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プロローグ

拙い文になると思うのでご注意ください。

「ねぇねぇお姉ちゃん!お母さんがね今日はお父さんが帰ってくるから今日は晩御飯豪華なんだって!」

「そっかー嬉しいね」

栗色の髪の毛を可愛らしく三つ編みにした12歳くらいの女の子が姉と思われる19歳くらいの黒髪を高くポニーテールにした女性と会話していた。周りの人たちは微笑ましい状況にほっこりしていた。

「じゃあ何かお土産に買ってこうか」

「うん!じゃあ私はケーキがいい」

「いいねぇ!あっ!じゃあこの前出来たばっかりケーキ屋さんにしてみようか」

「うん!」


●○●○●


ケーキ屋で買ったケーキを持ちながら妹は鼻歌とスキップをしていた。

「この前転んだばかりでしょスキップしたらまた転んじゃうよ!」

と私が、声をかけたら頬を膨らせませながらこちらを向いた。

「二週間前だもん!」

いや転んでんじゃんと私は胸に秘めながら妹の雪音にはいはいと返事をした。あんなに小さかったのによく成長したなぁ、と思っているとやはり妹は効果音をつけるならコテッとでもつきそうな感じで転んだ。…成長してないなぁと思った。

「ほらやっぱり転んだじゃん…大丈夫?どこか怪我した?」

雪音は涙目になりながら掌と膝というと妹はいきなり泣き出した。

「来年中学生なんだから泣いちゃダメだよ」

と私は少しきつめに言ったら雪音は泣きじゃくりながら首をふった。

「ち、ちがうの…けーき、どうしょう」

鼻をすすながら妹はケーキの心配をしていた。私はそこらへんに落ちていたケーキ箱を開け中を見てみると私と母の分のケーキが崩れていた。全滅じゃなかったのか…。というか私は猫のケーキを買ったが猫の顔が恐怖と言えるようなくらい崩れていた。

「ご、ごめんな、さいお姉ちゃんがせっかく買ったケーキ崩しちゃた…」

…雪音は必死に謝っている。…可愛いわぁ私の妹。

「大丈夫だよ腹のなかに入れば崩れてるのか崩れていないのかの差はないし…それに母さんだってケーキが少しくらい崩れているのに文句は言わないと思うよ。」

「う、んお姉ちゃんあ、有り難う」

雪音は微笑んだ。その微笑み百点満点ッ。…あっ雪音の怪我そのまんまだった。雪音の掌と膝を見るとじんわりと血が出ており。私は近くの自販機でミネナルウォーターを買い怪我の所に水をかけた。

「いた!」

と雪音は顔を歪めた。

「ちょっとがまんしてね…」

怪我部分に水をかけ終えたら私は鞄の中から絆創膏を取り出し怪我の所に貼った。

「はい。完了!」

私は雪音に絆創膏を貼り終えたら強めに肩を叩いた。

「有り難う!」

もうすっかり泣き止んだようだ。可愛い…。

「うんじゃあ帰ろうか!」

と私は雪音と手を繋ぎ立った。

「うん!」


その時だった悲劇が起きたのは。

空から鉄柱が降ってきたのだ。

その下に丁度雪音がいた。

「雪音ッ!」

私は雪音を押した。力一杯押した。雪音は驚いた顔で此方を見ていた。私ビックリしたよ普通こんなこと起きないもんね…。そう思っていると身体に痛みが走った。

「ぁあ、ぁあ!あぁぁぁぁぁあ!!!」

痛い痛い燃えるように痛い。自分の身体を見ると鉄柱が刺さってた。

怖い嫌だ死にたくない嫌だ嫌だ痛い熱い助けて怖い痛い熱い…。

雪音を見ると可愛い顔に血がついたまま怯えていた。御免ねこんな風にしか助けられなくて。

あぁ眠くなってきた。最後に雪音の笑った顔見たかったなぁ…。

短い上に主人公の名前は出てないくせに妹の名前がでました。

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