8話:部屋掃除−7
裕介の部屋
「…なぁこれって僕までやる必要あるのか?」
「一応」
「他の人入る余地ないだろ」
「私達もやったし」
「僕の部屋っていつでもみんな見れるじゃん」
「それはそうだけど…ね!?」
裕介の部屋は、少し特殊である。
それぞれの部屋がある2階ではなく、1階のリビングからすぐ行ける場所にある。
なぜここなのか。色々と理由はあるが、何よりも裕介の荷物がみんなの役に立つものばかりだからだ。
ゲーミング系のパソコンなど一式にとどまらず、本やオーディオといった、裕介が趣味で持っているもののほとんどが本人の
「便利だから」
の一言で誰でも使えるように一階においてあるのだ。
「無駄なものは基本ないけど、ん。」
といって引き戸を開ける。広がるのはガジェットや書斎なんかが入り混じった不思議な空間だった。
「なんか前よりパワーアップしてない?」
「これなに〜??いみわかんないぼたんいっぱい」
「…ウワ、これ高そう」
「触るな!高額請求されるぞ」
「みんな僕のことなんだと思ってるの?」
裕介は不満なようではあるが、世間一般では趣味でここまで集めていると引かれるレベルである。
「う〜ん…片付けるところもないし、裕介の部屋はこれで終わりでいいんじゃないです?」
「賛成」
「んじゃそうするか〜」
そして、リビングに移動する一行。
「恭弥ってなに食べる?」
「僕はクッキーがいいかな」
「オッケー、他の奴らは勝手に持ってけ」
「ウィ」
「あいよ〜」
「アイドルマスタぁ〜」
「それ中学の時の誤魔化し挨拶じゃん」
「懐かし〜」
和気藹々としていくリビング。
これから入ってくる入居者が誰なのか賭けながら、ゆっくりとした時間を過ごしていく面々だった。
次回から登場のキャラクターもいますね。ちなみに恭弥は消えます。
ちなみに、賭けは
里野筍→崎戸真慈
喜多川美紀→空地さほろ
伊坂渉→新村尊
須野透花→新村尊
古田瞳→空地さほろ
山中愁人→新村尊
三矢裕介→管理人張本人なので参加していない
といったラインナップです。結果は次回をお楽しみに。