表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/12

8:人は彼らを賢人?と呼ぶ!?

地球上では見たことのない色の体が風に包まれた小鳥が近くの木にさえずりを聞かせるようになると。


「はっ、はぁ~~あ~~」


まなと達は朝を迎えた。


(朝ちゅんを期待したことは誰にも言わないようにーーーー)


「おはようございます、まなと様!」


「うぉっ!!  お、おはようそ、そら  ははっ」


朝のいろいろな妄想?もこちらに向かってくる少女によって中断を余儀なくされた。


「何か考えていましたか?」


「ま、まぁな…

それよりずいぶん早いなやっぱり不安だったか?」


「そうですわね、このような好奇心がくすぐられる星に住むことになったんですから多少は興奮して眠れませんでしたわ。

ですが、ちゃんと睡眠も致しましたし昨日言った通り心配ございませんわ。」


と蒼穹はいい、ずいぶんと晴れやかな笑顔で言ってくれた。


「なんか、   

    その、

        ありがとな、そら」


「いえいえ、こちらこそ呼んでくれて、選んでくれて、導いてくれてありがとうございます」


(導いてくれて?そんなたいそうなことーーでもこれだけ言われちゃうと頑張らんと二人のため、星のためにも…)


「カリンは起きているのか? 近くにいないようだが」


とそばというかとなりで寝ているはずのカリンの姿が見えなかった。


「それなら心配いりませんわ。

昨日まなと様が用意した食材で朝ご飯を準備していますわ。

もうそろそろできることかと」


「そうか、ほんとお前たちはおれなんかには勿体ないくらいだよ。

それじゃあ行くか!!」


「ふふっ、同感ですわ

行きましょう}


(同感?食事に行くことにかそれとも前の言葉に対して・・・)


と蒼穹の言い放った言葉はさっきとは対照的でどこか寂しさを感じさせる顔になっていた。


「よっおはようカリン、朝早くすまないな」


「お・は・よ・うまーくんそういう時は謝れることよりありがとうって感謝される方がやりがいを感じるってもんさー

朝一番から謝られると寝ざめ悪いもん」


「そうか、すまない」


「あーまた言った、あ・り・が・と・う!」


「あ、ありがとう」


(もーそんなつもりで言ったつもりはなかったんだがな、昨日の話が聞いたかかわいいやつめ)


「はいっ!それではご飯を食べましょうか!」


(そらのやつさっきの事は杞憂だったか・・・)


「もー私が作ったんだよーー」


「あらあら、わたくしもお手伝いしましたわよ」


「そっか、二人ともありがとうな

それじゃっ!



「「「いただきます!!」」」


とカリンと蒼穹の作った朝ご飯を食べていった。


「「「ごちそうさま!!」」」


「うまかったぞ!二人ともバランスのとれた良い朝ご飯だったよ」


「ありがとー、うれしーそう言ってくれると」


「お口に合いましたでなによりです」


と食後少し談笑した。


そしてついにこの時が来た。


「よしっ、それじゃやりとしますか!」


「うん!」   「はい!」


(まずは竹中半兵衛にするか秀吉には悪いが転移させてもらう、悪く思うなよ)


「竹中半兵衛っっ!!」


とその掛け声とともにまなとの前方に幾何学模様ができそこから光で輝きだした。


その瞬間に一人の娘?がでてきた。


「お、女の子!?  竹中半兵衛って女の子だったのか!」


とまなとが言うと例の娘?は顔を真っ赤っかにして首をふった・・・


「ち、違いますー!わ、わたしはいえ、ぼくはれっきとしたお、男ですーー!」


「「「お、男の娘ーー」」」


「ちょっとさっきおとこのこの字違いませんか!

