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Sixth-sense of Wonder / シックスセンス・オブ・ワンダー  作者: 沃懸濾過 / いかく・ろか
第5章 - 災孼人を待たず
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第6幕 - 孤立無援の敵地

 鏡を越えた先は部屋だった。

 三十人は余裕で賄える程度の椅子とダイニングデーブルが並び、奥にはキッチンらしき空間が見える。席のうちの半数ほどに不規則な並びで人が腰掛け、立っている者も数名。

 しかし当然、和気藹々とした食事風景などはあるはずもない。


 締め切られたカーテンの隙間からは昼だとわかる程度の日光が差し込んでいる。地球の裏側までひとっ飛び、なんて反則級の技は使われていないらしい。

 キッチンの電気は完全に消えており、ダイニングの照明も最小限に抑えられていた。昼間からカーテンを閉め切って電気をつけているような、怪しい建物にはしたくないようだ。


 これがなにを意味するのかといえば、この窓の外には何も知らない人間が行き交うような、ありふれた現実世界が広がっているということ。得体の知れない空間ではなかった分、感じてしまった多少の安堵を許して欲しいものである。


 手の平に這っていたカムイの水はあっけなく振り切られたようだ。汗のように、重力に従ってポタポタと手から離れていく。水の知覚による追跡は叶わなさそうだ。そのうち乾いて消えてしまうだろう。眼鏡のフレームに仕込んだマイクロカメラが、ここの情報を届けてくれることに期待する。


 ホノカは目を動かせる範囲で周りの人間の様子を確かめた。

 ショウブやジュリ、キョウスケなどの、資料で顔を確認している人物の姿は見えない。ここにイガルタ全員が集まっていると思うべきではない。

 そこに居るのは、大柄でサングラスを掛けた者、燕尾服を纏う物静かな者、防寒具を着込んだ者。見た目の雰囲気は本当にばらばらだ。本来なら知り合うことすらなかったはずの人々かもしれない。イガルタという繋がりが無かったなら。

 中でも目についたのは、自分達と歳が離れているようには見えない女性だった。いくつかは年上であるように感じたが、それでもたかが知れている。イガルタに洗脳される条件として、大人であること、とあったのは何だったのだろうか。


 法則の根底を揺るがされ足場が不安定になるのを感じながらも、ホノカの視線は正面にいる人物に行き着いた。


「よく来てくれました」

「初めまして、古世守こぜかみイトナです」


 物腰柔らかに挨拶した彼に、ホノカは交渉材料カードを名乗る。彼は丁度ホノカを正面に捉えられる席に座っていた。この薄暗い室内で帽子を被ったままとは、ただの装飾品であるのに空間の秩序を狂わせている気がした。


「存じておりますよ。なんたって僕たちが呼んだのですから」


 とは言うが、イガルタはイトナの顔を把握していなかった。彼らは彼らなりに準備をしていると踏むべきではあるが、絶対に穴はある。弱気になり過ぎてはいけない。


「僕はライコウといいます。どうぞ、イトナさんもおかけになってください」


 挨拶の流れのまま、正面の席を勧められる。彼が司宰しさいライコウ、イガルタの中心人物であるようだった。

 背後の姿見を一瞥すると、大柄な人影がその視線を遮っていた。容易に逃げ帰らせてはもらえないらしい。ホノカは歩みを進め、椅子を引いて腰を下ろした。

 畏まった慎重な前置きとは裏腹に、ライコウはそのハンチング帽のつばを引き下ろして目元を隠した。


「あなたが救いの一手となることを願ってお尋ねしたいのですが」


 その動作の意味をはかりかねている内に、彼は続きを話す。


「その第六感センスをユクルのために使ってはいただけませんか」


 ホノカは彼を正面に見据えたまま驚いた。本当に一からのやり取りだ。破壊を行い、脅迫を行い、出さざるを得ない状況に持っていっておきながら。

 今更、と音になる前に呑み込み、落ち着いて問いに答えた。


「私は元よりそのつもりで来ています」

「それは大変助かりますね」


 安堵の息と共にそんな言葉が返ってきた。


「ただ、私の第六感センスにも制限や条件があります。それを満たしていかなければなりません」

「そうでしたね。改めて聞かせていただきましょうか」


 ミスの許されない、重大な情報開示の仕事である。用意してきた手札を頭の中で整理し、矛盾や抜けの無いよう慎重に話した。

 まずは対象と目を合わせること。それから自分の頭が対象のどこかに触れること。これは本物の『心縒り糺す目(アイコンダクト)』が条件とするものであり、データの記述にもあったはずの外せないものだ。

