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最後に謎の再会が

総力戦終了です。

話が全て終わる前に。ちょっとした再会があります。


「魔物が……! もしかして!」


 勇者の仲間である武道家のミミットは、目の前で起きた光景に思わず声を上げた。


 騎士や冒険者など。全力で戦っていた人間たちは、突如として全ての魔物が闇に消えるのを見た。無限に現れ、彼らを攻め立てようとする怪物。それらがその形をとどめなくなり、闇へと霧散する。


 何もかもが消え去り、戦いの地にはもう人間しか残らない。そんな状況。


「……ハミルだ。ハミルがやってくれたんだ。魔王を倒したんだ!」


 ミミットはそう小さく呟く。それと同時に、表情がぱあっと明るくなって……。


「や……やったーーーっ!!」


 ぴょんぴょんと飛び跳ねて喜びを露わにする。戦いは終わった。諸悪の根源たる魔王が倒されたことで。闇や歪みが消え去った。それによって、そこから生まれる魔物たちも、姿を維持することができなくなったのだろう。


 水車の水も、供給されなければ止まってしまうように。煌々と燃える赤い炎もそれを燃やし続けるものがなくなれば一瞬で消え去ってしまうように。


 物体は源が無くなってしまえば、簡単に消え去ってしまうものであるのだ。


「ミミたちの勝ちだ! みんなで掴んだ勝利だよ!」 


 ミミットは振り向いて、そう嬉しそうに叫ぶ。騎士や冒険者が嬉しそうに答えるのに、そう時間はかからなかった。


「……お前たちとこの場所を守り通せたこと、心より嬉しく思うものである」

「そこまで言わなくたってちゃんと理解できます、アイヴァン様!」


 偉大なるフラーレン公国の騎士たるアイヴァンは、荘厳な口調で言って頭を下げた。相変わらずの厳かな雰囲気を纏っている。


「……そうか。だが私は、これを国家における非常事態であると位置付けた。そのことから……お前たちを恐ろしい場所に引き込んだのではないか。そう思っていた。騎士とはいえど、恐怖はあると思ってはいる」


 部下の騎士にそう言われて、アイヴァンはその言葉を返した。恐怖はある。騎士といえど人間で、人間には限界がある。


 この国にとって。最大の危機たるものだった。それに挑むのに対し、足踏みをされても仕方がない。アイヴァンはそう考えていた。


「……はっきり言ってしまえば、公国の危機と言っても。お前たちは逃げてもよかった。恐怖に駆られるものがいても、おかしくはないと」

「そんなことはないです!」


 騎士の一人がアイヴァンの前へ進み出て叫んだ。


「自分は嬉しいのです。騎士としての最上の名誉をいただけたのが、非常に! 雲の上の存在たるアイヴァン様とこうして共に戦うことができた。国に、王に。騎士としてという名誉を授かることができた。こうして国を守れたことを……我々騎士はどうして批判などできましょうか!!」

「その通りでございます! アイヴァン様は我々のことを何一つわかっていない!」


 周りの騎士達が、アイヴァンにそう言った。というがその声音は非難するようなものではなく。むしろ……言われている本人にとっても心地よいものだった。


「辛かったけれど嬉しかった! 我々の思いを、それをアイヴァン様自身が否定しないでいただきたいのです!」


 その言葉を投げかけられた。アイヴァンはしっかりと言葉を咀嚼する。部下より直接言葉をぶつけられることなど、あんまりなかった。騎士としてあまりにも大きくなりすぎた責任感。またそれゆえの謙遜や遠慮。それらがまとまって、アイヴァンという男を縛っていた。


 騎士団の空気を変えようとしていた。だけれどそれは、無意味だと気づいた。


 彼らは最初から変わらなくともよかったのだから。


「……ふっ……」

「ああ、アイヴァン様が! 笑った!」


 小さく笑みをこぼす。部下の騎士が、嬉しそうに言う。


「分かっていなかったのは私のようだ。お前たちのことを間違いなく分かっていなかった」


 そう言うと言葉を切る。


「故に、私も遠慮しないことを誓う。あの冒険者や勇者のように……明るく楽しく行こうじゃないか」

「はいっ!」


 騎士はそう言って笑った。それはなかなか難しいことなのだろうけれど、その第一歩となったのである。


「なんか楽しそうやのう……」

「なんじゃゴウス、お前は楽しくないのか?」

「抜かせ、そんなわけないやろ。なんせ俺たちァ……また生き延びれた」


 一方、冒険者の王たるゴウスとその仲間達は、その絆をもって生還の嬉しさを噛み締めていた。


「人って、なんでもできるんや。前に進む意思があればそりゃあなァ」

「正直今回ばかりはダメかと思ったんじゃ。でもその言葉の通りになった……」


 ゴウスの言葉に男はそう言う。


「その通りになったやろ? 俺ァ、万々歳や。にいちゃんもねえちゃんも、当然お前らも……みんななんともない。みんな……ちゃんとあの町へ戻れる。うれしいことなんて、これで十分や」

