4:三人寄れば文殊の知恵
「改めてごきげんよう、白石さん、まなと様
それで今日はいかような用件で?」
「まーくん!まーくん!よりにもよってどうしてこの女なの!
他にも選択しあってでしょうが!」
「まあまあ、落ち着けカリンぼくにはこの選択肢しかなかったがな」
(カリンのやつ妙につっかかってくるな今更だろ女心は分からん)
「これ以外選択肢がなかった?まーくんのとーへんぼく!」
「あらあら、騒がしいこと一気にここの音のデシベルが上がったわ、それよりもまなと様この状況はいかように?白石さんの鳴き声しか聞こえませんが」
「ど、動物扱ヴべヴぉいむんむー」と言っている途中でまなとはカリンの口をふさいだ。
「少し静かに話が進まん迅速に問題を解決しないといけないから」
と言い聞かせむすっとしながらも数瞬したら落ち着いた。
(なんだカリンそらと相性そんなに悪かったか?そんな印象なかったが、ま、落ち着いてよかった)
「とまざっくり言うとそらがくるまでぼくとカリンはアダムとイブ状態だったんだ」
「大体予測はついたわあなたたちは何もない星に移されあたかもその星に何もなくおおよそ第一号生命体がまなと様ですわよね?
それでまずまなと様は白石さんを選んだと嫉妬してしまいますわ」
「すごいなアダムとイブでわかるかさすが学園の才女のそらだなでも驚かないのか?結構事実無根なことだと思うぞ冷静だな。」
「ちょっと嫉妬ってなによ当然でしょまーくんとは赤ちゃんの頃からの腐れ縁で親友なんだし」と懲りずにカリンは話に入ってきた。
「カリン話が進まな」
「ふふっ、親友ですかそうですわね親友ですもんね当然ですわね失礼しましたわ」
「お~~~~~~い話が進まな」
「そうよ親友だから当然、なっ何よ悲しい人を見るような眼は?」
「カリンさーーーーん、ねぇ聞いてる?」
「いえいえ、なんでもありませんわ少し思うところがありまして」
「むきっー!なぜか怒りがこみあげてくるわ」
「あら、気のせいなのでわ?ふふっ」
「そ、そらさん話を・・・」
「「まなと(様)は黙ってて!!!」」
「あっ、はい・・・」
とそれからかれこれありまなとには気の遠くなるようなキャットファイト?が繰り広げられたとかないとか・・・
「「はぁっ、はぁっ、、、、」」
「よ、宜しいでしょうか?お二人方」
「はい、まなと様楽しい時間も気が済みましてよ」
「ちょっなによ楽しいじかヴべヴぉいむんむー」
「はいはい終わりもう流石にダメだ!!」と言いまたカリンを再封印した。
それからそらに事の全容を事細かく説明した。大魔王の話以外は。
「分かりましたわ、それでまなと様はこの星をどうしたいのかしら能力を必要最低限使って発展でにするか、能力をフルに使い地球以上の文明の発展をさせるか、私としてはどちらも魅力的ですね。
少数精鋭で地球には無かった自由をてにいれるか、それとも人をどんどん増やしていき文明を発展させてこんな星があるんですからいろいろな星の技術を取り入れで快適な生活をおくるか」
「私は!快適な暮らししたい!せっかく来たんだから」
「うーんそれはそれで難しい気がする、だってカリンやそらだからぼくは呼ぶと決心したんだから赤の他人だと色々なごたごたがあるからなー」
「そんなのまーくんの能力でなんとかなるでしょっ!」
「なんとかなるっしょって軽いな
それにそれなら自分だけの星にした方が簡単なような」
「えーーそんなのつまんないよ色々な交流があった方が絶対楽しいよ」
「それをまとめるのでしたら国を創るというのはどうでしょうか自分だけで色々な交流でき二人の要求を叶えられますわよ」
それから三者三葉の意見が飛び交いまたまた時間が食われるが今度は有意義な時間だったと言える?途中キャットファイト勃発しそうだったが。
それから30分くらいしたら・・・
「よしっ決めた!!ぼくはいやぼくらはこれからの方針は・・・
まずこの星の星主としてこの星をこの世のどの星より発展させ、
地球にまで名声が届くような星にし、
それでもぼくの能力でぼくたち3人は自由に生きて、星民も豊かな暮らしができるような星を創りたい!
いいかな?それで?」
「な、なんか壮大だね!でもまーくんならなんとなくできちゃいそうそう思えて逆にこわいよーーー」
「そうですわね、確かに現実的にみれば理想論しかしまなと様にはできるだけの力があると私は思いますわ」
「おいおい、そんな過大評価するなよ、それじゃ失敗したときの保険かけられないよ、まやるだけやってみるか!なんせこの星は自分から始まるんだから、二人も巻き込んで申し訳ないけどみていてぼくの星史の物語を」
「楽しみだなーーー」
「お手伝いさせていただきますわ」
こうして古来に起きた第一回目空虚御前会議が行われこの星の歴史、星史が始まった。
そしてこの星はこの時からこの世の波に乗りかかり衰退、発展、停滞という技術でまなと達は乗りこなせるだろうかこれがわかるのはまだまだまだ先の先の事になりそうである。