 そこへ、さらにいくつか重ねる事になっている。対象本人から名前を聞くこと、会話をすること、握手をすること、第六感シックスセンスを知ること、特別なおまじないがあること。ユクルとの接触に重きを置きながら、時間稼ぎを達成するための嘘の条件である。


「これはまた……随分とたくさんあるのですね」


 伝え終えたホノカにライコウが感想を返した。


「僕達が事前に聞いていたのは、最初のいくつかくらいですよ」

「そうですか? それなら私の所属も、階級のない時期の記述なのではありませんか?」


 真偽を確かめるようにライコウは燕尾服姿の背後の人物に視線を向けた。目で問われた彼は指先で自身の顳顬こめかみをとんとんと叩いてから、ぴっとライコウに人差し指を向ける。手話ではないが、意思疎通の一手段のようだった。


「仰る通りみたいですね」


 ライコウがこちらに向き直って言った。ホノカはこれに努めて平静を装って口上を述べる。


「では改めて自己紹介となりますが、私はこの第六感シックスセンスの特異性故に、現在は防衛士長となりまして、救助活動に積極的に参加しています」


 だから一方的に搾取できるとは思わないで欲しい。そういう釘刺しだった。

 本物のイトナは規則に従い、未だ保護対象からの移行を望む身である。それ故に詳細な訓練記録などが残らず、更新がなされていないのか、更新する事柄がないのか、外からでは区別ができない。ホノカの持ち出した階級の話は、これを利用した捏造だ。


心災防衛サイカが大きな反発もなくあなた一人を寄越したことに納得しましたよ。あなたの第六感センスを知ることが出来たのは確かですが、なるほど、僕達が摑まされたのは古い情報でしたか」

「そう落ち込まないでください。不正に盗んだ情報ですから、欠落もありましょう」


 盗み、という言葉を強調し、自身が正しいという認識を強く前面に押し出した。


「……そうですね」


 反応は意外にも手応えがあり、脱法行為に何も感じていない線は消えた。やはり心災防衛サイカシステムが示そうとした協力の態度は的外れではなかった。

 ホノカは強気の口調を緩めて、方針通りに舵を切った。


「ただただ罪を責めているのではありません。それ程までに必死なあなた方だから、私は協力しに来たのです」


 街への攻撃が本気だということは既に目の当たりにしている。弱みを握ってでも行動を止めさせ、とにかく真実を知り、災害鎮圧に向けて作戦を立てなければならない。

 そのために対話をし、情報を聞き、それを心災防衛サイカシステムに届けるのだ。


「ところで『ユクル』さんというのは、どなたのことなのですか?」


 そう尋ねて、ホノカは部屋をぐるりと見渡した。イガルタであろう周囲の人間の顔を順々に素早く追う。


「この部屋には居ませんよ。今は別の部屋で遊んでいます」


 ライコウが眉尻を下げて答えた。


「……遊んでいる……というと?」

「え? ああ、そうか。ユクルはまだ子供なんですよ。小学校に上がる直前の……六歳の男の子です」

「子供……」


 イガルタに居る子供。ホノカにとって印象深い出来事の裏で起きた、一つの要素が浮かんだ。


「ライコウさん、他にユクル君のような年齢の子はいらっしゃるのですか?」


 疑問が口を突いて出てしまったところで、乗り出していた身に気付いて元の姿勢に戻った。必要なのは計算だ。この場において、勢いは仇となる。


「いいえ」


 ホノカが人知れず自身を戒めていると、ライコウがあっさりと問いに答えた。


「ユクル以外は皆僕の方が近いくらいです。でも、なぜ?」

「いえ、歳の近いお友達でもいらっしゃれば、お話を伺おうと思っただけです」


 でっち上げた最もらしい理由をさらりと口にした一方で、頭では別のことを考える。今日のではなく、前回の風見ヶ丘拠点襲撃の際、ルナが目撃していた子供がユクルであった可能性だ。

 これによって、不安要素であった『小さな子供でもイガルタに取り込まれる』という説はあまり有力ではなくなった。但しライコウが嘘を吐いていた場合は、全てが白紙に戻るのだが。

 しかし六歳の子供、というのには違和感がある。イガルタが発足したのも約六年前だった筈だ。何か関係があるのだろうか。


「では早速ですが、ユクル君に会わせてはいただけませんか」

「まぁ待ってください。ユクルについてなら、僕からもお話しできることがありますから」

「……そうやって対話をして、私もイガルタになさるおつもりですか?」


 とは挑発するものの、ホノカにとっても対話による時間稼ぎは作戦のうちである。その間に心災防衛サイカシステムがイトナを見つけてさえくれれば、そこからまた本当の説得と交渉が始まるのだから。


