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第105話 病院到着

ジェイミーが入院する病院へ着いて病院のロビーへ入った。

ロビーは上品な感じと高級感があった。

上品かつオシャレなインテリアに、働いている人の制服も紺色を基調としていてカッコイイ。

従業員だけではなく周りにいた人々の服装も上品な感じがあった。

ボクはS棟にあるエレベーターがある場所へ向かい、上の階へ向かう矢印が書かれているボタンを押す。

エレベーターを待っていると、ボクの後に続々と乗る人々が集まってきた。

ジェイミーはS棟14階西側のS1401号室に入院していると聞いた。ジェイミーと同じ病気の一般人はC棟の3階から15階まで丸ごと精神科の病棟に入院していて、特に上の階へ進むに連れ閉鎖病棟となっているらしいが、ジェイミーは一般人と同じ病棟には入院せず、特別扱いの人しか入院する事が出来ないS棟へ入院していた。ある意味ジェイミーにはピッタリなんじゃないか、またジェイミーの周りの人間も安心しているんじゃないかと考えた。

エレベーターが14階へ到着してボクはエレベーターから降りて、ジェイミーのいる部屋へと向かう。

ナースステーションで自分の名前とジェイミーの名前を伝えた後、看護師さんからジェイミーの部屋へ案内して頂く事になり、ボクは看護師さんの後を付いていく。

看護師さんが1401と書かれた部屋の前へ到着するとドアをトントンとノックした。


看護師「失礼します。」


看護師さんは部屋の中へ入って行った。

少ししてから看護師さんが部屋から出てきてドアの前で待っていたボクに話しかけた。


看護師「では中へお入りください。」

たかし「は、はい!こ、こ、ここまで案内して下さりありがとうございました。」

看護師「では、私はこの辺で失礼します。」


ボクと看護師さんはお互いお辞儀をすると、早速ボクはジェイミーのいる部屋のドアを恐る恐るノックした。


コンコン


ソウジ「たかしさん。どうぞ、お入りください。」

たかし「は、はい!」


ガラガラガラ


ソウジ「こんにちは、たかしさん。お待ちしていました。坊ちゃんはこの奥の部屋の窓際にいます。この部屋プレミアムスイートルームというお部屋で部屋が少々広すぎに感じるかもしれませんが、ご了承ください。」

たかし「だ、大丈夫です。だいたい想像出来ています。」

ソウジ「安心します。ではご案内しますので私に付いてきて頂いても大丈夫ですか。」

たかし「はい。よ、よろしくお願いします。」

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