表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/12

9、城下町へ・・ ≪前≫☆

挿絵ありますよ


・・・

「つかれた。てかなんだよ。昨日の古記なんだろう。」


古記とは、昨日、ジェシールと勉強した最後らへんに、見せられた奴のことである。今、歩きながら、唸っていた。

「まず、“光と闇”これ、わかりやすい・・要は、勇者と魔王じゃね。それに次に、あるしね。”闇は魔の王、光は勇の騎士”ってあるし・・・ぶつぶつ」


「ていうか、書き方にしては、女神さまが書いたようには、みえない。」

なにか、これは、俺達に・・では、なくて、女神さまに・・


(ああもう、考えても終わらない・・・まてよ、なんであの古記が女神さまが書いたものと、おもったんだ?・・)


「・・これから、どうしよ。訳合って、勉強会は午前まで、だから、午後が暇だ。」


暇・・考えるのも疲れた、今、暇の一文字しかない。というリューハルトは、考える時よりも、頭を唸らせた・・・・



10分後


「てか、俺、ここの城下町みたことないな・・」


時間をかけて、考えた結果。城下町がでてきた。彼は、国だってこと忘れていた。


「あ、てか、どうやっていく・・」

あらかじめ、案内されていたけど・・


(・・・うん、聞こう。)

目の端に捕えた人物をみて、そう思った。その人物とは、あの案内してくれたメイドさん・・だった。


「なあ」

まあ、いいとして、話しかけると、なぜか、彼女は、驚いていた。


「リューハルト様!!なんでしょう!」

「・・・ああ、ちょっと、町に行きたいんだ。どうすればいい?」


「町ですか・そうですね。陛下が築いてきた町は、ありますよ!」


そういう彼女の声は弾んでいて、うれしそうなので、リューハルトは・・

「・・そこまでいうんだから、良いところなんだろうな」

「え・・あ、はい。そうなんですよ!(笑った)」

顔を和らげ、そういった。


「で、どこにいけばいい?」

と、また、本題に入った。

「ここから、右に行き、そのまま、まっすぐにいくと、城下町につながる扉に辿りつけます。では、私はこれで・・・」


彼女は、リューハルトに頭をさげ、早足に立ち去って行った。


「・・・あっちか・・」



さらに10分後・・


歩いたところ、リューハルトの眼の前には、彼の身長の2倍は上回る扉があった。


「これか・・・」

と、扉に手にあてたところ・・・


「どこにいくんだ?リューハルト」

「!!・・魔王・・」


挿絵(By みてみん)


突然、声をかけたのが、魔王ヴェルインだった。


「・・・・」

「言え」

無言の訴えに、容赦なく言いはなった。といいつつも、顔は、ニヤニヤしている。

「・・・ちょっと、町に、いきたいな。と思って・・」


「・・ほう」


なんかしらないけど、沈黙が走る。


「・・・・」

リューハルトの頬には、冷や汗・・・・


「おう、いってきていいぞ!」

と、今までの雰囲気をぶち破って、華やかな顔で、言った。


「あ、ありがと・・・じゃねぇよ!さっきの雰囲気はどこへ!?」

「まあ、気にするなって、気楽に行って来い!」


そして、リューハルトは、魔王に押されて、扉をぐぐった。




                 ・・・To be continued


これからは、☆があるところは、挿絵がありますよ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