「そうなってくれれば良いのですが、どうもそう簡単にはいかないようなので」

「それは良かった。最後まで私は私のまま、ユクル君を救えたらと願うばかりです」


 まるで見せつけるように困った顔をするライコウに対し、ホノカは出来る限りの柔らかい笑顔を返した。

 そうして攻防は続く。次に口を開いたのはライコウだった。


「こう言っては失礼かも知れませんが……随分と饒舌に交渉なさるんですね」

「何を仰いますか、交渉だなんて堅いこと。今はユクル君を助けたいと、志を共にする仲間でありましょう?」

「はは、まるで何年も働いてきている人のようだ」

「ご冗談を。私はまだ中学生です」


 図星の指摘にホノカはにこやかに返す。


「嘘か真か、あなたは僕達を仲間と呼んだ。けれど残念です。どうやら同じイガルタになる気は無いようだ」


 ライコウは穏やかな表情のまま話を続けた。


「そうであるなら、いくらあなたが口だけ同意を示したところで、僕達とは違うんです」


 当たり前だがそれでいて決定的な線引きを明言する。


「あなたの言う第六感センスの条件が本当なら、尚更待ってもらったほうが良さそうですね」


 ホノカは真意を聞こうと首を傾げた。時間制限まで設けて、イトナを探し出すのではなく要求するというリスクを採ったイガルタが、待ちの姿勢を取る理由がわからない。時間が欲しいのは心災防衛サイカシステムも同じなのだから。


「一体何を待つと──」


 突然響く、耳障りな音。

 低く鈍い音と、食器の割れる突き刺すような高い音が、ホノカの疑問を遮った。音の出所はキッチン。そこでふらりと立ち上がる人影があった。


「痛てて……しまったな。まともにやり合う前からコレか……」


 独り言のようなものが静まり返った空間に響いた。

 ホノカは侵入者から距離を取るべく席から立ち上がり、じりじりと後退した。周りにいるイガルタも同様に警戒し、相手の出方を伺っている。これは彼らにとっても予期せぬ出来事らしい。



 そしてその人物がダイニングの頼りない明かりに晒された時、ホノカは思わず目を見開いた。

 これ以上ない、喜ばしい驚きだ。突然の乱入者たる彼が身に付けていたのは、黒と橙からなる心災防衛サイカシステムの制服。まごう事なきホノカの味方だった。


 イガルタの解決に、手が届いた。


 ホノカの脳裏に、達成されたであろう様々な進展が思い浮かんだ。例えば、心災防衛サイカシステムはこの場所を特定した。さらに、イガルタの対処に大人も動けるようになった。もしかしたら、イトナの居場所も判明したのかもしれない。だからその事実を伝えるために、そしてホノカを回収するために、特務隊だった彼──谷津浦やつうらケンジが来たのだ。


「どうも、イガルタの皆さん……ですよね? 取り敢えずお話をしましょう。ね、僕達、お互いのことを知らないだけじゃないですか。敵じゃないですよ」


 ケンジがダイニングに向けて放ったのは、ホノカが辿ったライコウとの対話を凝縮したような挨拶だった。


「その臨戦態勢やめましょうよ。武器も下ろして、ね? ああ、この上着がダメ? わかったよ、脱ぐからさ」


 彼は上着に手をかけるが、それによってより一層イガルタの緊張は増し、空気がピリピリと音を立て始めた気さえした。

 ケンジはその反応に苦笑を溢しながら、袖から腕を抜いた。そして手近にあった椅子の背に上着を掛け、両手を肩の近くでヒラヒラと振って見せる。


「はい、何もない。というか、そろそろ庇ってくれないかな……ライコウなら知ってるだろ、僕のこと」

「ごめんごめん。どうやって話を進める気なのか気になって、つい。六年か、君のことも随分長いこと待ったよ」


 ホノカの背後で、ずっと座ったままだったらしいライコウがくつくつと笑った。それが治ると、安堵の気持ちが透けて見える声音で続けた。


「君を待っていて良かった。どうせ第六感センスを使うなら最初からユクルのことを思う者が……《《僕が信頼する僕自身》》が使えばいいんです。ユクルに悪さをされる心配もない」


 そしてホノカは、孤立無援の未来を悟った。


「『他重人格コピーレフター』……あなたも、そうだったのでありますか……!」

「よく知ってるね。初めまして……第六感センスを持たないお嬢さん」


 ケンジが味方なら、それ程に心強いことはなかった。彼が現れたことそのものが、事件解決への進展を思わせた。だがそれらの期待は、たった今砕け散った。

 その絶望に耐えかねて声を出してしまった自分自身を、果たして許すことができるだろうか。そんな未来は、来るのだろうか。


 振り出しに戻った──と言えたのだとしたら、どんなに良かったか。これは詰みだ。ホノカの身の安全だけではない。心災防衛サイカシステムとイガルタの関係は、これで地に落ちる。


