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35話 恐怖心

 リリはまだナリダが倒れているので手合わせが始っていない様子を見て、声をかける。


「ファースト、アルバート、サラこっちに来て」


 3人がやって来る。

 空を走る光はナリダの様子を見ているようだ。

 3人がやってきて言う。


「どうされましたかリリ様」

「明日が犯人を捕まえる日でしょ。さっきみたく攻撃をされるとここに散らばってる通りの展開が予想されると思うんだよね。スペードに教えてもらったんだけどファーストの後ろに隠れてれば怖くない可能性もあるかな、と思って試してみたいんだよね」


 3人は今までどんな目にあってもつい攻撃を返してしまうほどの、怖いという感情を今まで感じたことがなかった。

 なのでリリの感覚がよく分からない。

 しかし、リリの周りに広がっている、スキル玉が大量に落ちている光景を目にして、これが全て使われていたら自分たちごと吹き飛んで、リリが悲しむかもしれないと想像するとかなりの恐怖感を感じた。

 これが怖いという感情かと3人はようやく知ることが出来る。

 なのでリリに返事をしてからファースト、アルバート、サラが伝えた。


「はい、お任せくださいリリ様の恐怖、私が全て打ち払ってみせます。それからスペードよくやってくれましたね。ありがとうございます」

「はい、犯人をリリ様が瞬殺しないように少しずつ速さを上げていきましょう。スペード、ありがとうございます。無事に助かりました」

「はい、リリ様の感じている恐怖がリリ様のおかげでよく分かりました。ですのでリリ様が怖くないように段階を踏んでまいりましょう。スペード、ありがとうございます。あなたがいなければ全て吹き飛んでいました」


 スペードもリリがこれを作っている場面を見てかなりの恐怖を感じたので、3人が感謝を言ってくる理由がよく分かった。


「そう言っていただけて光栄です。リリ様が出来る限り怖くないようにしていきましょう」


 リリはそれを聞いて怖いという感情をやっと共有できて安心した。

 ちょっと感覚がズレていることには、リリは気がついていない。


「皆分かってくれてよかったよ。分からないようだったら全弾発射するところだからね。というか一度拠点の全員にこの恐怖感を味わってもらいたい、そうしてから皆に対人戦の練習を頼んだ方がきっとうまくいく気がする」


 4人が全弾発射を免れてほっとしている。

 そして拠点の全員がリリと手合わせできるのであれば、喜ぶのではないかと思った。


「まずは代表の者たちに、この感覚を味わってもらうといいと思います。今日はプニプニに味わっていただくのはどうでしょう」


 その時上から球体が落ちてくる。


「呼びましたかな」


 その瞬間リリは全てのスキル玉を浮かせてしまった。

 発射体勢に入るリリ。

 プニプニは転移初日のリリの森での言葉を思い出して、かなりの恐怖を感じた。避けられる気がしなかったので、やめて欲しいことを伝える。


「リリ様私はプニプニですぞ、攻撃はやめてくだされ」


 ゴロゴロと転がるプニプニ。

 リリはなんとかプニプニを認識した。

 その場にいたファースト、アルバート、サラ、スペードはリリを出来るだけ驚かせないようにしようと決意した。

 そして拠点の全員になるべく早く、リリ様を驚かせないことを徹底させる必要があると思う。


「プニプニいきなり現れたらだめだよ。絶対に撃つよ」

「皆さんの様子を見ていたら、呼ばれたように聞こえましたので、つい落ちてきてしまいました。以後気をつけます。それで何を話しておられたのですかな?」


 ファーストが説明する。


「今プニプニが感じた通り、リリ様も攻撃を向けられると怖いと感じるそうです。ですので、対人戦の練習をして攻撃された時につい殺すというのを、なるべく減らしていこうという話をしていました」

