これからまた仕事に行かなきゃいけないんだ。時間がある時にまた誘ってもらえたら嬉しいな。じゃーね!」


ブーン


ヒロはどこかへ行ってしまった。


倫子「ジェイミー相変わらず忙しそう!さすが私のジェイミー。お茶が一緒に出来る日を楽しみにしています!」

紫帆「本当にそれ叶うのかしら?リップサービスなんじゃないの?」

倫子「もう!松山さんは相変わらず覚めていますね〜。ジェイミーは必ず約束は守ってくれると思います!」

紫帆「そうかしら?私には信じられないけど。」

高嗣「ま、松山さん。あの人は常にリップサービスではなく本気です!だから必ず約束守りますよ!それにボクの友達だってわかってもらえたので約束を守ってくれるのは間違いないですよ。」

紫帆「ふーん。」

倫子「友達の為ならいつでも本気モードのジェイミー、ますます素敵だわ!大好き!」


ボクたちはそのままそれぞれの自宅へ帰った。ボクはヒロの夕食を作り寝る体制に入り、寝た。


次の日


ボクは学校へ行くと学校中がザワザワしていた。なんだろう、気になる。

講義室へ入ると昨日のボクたちがヒロと話している写真がホワイトボードに貼られていた。

え?何これ?どうしてこんなものが…。一体誰が撮ったんだろう。

ボクは騒いでいる人達をかき分け、ホワイトボードの写真を剥がす。

剥がした後、ボクは講義室へ入る。


倫子「佐藤さん!大変です!」

高嗣「どうしましたか?」

倫子「昨日の私たちの場面が何者かに盗撮されていたんです!」

高嗣「ぼ、ボクもビックリして先程玄関付近にあるホワイトボードに貼られていて剥ぎ取ってきたところです。」

倫子「しかも講義室のホワイトボードを見て下さい!」


ボクは恐る恐るホワイトボードを目にする。見てみるとボクに対しての悪口ばかりだった。


倫子「佐藤さん!今すぐ消しましょう!私も協力します!」

高嗣「あ、ありがとうございます!」


書いている内容を確認するとボクのことを日本語で【出ていけ!根暗野郎が!消えろ!】【お前とジェイミーが友達だなんてありえない!友情壊れちまえ!】などという下らない内容ばかりだった。


倫子「佐藤さん!こんなこと気にしてはダメです!私はもちろん松山さんも観方ですよ!一人じゃないんだから安心して下さい!」

高嗣「ありがとうございます!森野さん!」


1講義目を終えるとボクはトイレへ向かった。

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