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第十五話 イメージって結構曖昧だ

ちょっと短めです。

てか仕事が忙しいいいいいい。

ゴハッ・・・

 メアが行ってからあの城の地下?あたりに気持ち悪い感触がした。

 何発か撃ってる内にそれはどんどん強くなりメアが城に接触する前に破壊しておこうと思い破壊した。

 ちなみに何故コルネに弾丸のような硬い物質を作ってもらい撃たないかというと、それだと弾が城を貫通してしまうためだ。

 その分石ころだとぶつかった瞬間に破裂するため便利なのだ。

 特に破壊するという点に関しては。

 そして超電磁砲だが普通なら石は溶けるだがそこは魔法が便利なところである。

 石に魔力で膜を作ることにより雷によっての融解が始まらないようにしてある。

 うん。魔法って便利だ。

 それにしてもだ・・・


「あの気持ち悪い雰囲気の所ぶち壊したらもっと気持ち悪くなったんだが?」

「まさか魔物が関係しているとは思っていなかったわ・・・・・・」

「魔物ってあれかスライムとかラミアとかヴァンパイア・・・は魔物なのか?」

「ええ。佑君は魔物の定義って知ってるかしら?」


 ふむ・・・定義ねえ。

 俺が考えているとコルネがそんな俺を見て答えを言った。


「簡単よ?発生する方法が違うのよ」

「生まれ方・・・つまり命のでき方かね?」

「まあ、そうなんだけど詳しく説明すると魔物とは淀みの塊なのよ」

「負とかそこらへんのか?」

「う~ん近いんだけど違うわね淀みってのは私達神や人間?である佑君とかの不安定な情報が具現化した物なの」


 不安定な情報・・・

 そして何故俺の時だけ疑問系だ?あとでひっぱたく。


「その不安定な情報って?」


 疑問に思い、コルネに質問した。


「そうねえ・・・例えば佑君、命ってなんだと思う?」

「真面目に答えたほうがいいか?それともふざけて言ったほうがいいか?」

「真面目にだと嬉しいんですけど・・・ちなみにふざけた場合は?」

「某芸人のものまねでもしようかと思っていた」


 「それはそれで見たかったわねー」と少し苦笑しながら言い。

 再び真面目な顔に戻った。

 それじゃあ真面目に答えますか。


「まあ、真面目にだと・・・人間の心臓ってイメージが強いな」

「そうよね。でもそうなると脳だって命になるわよね?」

「・・・・・・ああ、そういうことか」

「そ」


 つまりコルネはこう言いたいのか。

 心臓という物は確かに人間に必要なものだが脳も同じく必要なものだ。

 しかも潰されたり穴開いたりすると絶命する可能性が高い・・・ということはだ。

 命という単語のイメージが曖昧なのだ。

 よく命がなくなるとか漫画や現実で言ってはいるがそもそも命とはなんだ?

 それは人間が絶命するものを指しているとは限らない。

 例えばだ。

 妹か弟がいるとしよう。

 それがもし自分にとって命を捨ててでも守りたいもので実際に命を賭けるような状況になったら?

 簡単だ。

 自分の命を守るために使用するだろう。

 だが逆にその命よりも大切なものがなくなったら?

 それは果たして生きているといえるのだろうか?

 なるほど・・・確かにこういう考えた方は淀みっぽくなるだろうな。

 だって、命というものがどこにあるかわからないのだから。


「・・・わかった?」

「ああ・・・うん。なるほどな」

「そ。つまり淀みとは・・・」

「「不確定イメージの塊」」



 「正解~」とコルネが言った後どこからかクラッカーを取り出し爆発させた。


「それで?なんでそんな淀みがメアの国に?」

「う~んそれはちょっとわからないけど・・・一番予想できるのはどっかで感染したんでしょうね」

「感染?」

「そ。感染」


 なんかパンデミックを思い出すな・・・


「淀みって不確定イメージの集まりでしょ?その中には人間の意志みたいなものも混ざることがあるのよ。そしてそ淀みに酔った場合、それを感染って言うわけなのよ」

「感染されるとどうなるんだ?」

「そうねえ・・・本来の自分ではない人格が自分の中にできたり・・・一番厄介なのは魔物と同じになってしまうことかしらね?」


 それは・・・本当にバイオハザー○みたいだな。


「そしてもっと厄介なのがその感染の原因が意思を持ってる場合なのよねえ・・・」

「あー・・・人間に近い思考をしているってことか?」

「そうなのよ・・・だから無駄に頭が回って面倒くさいったらありゃしないのよ・・・昔、私も討伐したことあるけど、もう関わりたくないわね」


 うわ・・・あの面倒くさがりやのコルネが言うんだ相当なんだろうな。

 てかその言い方をするとなると現在進行形で目の前でその淀みがあるということがわかってしまうんですが・・・


「・・・どうしようか?」

「見つけちゃった以上消さないとねえ・・・・・・ハァァァァァ・・・・・・・・・・・・・」


 やばいぐらいな長いため息だな。

 コルネに会ってから今までの中で一番でかいぞそのため息。


「まあ、とりあえずメアが帰ってきて・・・と帰ってきたみたいだな」

「む?主もういいのか?」

「ん?ああもういいぞ」

「わかった」


 そういえばカンナに龍族の動き制限させてましたねハイ忘れてました。

 そんな風に考えているとカンナが指をパチンと鳴らした。


「これで動けるようになるはずだ我が主よ」

「ありがとうなカンナ」

「いや、我が主のためだ問題ない」


 ・・・物凄い優しい笑顔で言われているのは何故だろうか?


「おーい!ユウ!!」

「おー」


 メアに呼ばれたので軽く返事をしながら手を上げる。

 そしてメアが近くに着地する。


「空を飛べるっていいね」

「そりゃ元々人類の夢でしたし」

「そうなの?」

「そうだぞ」

「へえ・・・じゃなくて、大変だよユウ」

「ひどく嫌な予感がするのは私だけかしら?」

「いんやその予感たぶんあたってるぞ」



「お父様の妻・・・お母様がってよんだらいいのかわからないけど・・・そのお母様が原因で今この国は危機に陥ってるってお父様が言ってた」



「「あー・・・・・・当たりですね」」


 うん。なんとなく予想がついてたよ・・・

 メアの異常な魔力量それに先祖返りに近い力の熟達、これらを含めても淀みのせいだろうなあ・・・


「え?え?」

「気にするな、色々とメアがおかしいのかわかっただけだから」

「ええ!?」

「なるほどねぇ・・・だから私が契約獣なのね」

「えええ!!?」


 うん。動揺するメアが可愛いです。

 特に尻尾がパタパタしてるのがイイネ!


「(てかコルネ、この話したらメア絶対ショックだよな)」

「(まあね、あなたの母親は魔物でしたとかそりゃショックでしょ?)」

「(じゃあ、とりあえず秘密ということでいいか?)」

「(いいと思うわよ?)」


 よしじゃあ秘密という方向でいこう。

 せっかく自分は出来損ないっていうレッテルをはがしかけている所にこんな話したら一発でアウトだろうしな。


「よし。とりあえずメアが聞いた話聞かせてくれるか?」

「え?う、うん」

「・・・ふむ我が主よこれはもう一回止めたほうがいいか?」

「あー・・・頼めるか?」

「了解した我が主よ」


 そして再びカンナが号令のような声を出し、龍族を止める。

 本当ずるいよなあコレ・・・


「じゃあ、話すね?お父様から聞いた話は・・・」


 さてとじゃあ、今度は魔物退治といきますか。



 ・・・俺、学園に明日までに戻れるかな?

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