7:第六天魔王?いいや何言ってるかわからないです。
「ねぇまーくんなんで織田信長召喚しちゃだめなのー?」
とカリンの根も葉もない爆弾発言から討論、議論が過激化していた。
「いや考えてみろ、信長なんて召喚したら史実通りならぼくは操れる自信がない、それに今の世界のままじゃまだ織田信長は使えない」
まなとはカリンの発言に対していろいろと考えを巡らせてこれが答えだった。
その答えにカリンは不満げな顔をしていたがそれにこたえられる反論が見当たらないのか黙り込んだ。
「そうですね、これに関してはまなと様が正論ですわね。
ですがそこらへんの時代の人を呼ぶのは良い案だと思います」
「戦国時代の人を呼ぶのが良い案?」
とまなとは蒼穹の言いたいことはなんとなく分かっていたが聞き返した。
「ええ、なんせその時代の人は日々が死と隣り合わせいつ死んでもおかしくないです。
なのでもし呼んでも死んだという認識になるでしょうそれより時代が進んだら話がややこしくするのでおすすめはしませんわ」
「そうだな、時代が進むにつれて神隠しみたいな迷信でなくなり社会が混乱しそうだもんな、そこらの時代なら迷信で済みそうだな」
「や、やっぱりねそ、そうよそれを見越して例えばの話で信長をだしたのよ、例えばだよそう例えば」
黙っていたカリンがさっきまで暗い顔をしていたが、蒼穹の言葉で息を吹き返した。
「そうわね、白石さんのおかげですわね。白石さんの」
蒼穹は息を吹き返したカリンに棒読みの返答をした。
「んなぁっ、なんか馬鹿にされてるの?、ねまーくん馬鹿にされてるわよね?」
とカリンは蒼穹に食って掛かる。
「そうだな、さすがカリンだよくやった、それよりー」
「えへへ、ありがとうまーくん」
カリンはまなとが褒めたらすぐに黙った。
(ちょろいなーなんてちょろいんだそれでいいのかカリンよ、このままではチョロインになってしまうぞ
がんばれ!カリン、負けるなカリン!チョロインに)
とカリンに対して思考を巡らせていた。カリンの今後について。
このままでいいのかともっと依存をなくせなければと。
「こほん、話がそれましたわ、それでは戦国時代の人を呼ぶとして、話をわかるような人ではいけませんですわ
いきなり斬りかかられれては大変ですわ、まぁ、まなと様がいてくれれば問題ありませんが」
「買いかぶりすぎだ、それに戦の時代を生きていた人だぼくらの常識とは違うこの星と一緒のように」
「そうですわね、考えに至らなくて申し訳ありませでしたわ」
と蒼穹もまなとに対して素直に非を認めた。
「そんなにかしこまらなくても、もっと砕けた会話でいいのにそれに話の分かる相手ってのは重要だな、だれかいるかな?」
「すいませんわ、しかし癖なので一朝一夕ではのおりませんわ、また話がそれましたわ
それで呼ぶ人は下剋上思考がない方がいいですわね
織田信長なんて論外ですわ」
「ぎ、ぎくっっ、うぅぅーー」
蒼穹は若干カリンをディスりながら意見を言った。
「そうだなー小早川隆景や竹中半兵衛くらいか?賢人とかゆわれていたくらいだから」
まなとは毛利元就の三男で毛利両川の一角である小早川隆景、かの黒田官兵衛と並んで二兵衛といわれ天下人豊臣秀吉に仕えた竹中半兵衛の二人を挙げた。
「なかなか、いいところをつきましたわね
しかし白石さんが頭の上に?があるようにみえますが白石さん誰だか分かってますわよね?」
と蒼穹はからかうようにカリンに話をふった。
「も、もちろんよあ、あれでしょう天下統一しようとした人でしょう」
カリンは当り障りのないように答えた。
「あってなくはないと思うが、分かってないな、へんなところで意地をはるな、知らないことを知らないということは恥ではない、むしろ勇気があると言える知らないと言える人は意外と少ない、だからその少数しか知識を自分の糧にできない少数以外のその他大勢にその分差がつくその一言で大きく変わるかもしれないそのアドバンテージを失うわけにはいかないだろう人生は十分ではないのだからつまらない意地をはるな大局を見極めろそして絶対にいかすんだ。
そうゆうのを人にしたようのな人がこの二人だ。」
「いい感じ?に説明できましたをね」
とカリンをみつめるとポカンとしていた。
(ちょっとカリンにキャパオーバーだったかもしれないな)
一息置くとカリンは
「うん!、分かったそのような人みたいに努力するよ!それより百聞は一見に如かずというから二人とも呼んでみようよ!」
まなとと蒼穹は予想外な返答に少し驚いた。
「そ、そうだなこのさい二人とも呼ぶか!とっても貴重な機会だからこの星のため」
「そうですわねこれ程の偉人は私たちも大変勉強になると思いますから」
三人は次の召喚のめどがつきもう夜が遅いので寝ることにした。どこでとかはゆはない例の場所とだけ。
そして、朝一に二人を呼ぶことで三人は眠りについた。
回数も増えてきたので意見、コメントお待ちしております。
誤字脱字は申し訳ないです。