ぼくは竹中重元が父、主君の斎藤龍興に仕える

    

     竹中重治であり、人々からは半兵衛とよばれております!」


「うん、知ってるよー

少数で稲葉山城をおとし巷では天才軍師と呼ばれる竹中半兵衛だろ

なんか想像していた雰囲気は少し違うがまあいい、半兵衛殿私に仕えてくれないか?」


「つ、仕える?それよりここは何処なのですか観たこともないところですが私は菩提山城にいたのに」


「それもそうか、そうだな話せば長くなるのだが今は時間がない次もあるし端的に言うと竹中半兵衛は一度死にこの世界に輪廻転生されたわけだ」


(戦国時代だからこうゆう仏教系の説明の方がしっくりくるだろう)


「輪廻転生ですかあれは真だったのですね。もう竹中半兵衛は死んだと・・・

わかりました、それなら後顧の憂いもなく主君の義にも反さないでしょう。

しかし人格が同じですとは」


と話していきだいたいの事は話した。


「なるほど、この世界を創るとそしてこの世界にまだ人がおらずなのでぼくを呼んだとでもぼく軍師だよこの世界に必要なのですか?」


「そこはわたくし神志名蒼穹がお話ししますわ

半兵衛殿の軍才は確かに今は必要ないのは事実です。しかし歴史書に残る半兵衛殿のお人柄を参考にしてそれがこの世界に必要と感じ召喚しました。でもなぜ半兵衛殿にとって未来である時代から呼ばないという疑問を持ちましょうが失礼ながら半兵衛殿の生きた時代はとても殺伐しているのに対し私たちの生きている時代は形だけでも平和が成り立っています。一人の人が消えただけで大問題となるのです。だから…」


「もう大丈夫です。分かりました。あなたたちの事情もようはあなた方も他の場所にあまり干渉したくないという結論というところなのですね。しかし私が選ばれるとは幸と呼べばいいか不幸と呼べばいいか・・・しかしこれも運命なのでしょう私一人では生きられない身ご助力しましょう。」


と半兵衛はなにかしら合点がいったのか納得してくれた。


「なんかさっきとは雰囲気がガラッと変わったなさすが半兵衛殿だな」


「いえいえ、それともう殿ではなくまなと殿はわが主、半兵衛と申し下さい」


「な、なんか照れ臭いなありがとう!半兵衛!」


「ねぇ、まーくんそこは敬称なんかいいからとか敬語はよせとかいうとこらじゃないの?」


といろいろと話を聞いていたカリンがこっそりまなとに耳打ちをした。


「後々厄介ごとになるよりはましだ」


「厄介ごと?」


まなとの返答にまたカリンは疑問を浮かべることになるのだった。


「さっき話した口ぶりですとまだまだ召喚するということでしょうか?」


と半兵衛はもっともな質問を投げかけた。


「あぁ、つぎはまた半兵衛の時代の人で毛利両川と名高い小早川隆景だ」


「毛利殿の家臣を呼ぶというのですな」


「家臣と言っても毛利の血筋だけどな毛利家は不和をダメとしている家系だからお家騒動封じとしてやっているみたいだ」


「家臣と言えば、それと私から一つ申したいことが・・・」


半兵衛は毛利家の事を知っているにもかかわらず家臣というふうに聞き返した真意はそこにあったが


「半兵衛の身内家臣を呼んでもいいかだろ」


「流石、まなと殿おみとおしというわけですか」


一瞬驚いたがすぐに納得の顔になった半兵衛


「そこらへんは考えている。逆にこっちからお願いしようと思っていた

小早川隆景の召喚してからだ、できれば両家呼んでもらいたいところだ

それじゃ始めるか」


(またいっちょやりますかこちらも毛利家はこれから大変になるだろうが容赦ください!)


「小早川隆景っっ!!」


とその掛け声とともにまなとの前方に幾何学模様ができそこから光で輝きだした。


そしてまたそこに現れた人は





              二人もいた。


「「「「なんで二人も」」」」


「なんでしょう、ここは?さっきまで厳島神社にいたのでは兄者や父上は?」


「ここが異世界ですかーいいですんねーワクワクしますよ日本の神様として」


「「「「「か、神様!??!?!」」」」」


とまなと達御一行はとんでもない人?いや神様を釣り上げてしまった。

コメントお待ちしております。誤字脱字は申し訳ないです。ご指摘お願いします。

投稿頻度の励みとなります。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