「そうですな、今の瞬間に初めて恐怖を感じましたぞ。自分より弱い存在の攻撃にはきっと感じませんが、これを感じてついというのも分かる気がいたしますぞ」


 リリはそれを聞いて自分がわざわざ回らなくても、拠点の全員に練習相手になってもらう方法が分かった気がした。


「〈10000〉〈倍〉〈スキル玉作製〉〈雷神〉〈雷槍〉」


 大量に黄色い玉が落ちてくる。

 その場にいた4人が今までに感じたことのない恐怖を感じた。

 何個か捕まえてリリは言う。


「これを拠点の全員に回るようにしよう。何人か集まってもらって1発撃てば、恐怖が分かるでしょ」


 それを聞いてファーストとプニプニが伝える。


「確実に恐怖を味合わせることが出来ると思います。見事に拠点の全員がリリ様と手合わせができるようになるでしょう」

「むしろ撃たなくてもいいのではありませんかな。この量を見るだけでリリ様の得意技を知っている者は全て恐怖を感じるでしょうぞ」


 全員が納得した。

 なのでリリは今ピーちゃんを見守っている、クロを呼ぶことにする。


「今クロを呼ぶね」


 4人が頷く。

 ピーちゃんが転移でクロをリリの前に飛ばした。

 クロがリリを見つけて聞いてくる。


「リリ様、どうされましたか」

「クロ、もし周りにあるスキル玉で攻撃されたらどう思う?」


 クロはあたりを見回す。

 今まで見たこともないほどの大量のスキル玉を発見した。

 あまりの恐怖にクロは羽を動かして少しだけ浮く。


「なんですかこれは! あり得ない量を作ってどうしたんですかリリ様」


 5人が無事にクロにも恐怖感が伝わったことを確認する。

 なのでリリは伝えた。


「クロには今からこれを全部運んで、拠点の皆に恐怖という感情を理解できるようにしてきてほしい。そうじゃないと私を驚かせたり怖がらせた瞬間に、これが発動するよということが伝わらないからね」