「ケンジくん……? この子は第六感センスを持っていないんですか?」

「ない。おそらく、過去に心災を起こした経験もないだろう」

「なら、心災防衛サイカは……僕達に嘘を……」


 明るみに出てしまった真実を、ホノカは弁解することができなかった。

 必死に思考を巡らせながら、正面のケンジを睨んでいると、着けていた髪留めがするりと抜け落ちた。否、取り外された。ケンジによって。

 何故。人間の速さではない。いくら『強い』と言ったって、それは心災防衛サイカシステムの実績としてであって、人間離れした身体能力を持つという意味ではなかったはずだ。


「というわけで、この髪に隠してたものと眼鏡は没収ね。どんなガジェットかな? 支援部お手製?」


 その言葉に含まれていたのは呆れだった。一体何を知って、何に呆れていると言うのだろうか。


「どうやって……これは、幻像を……」


 ホノカが瞬間移動の正体を尋ねると、ケンジは嫌味なほど嬉しそうに答えた。


「そうそう、よく見てたね。いいタイミングがあったから、昔馴染みの先輩から拝借したんだ。逃げるのには便利に使えたよ。最後はちょっと、危なかったけど」


 そのテンポは例えるなら日常会話で、それは彼がイガルタであることを当たり前と思っているのと同義で、そんな話は、聞かされていない。


「あなたが、こちら側だなんて。あなたがいなければ、まだ私は」

「『古世守イトナ』でいられたね。本人でなくて本当に残念だ。また心災防衛サイカに連絡を取らなくちゃならない。あ、これマイクとかついてる? 通信機代わりになる? うーん、でもあの人達が素直に教えてくれるとは思えないなぁ」


 彼は二つの機器を弄びながら、仕組みや入力装置を探しているようだった。


「君は僕を恨めしいと思っているだろうが、それは思えば思うほど君を悪役足らしめることになるよ。最初に嘘を吐いたのは君。大きく言うなら心災防衛サイカだ。嘘を吐くのが仕事とはいえ、それを暴かれたからと言って邪険に思うのは、そりゃあ悪役の仕事だろう?」


 つらつらと、ホノカにとって痛い話を語っていたケンジだが、どうやらマイクを見つけたようだった。ビンゴ、と溢し、そこに向かって話しかけ始めた。


心災防衛サイカシステムの皆さん? お久しぶりです。石津博士とは本当にしばらく会ってませんね。全くおかしな話だ、ずっと同じ拠点にいたっていうのに」


 そして世間話から一転、ケンジはあちらこちらと目的なく歩いていた足を止めて言った。


「『古世守イトナ』はどこに隠した? 本人じゃないのだから、今やこの彼女はただの人質だ。早めに本物を連れてくることをお勧めする」


 まるで何かの任務の様だ。彼にとっては、それも間違いではないのかもしれない。隊が解体されても、イガルタになっても、彼が特務隊の一員だったことに変わりはない。


「拷問にでも掛けますか?」


 ホノカはその緊張のやり取りに挑戦的な笑みで割り込んだ。


「私は吐きませんよ」


 もう何も。

 ここで弱気になるわけにはいかない。ここで屈するわけには。ここで、言いなりに、なるわけには。



 だけどこんなのは、強がりだった。イガルタ対策の訓練はついこの間始まったばかり。そんな過酷なメニューがあるはずもない。


「心配しなくても、その辺はライコウさんがやってくれるよ」


 淡々とした返事が、一層思い描きたくないものを想像させる。


「ジュリさーん」

『はーい。あ、ケンジ君無事なの? 凄い音したけど』

「血が出るような怪我はしてないですよ、一応。すみませんでした、勢いのまま鏡に突っ込んで」


 ジュリの声はどこからともなく聞こえていた。キッチンからのような気も、姿見からのような気もする。それに対してケンジは慣れたように会話を続けていた。


「これ、とりあえず僕の自室にお願いします」


 ケンジが手に持っていたものを宙に放る。


「ああ、あの白い牢獄の方じゃなくてね」


 誰に向けたかわからないケンジの呟きが終わる頃には、放物線の着地点、楕円の鏡の中へと通信機たちは消えていた。

 それを見届けて、思わずホノカは俯く。長い髪が周囲からの視線を遮る中で、目一杯に顔を歪める。しっかりしなければならない。考えなければならない。どうにか、自分で、ここから、なんとしても。


 恐怖と、苛立ちと、不安と、あとは。


 心災防衛サイカシステムとホノカを繋ぐものは、これで本当に無くなってしまった。

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