◇作中用語・登場人物紹介 (※ネタバレ注意)
※ 最新話までに公開された用語や登場人物についての説明です。
※ この解説を読まなくても分かるように本編は書かれています。
※ 更新される度に用語や登場人物の紹介は変更される場合があります。
※ 読了前の方にはネタバレになるためお気をつけください。
【用語】
・第六感
五感の次にあたる知覚の力。保有者が許容出来る範囲に於いて事象や法則を改変し、物質や精神などを操作することができる。第六感は人が困難、脅威、危機に直面した際に自身の健全な心身を守るために発現する。
心災防衛においては作用する対象により物質操作系・精神操作系・能量操作系・空間操作系に大別される。
・心的決壊災害 (略・心災)
第六感は発現した際多くの場合に初期暴走を起こす。それによる超常的な災害や事件を、堰を切った感情によるものと捉え心的決壊災害と呼ぶ。
また心災の発生源であり同時に被害者である者を台風の目になぞらえて『心災中枢』と呼ぶ。
・心的決壊災害防衛機構 (略・心災防衛)
心災中枢と一般市民を保護し、第六感について研究を行っている組織。全国に五拠点があったが旧本部の華ノ盛塚が襲撃されたため現在の本部は風見ヶ丘にある。
Psychologically - Overflowed Crisis Restaining System を略しPsy-CRと呼ぶ。
心災防衛において第六感保有者は常勤のⅠ類、非常勤のⅡ類、保護対象のⅢ類に分けられる。
・風見ヶ丘高校
私立高校。心災防衛とはパイプがあり、一部の保有者や職員が籍を置いている。
・久慈薬神社
風見ヶ丘高校の位置する丘の中腹から麓辺りに敷地を持つ神社。地下に心災防衛の施設がある。
・特別救助任務部隊 (略・特務隊)
かつて本部が華ノ盛塚だった頃にあった部署。全国を活動範囲とし、大規模災害に対し投入される。十数名の部隊であり、構成員の階級は全員がⅠ類防衛司令長。
・イガルタ
心災防衛に対立する組織。ユクルを救うことを目的としており、そのために洗脳によって構成員を集めている。
【登場人物】
◇心的決壊災害防衛機構 職員・保護対象者
・壱岐宮ルナ
防衛部Ⅱ類防衛士。
『全緑疾草』植物の成長を操作する
・湊辺カムイ
防衛部Ⅱ類副士長。
『氾濫分子』水分子を操作する
・西陽ホノカ
総務部情報課副士長。ルナの親友。
・匠イリア
防衛部Ⅱ類防衛士。剣道部特待生。
『熱暴躁』熱を集め纏う
・古世守イトナ
支援部Ⅲ類保護対象者。ルナの従妹。
『心縒り糺す目』精神構造を最適化する
・■■■■■
モグラ男。
『■■■■』二酸化珪素を操作する
・石津モエ
風見ヶ丘拠点 本部長。
・樫寺コウサ
風見ヶ丘拠点 防衛部長。
・匠アヤメ
イリアの母親。御築家長女。
・御築トジャク
イリアの叔父。御築家次男。
『手品師の種』物体の位置を交換する
◇イガルタ 構成員
・司宰ライコウ
イガルタの中心的人物。
『儕輩の心理役者』精神構造を組み込む
・司宰ユクル
イガルタの守るもの。
『■■■■■』
・柵ジュリ
構成員。元特務隊。防衛部Ⅰ類司令長。
『鏡面界域連絡』鏡を媒介に空間を繋ぐ
・外島シオン
構成員。
『凍てし意思』指向性を持つ冷気を発する
・御築ショウブ
構成員。イリアの叔父。御築家長男。
『秘密室』記憶を奪い取る
・須金キョウスケ
構成員。元特務隊。防衛部Ⅰ類司令長。
『共鳴る震駭』振動を伝播させる
・谷津浦ケンジ
構成員。元特務隊。防衛部Ⅰ類司令長。
『他重人格』