「リリ様を驚かせたり、怖がらせるとこれが発動するんですか!? かなりまずいじゃないですか。すぐに伝えないと」


 ファーストが続けて言う。


「これを見てきちんと恐怖を理解できた者はなんと、リリ様が手加減をする時の練習に呼ばれるかもしれないんですよ。これぞ飴と鞭です」

「すぐに誰かに頼んでくるんでちょっと待っていてください。全員に恐怖が伝わった後でも、練習相手になれる話が伝わるのは遅くないですよね」

「そうですね」


 それを聞いて、クロは急いで飛び立った。

 あとで見せて回る人を連れてくるつもりらしい。

 リリはとりあえず全てのスキル玉を仕舞った。


 そして空を走る光の方を見る。

 まだナリダは倒れていた。

 空を走る光は笑いながら全員で横になることにするようだ。

 リリはそれを見てからファーストの後ろに隠れる。


「最初は攻撃シーンは見ないことにするね」

「畏まりました」


 まずはアルバートが剣を持って構える。

 ファーストもとりあえず、金属製の棒を持つ。

 ファーストが棒を横にしてここに攻撃するように促す。

 アルバートがそこに向かって走っていく。

 リリには誰かが走って近づいてきている音だけが聞こえた。

 これなら怖さは特には感じないようだ。

 アルバートが剣を振り下ろす。

 ファーストが持っている棒とアルバートの剣がぶつかる。

 結構な大きさの音が響いた。

 しかしリリには特に恐怖は感じられないようだ。


「どうでしたかリリ様」

「特に問題はなかったね。安心したよ」

「それは良かったです」

「じゃあ次は攻撃シーンを見るね。剣は難易度が高そうだから最初はプニプニがやってくれる?」

「畏まりました」


 ファーストが金属製の棒を構える。

 プニプニがそこに向かって勢いよく飛んできた。

 かなりの速度だが、リリには対応できそうな速度に見える。

 ファーストが持っている棒に当たる。

 結構な音がするが特に問題はないようだ。


「どうでしたかリリ様」

「これも問題ないみたい」

「では次はアルバートが剣で切ってくるところになります」

「仕方がないことだけど単語が怖いね」

「それは仕方がないですね」


 ファーストが棒を構える。

 アルバートがそこに向かって剣を振り下ろす。

 とくにスピードがあるようには見えなかった。

 結構な音がするが問題ないようだ。


「どうでしたかリリ様」

「これも特に問題ないね、というか分かったんだけど自分に向いてない攻撃は、全部、平気だと思う」

「つまり明日はずっと私の後ろにいて頂ければ、問題ないということですか」

「たぶんそうだろうね。ちょっとアルバート少し離れてこっちに剣を向けてみて、絶対にその場から動いたらダメだよ」

「畏まりました。リリ様」


 アルバートはリリから距離を取って、リリの方に剣を向ける。

 そこまでの恐怖は感じなかった。

 なのでファーストの後ろから出てみる。

 剣が自分の方を向く。

 結構な恐怖感だ。

 だがまだ余裕があった。

 しかし、前に出る勇気は全くない。

 なのでファーストに伝える。


「距離はここが限界だね。1歩進んだ瞬間に発動する気がする」

「徐々に慣らしてまいりましょう」

「うん、そうするよ。というか、こっちも武器を持ってみたらどうなるんだろう?」

「やってみますか」

「うん」


 リリは剣を抜く。

 それだけでかなりの重圧がアルバートにかかった。

 リリがアルバートに剣を向ける。

 アルバートはかなりの恐怖を感じた。

 1歩近づく、アルバートは1歩下がる

 その時点で分かった、武器を持った対人戦はしばらく無理だと。

 リリは剣を横にする。

 それを見てアルバートも横にした。

 なので無事に近づくことが出来る。

 剣を合わせる程度はできそうだ。

 剣を鞘に戻す。


「これ以上はやめておこう」

「そうですね」

「今から空を走る光とまた戦うわけだけど大丈夫?」

「彼らはリリ様とは比べ物にならないほど弱いので問題ないかと」

「なら問題ないね」


 と言って意味もなくリリは剣を抜く。

 全員が1歩引いた。

 切るまねごとをする。

 全員がリリの後ろに移動した。


「恐怖感は残ってるみたいだね」

「はい、しばらくは武器は使わないことにいたしましょう」


 その時クロが戻って来る。


「ただいま戻りました、リリ様。是非手合わせをお願いします」


 リリはクロに剣を向けた。

 クロはそれを見た瞬間、空へと飛んだ。

 リリは剣をしまう。

 それを見てクロはリリの元に戻ってきた。


「リリ様武器を使った手合わせはやめにしましょう」

「そうだね、ここの全員それに賛成みたいだよ、本当に良かったよ。ところでなんだけど思いっきりけりを入れた場合は怖いのかな」


 ファーストとプニプニ、アルバート、サラは考えるこの星を1周する様子を。

 クロとスペードはその場で死にそうだと思った。

 そしてファーストがリリに言う。


「リリ様それなら特に問題はなさそうです。武器で切りつけられた場合は一撃で死にそうですが、死なないならば問題はなさそうです」

「なるほど、皆の恐怖心は死ぬか死なないかなんだね、そこまではいけそうもないな、しばらく障壁をかけて暮らそう〈障壁〉」


 リリの周りにドーム型の障壁が現れる。


「ファーストちょっと思いっきり殴ってみて」


 ファーストはリリに向けて勢いよく拳を突き出した。

 まあまあな距離があるので恐怖は感じない。

 障壁に拳がぶつかるが全くビクともしなかった。

 ヒビすら入らない。

 6人はリリ様の障壁はどうなっているんだろうと疑問に思った。


「アルバート、サラ思いっきり切ってみて」


 アルバートとサラが剣を構える。

 障壁があると何とも思わなかった。

 思いっきり切りつける。

 障壁に変化はない。

 突き刺してみる。

 全く刃が通らない。

 いくら突き立てられても障壁があると全く怖くなかった。

 6人はこの障壁を壊すことは無理だと諦め始めている。


 リリは一度障壁を消して障壁を張りなおす。

 そして障壁の耐久値が見えるようにしてからこういう。


「全員で適当に攻撃してきていいよ、やめっていったらやめね」


 アルバートとサラが魔法で、プニプニが障壁の上に載って押しつぶすように、ファーストは足をかけて思いっきり押している、クロは矢を放った。

 雷や炎、氷や風が吹きつけるが全く恐怖を感じなかった。

 矢もファーストの足もプニプニの全力の押しつぶしも全く怖くない。

 障壁の耐久ゲージが半分を切ったあたりでやめてもらった。


「耐久値がたいして減らなかったからそんなに怖くないね。障壁の中で暮らすのが正解かもしれない」


 リリが続けて言う。


「今回のことで分かったんだけど、いきなりっていうのと、武器を向けられるっていうのがダメみたいだね。魔法はみんなの魔法を見て思ったんだけど雷と光以外大した速度に見えなかったから、避けられそうだなって思えたんだよね」


