2話
「にへへ」
笑う俺
「んだよ、気持ち悪いな」
そんな会話をしてるのは親友の関 友也17歳。
「そう言うなよぉ、俺とお前の仲じゃんかぁ」
「お前、彼女が出来たからって浮かれてんじゃねぇぞ?」
「いいじゃん!浮かれたっていいじゃん!彼女だよ?!小雪だよ?!?!!!!」
俺は大声で言った。言ってしまった。教室のみんなの目が一斉にこっちを向いた。そして…
「「「「「一ノ瀬小雪が彼女?!」」」」」
ーあ、うん、これやっちゃったやつだ
完全にやっちゃったやつである。
「お前、やったなw」
「いや!やったな、じゃねぇよぉおおおお」
そんな絶叫が教室内に響き渡るのであった。
その後俺はクラスのみんなに、授業そっちのけで2時間ほどこってりしぼられた。
「ったく、酷い目にあったぜ」
「はははっおつかれさん」
「ほんとに疲れたわっ」
うん、疲れた、ほんとに
「こういう時に、癒し─」
そう言いかけた時。
「あ!透!」
ーあ、天使
紛うことなき天使がそのに居た。そうだハグしよう。ハグ。
「こゆきぃ〜聞いてくれよぉ」
「ひゃっ、どうしたの?びっくりしたぁ」
「クラスのみんなに小雪が彼女だってことバレちゃって、質問攻めにあってた…」
「え?!クラスのみんなに?!」
小雪は顔を真っ赤に染めて叫ぶ。
「そ」
俺は短く答えると大きなため息をついた。
「帰ってAP○Xしよ…」
この後めちゃくちゃA○EXした。
1話が短いですが、いや!だからこそ!楽しめたかと思います!!!