1、はじまり
初めて投稿します。
全く逆な魔王資質な女の子と勇者資質な男の話です
青空の真下で、ウッとしいほどになく蝉の中で、ことが起こった
「たっく、誠さ、つよいんだが、甘いんだよ」
かたあたりまでのびた髪の毛を払いながら、言った。
「燐ちゃん、ごめん、また助けられたね」
「誠も誠よ、見事に面倒事つくってくれて・・・」
「り、燐ちゃん?」
「どうしてくれんのよ!!」
どかっ
「いだっ・・まったく燐ちゃん手加減なしか・・」
「あんたが悪い」
思い切り殴られた頭を押さえながら、言った。強いんだか弱いんだか、全く分からない。
しかも、あのたちが悪い性格よ
困っている仔がいたら、迷わず助けて、喧嘩売るんだから・・
(まっほとんど、あいつが、半分やって、あとは私が片付けているのよね)
「燐ちゃん、行こう、あの子は行ったみたいだから・・」
「たすけてもらって礼もないのね、だからわざわざ助けなくてもいいのに・・」
「僕は、そう思わない・・」
「甘いわ、こんなのは時間の無駄、利用できるものなら利用するもんよ、たすけたってなんの得にはならないわ!」
そうよ、誠はそんなこというけど、世界は、そんなものよ、まあ、誠の考えも、一理あるけど・・
「でも、燐ちゃんは、いつも、僕のことを助けてくれるよね?」
「・・・まあね」
「魔王見たいな性格と優しい性格がある。燐ちゃんだからね。感謝しますよーー」
魔王ってなんだ、魔王っていうんじゃない!
「あんたもよ、勇者誠!」
「はいはい、魔王燐さまー」
勇者資質にいわれたくないやい・・てか、置いていくな!
笑いながら走る誠の背中を、追って走る燐だったが、のちに、いろいろと面倒事に巻き込まれることは、全く知らなかった・・
主人公が成りきれてない。かっがり・・・次は頑張りたいです。