 と言ったところでふと思う。

 今まで向けられた武器って剣だけだなと。


「そういえば皆私が剣を向けると怖がってたけど、こうするとどうだろう」


 リリは剣の青い球状の部分を持ち、武器の種類を棒に変更する。

 そして引き抜く。

 リリの手には太く長い円柱状の棒が握られている。


 リリはそれを全員に向けてみた。

 リリがそれをもって殴りかかってきた場合を想像しているようだ。

 剣よりはましな想像ができたらしく、怯えはそこまで感じなかった。


 リリはアイテムボックスから似たようなものを取り出してアルバートに投げる。

 アルバートはそれを受け取った。

 リリがそれを構えるとアルバートもそれを構える。


 リリがアルバートに向かって行く。

 アルバートは1歩も下がらなかった。

 ちょっと速めに振り下ろす。


 無事に受け止められたようだ。

 アルバートがリリに向かってそれを振るうが、リリも特に恐怖感はなかった。

 軽く受け止める。

 そのあと一応寸止めできるように考えながら思いっきり横から、振った。


 アルバートは反応できなかったが、そこまで恐怖感はないようだ。一発は耐えられるという判断をしている。

 寸止めして感想を聞いてみる。


「どうだった?」

「特に恐怖はなかったですね」

「やっぱり切れるのが怖いんだね、これはどうしたらいいんだろう」


 リリは一度棒を鞘に納めて、また剣に変えて取り出す。

 そして考えた、この剣って初期装備だから切れ味自体はたいしてないんだよねと。

 なのでリリは軽く腕の上に乗っけてみる。

 とくに切れたりはしないようだ。

 軽くとんとんしてみる。

 まったく切れそうにない。

 思いっきりやらなければ切れないというよりも、そもそも自分は種族的に切れるんだろうか。

 そこまで考えて怖いので考えるのをやめた。

 その光景を見ていた6人がかなり引いている。

 なのでファーストに聞いてみた。


「切れそうだった?」

「はい、かなり切れそうな見た目をしていましたよ」

「そんなに速かった?」

「いえ、速さよりもリリ様がやっているということでだいぶ切れそうでした」

「それはたいして切れないんじゃないかな」

「誰がやっているかもだいぶ重要になってくると思われます」

「難しいね、刃物に対する恐怖心が消えないんだよね」


 全員で悩んでいるとウィルがやってくる。

 そして聞いてきた。


「何をそんなに悩んでるの?」

「刃物って怖いなっていうのをどうやったら克服して、手合わせができるかと思って」

「今僕が使ってる訓練用の奴を使ってみたらどう?」

「少し貸してもらってもいい?」

「どうぞ」


 リリは切れないように剣の切る刃の部分が平らになっている剣を受け取り、6人に向けてみる。

 全員が下がった。


「うん、知ってた。私もこれで切れる気がしてるからね」


 プニプニが怖がりながら言う。


「リリ様なら何を使っても切れると思いますな」


 それを聞いてウィルが驚いて言う。


「え、これで切れるの」


 リリは諦めながらウィルに言った。


「切れる気しかしないね。残念なことに、だから刃物を克服できないんだよ」

「うーん、じゃあすごいゆっくり動いてみるのはどうだろう。それなら切れたりはしないんじゃない?」


 その時その場にいたウィルとクロ以外が気がついた。

 さっき同じことをやっていたことに。

 なのでリリが代表して言う。


「ありがとう、ウィル。それなら切れたりはしないね。無事に練習ができそうだよ」

「どういたしまして、相手を切らずに練習ができるのが一番だからね」

「その通りだね。そういえば話は変わるけどナリダは大丈夫だった?」


 その場にいた全員がナリダの方を見る。

 ナリダは無事に起き上がっているようだ。

 ウィルが伝える。


「ナリダは驚いて倒れただけだから大丈夫だよ。それよりリリさん、ナリダがリリさんに向けて雷の魔法を使ってしまってごめんね。謝るよ。怪我がないようでよかった」

「うん、本当にやめた方がいいと思うよ。危ないからね。目を瞑るのをやめるところから練習した方がいいよ」


 ウィル以外が頷いている。

 全てが吹き飛ぶぞと思っていた。

 ウィルは驚いて聞く。


「え、あの距離で見えてたの」

「目を瞑ってなかったらこっちには撃ってこないでしょ」


 リリは当たり前のこととして伝えた。

 ウィルはそうだよねと納得する。

 そしてウィルが伝えてきた。


「無事にナリダが起きたからまた手合わせをお願いしたくて呼びに来たんだ。今からやってもらって大丈夫?」

「大丈夫だよ。じゃあファースト、アルバート、サラ、引き続きよろしくね。3人なら確実に分かってるとは思うけど、色々と終わるから気をつけてね」


 それを聞いた3人は落ちていたスキル玉の数を思い出した。

 自分たちがリリのいる方に立たなければ、リリがあれを使うことにはならないはずなのでそれだけ気をつけようと決意した。

 なのでファースト、アルバートとサラが伝える。


「リリ様がいる方向には決して立ちません。ですので今回はリリ様に向かって攻撃が飛んでいくことはないでしょう」

「リリ様が全力でやり返すことの無いよう、立ち回りには気をつけさせていただきます」

「リリ様の恐怖心を煽るようなことだけは致しません。安心して見ていてください」

「それなら安心だね」


 それを聞いて、ウィルとファースト、アルバート、サラは空を走る光のもとに戻っていく。


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