第23話「真の敵」
都市の裂け目はまだ微かに揺れ、瓦礫が宙を漂う異常空間。
未知の脅威と対峙するカナタたちの前に、ついに真の敵――ミレイアの隠された本体――が姿を現した。
「……これが、真の敵か」カナタは拳を握り、全力を注ぐ決意を固める。
ノワルは刀を構え、冷静な眼差しで敵の全容を見極めようとする。
リベラは前衛で熱血を全開にし、ゼフィは即座に戦術解析を開始。
マキナは後方支援で全員の体力と精神を守りつつ、未知の能力に対応する光を放つ。
真の敵は都市全体を巻き込む規模で力を行使する。
空間操作、時間の歪み、強力な衝撃波――チームの能力では一瞬でも油断できない圧倒的威圧感。
「……負けられない!」カナタの叫びと共に、全員が覚醒力を解放。
拳から放たれる衝撃波、ノワルの連携斬撃、リベラの蹴撃、ゼフィの戦術指示、マキナの支援光――
五人の力が完全に同期し、都市全体を巻き込む戦闘に挑む。
戦闘の最中、心理の波が激しくぶつかる。
恐怖、緊張、仲間への信頼、希望――全員の感覚が極限まで研ぎ澄まされ、戦術と直感が融合する。
「……これが、俺たちの総力だ!」カナタは拳を振り下ろし、衝撃波で敵の動きを止める。
ノワルとリベラの連携攻撃が真の敵の中核を切り裂き、ゼフィの戦術指示が全体を統制。
マキナの光が仲間を支え、戦力を最大化する。
都市全体が揺れ、瓦礫と光の渦が激しく交錯する中、チームの総力戦が頂点に達する。
ついに真の敵は動きを止め、黒い影は光に包まれて消え去った。
「……やったな」カナタは深呼吸し、仲間たちを見渡す。
ノワル、リベラ、ゼフィ、マキナ――全員の瞳には、勝利の確信と深い絆が宿る。
都市は一時的な平穏を取り戻し、世界線異常も収束しつつある。
しかし、心理と戦術、覚醒の力で勝利したその瞬間、チームは新たな未来への扉を感じる。
「……俺たちの戦いは、これで終わりじゃない」カナタは拳を握り、仲間と視線を交わす。