「ウー、ウー?」

「お前さんも立派やったでぇ。もう誰もお前さんのことを、バケモンだなんて謗る奴はおらん」

「ウーーッ!」


 やってきたオークの頭を、ゴウスは撫でる。嬉しそうに唸りつつ、笑顔を見せた。


「さて、ちゃんと戻らんとな……みんなと一緒になァ。そうじゃなきゃみんな心配するでぇ!」


 冒険者は手を挙げる。喝采、絶賛。それ即ち絆。


 だからこそ……その感情は素晴らしいと言えるのだ。


 歩く騎士と、走る冒険者。二つの道が平行になる。その道の行先は一つ。


 皆が待つ……城である。




『魔物が消えた? やっぱり、それは魔王を倒したから……』

「はい。勇者様のおかげでございます」


『鏡』の向こうにいる勇者へと、カトレアは声をかける。安心し切ったような、柔らかい声だった。


「その情報はミミさんから。とんでもなく元気な声でして……」


 カトレアはそう回想する。


 魔物が消えた。その情報をくれたのは元気な格闘娘だった。


 近くにあった『鏡』。そこから直接声を流し込んでくれた。キンキン声で、耳がかなりダメージを受けたのを覚えている。


「ミミ殿じゃからのう……」

「まあ彼女らしいといえば彼女らしいですけれど」


 苦笑するカザハナに、そうサラッと言ったのを、カトレアは覚えている。


『そっか。でも……僕は思う。それは、皆がいたからだ。皆がいたから。魔王を倒せた』


 ハミルは真剣な表情で言った。


『やっぱり、僕は……僕らは皆がいないとダメみたいだ。今回の戦いではっきり分かったと思う』

「────」


 いつもなら、昔なら。カトレアはその言葉を否定する。勇者様は勇者様なのだから、一人でも大丈夫なのだろう。


 だけれど。今回ばかりは。それは言えなかった。


「えぇ。そうです」


 だから彼女は。一言。


「私たちは……皆様がいての私たちなのですよね」


 そう言って彼女は微笑むのだった。


『うん。それとなんだけど……』

「ちょおっとストーーーップ!!」


 ハミルの言葉を切り裂くように、シエテが叫んだ。


「ちょっとストップよ。勇者へ聞くわ。魔王のところへは、アンタ一人で行ったわけじゃないわね。琥太郎もいた。……じゃあ琥太郎はどこ行ったのよ?」

『それなんだ!!』


 ハミルがシエテの言葉を肯定するように言う。焦りが勇者の中にあった。


『彼は別の場所に行った。魔王を僕に託して。自分から別の場所へ行ったけれど……その理由がわからない』


 頭に指を当てて、ハミルは考える。何か伝えたがっていたのは確か。だけれどそれは中断された。故に、聞きそびれたこと。


「でもちゃんと生きてるのは確かなのよね、何かあったら怖いやついるし……。分かったわ。魔王もいないし、後で探しましょう」

『あらあら、琥太郎さんがどうかされましたか?』

「いやぁアイツがかえって来ないと私たちは全て終わらないし……って、え?」

「勇者殿、うしろじゃ! 何かおる!」


 突如聞こえた、鈴の音がなるような、凛とした声。それにシエテはゾッとする。カザハナがそう叫び、ハミルが後ろを向いた。



 そこにいたのは、鬼の仮面。黒の着物に身を包む。それはそれはまさに、真っ黒な鬼。


『琥太郎さんでしたら、もうじき。大丈夫ですよ、ちゃんと……来ます』


 そんな鬼女が、そう静かに、されど柔らかい声で言った。


 普通だったら安心できる。しかしそれを、誰が信じるものなのか。『鏡』の外で感じられるのは、ゾッとした緊張感。


「え、こわ……怖!? 何こいつ、新しい魔王?! 残ってた魔王の配下? いやでも魔王死んだわよね?」


 ドン引きした様子で、シエテが言う。その反応は他も同じだった。


「カザハナさん、反応は!?」

「特に魔物ではなさそうじゃし……歪んでる様子もないの……。うむ、如何ともし難い。しかし勇者殿、わっちが直接見ていないだけで本当は危ない相手かもしれぬ……。用心を」

『分かってる。もし新しい魔王やそれに類する存在なら……ってことだね』


 カトレアとカザハナの二人。勇者へと指示を飛ばす。その声を聞いた勇者は……用心するように相手を、しっかり見た。


 静寂。魔王が倒れてもなお、この場所は落ち着けない。


『遅れた。色々と手間取ってな……』


 そんな中で聞こえる、青年の声。静寂を破るようなそんな声。


「あれ、琥太郎……?」


 間違いなく、聞き慣れた声だった。


「色々手間取ったって……にしては服の乱れとか、何もないけど……」

『手間取ったのは確かだ。それだけは言いたい。だがお前にどう伝えたらいいかわからない』

「何よ歯切れが悪いわねぇ、琥太郎は琥太郎なんだから、バシッと言えばいいのよ」

『簡単に言ってくれるな、シエテ』


 もどかしさを覚えるような。そんな琥太郎の声。それにシエテが疑問を覚えた。簡単に言ってくれる……と言われると。逆に気になる。


「だってアンタはそう言う感じじゃないし! 遠慮なんかしないでしょ! なんで今回ばかり……!」


 苛立った。シエテが声を荒げ、追求を始めようとする。しかし。


「こたろー!」

「うわびっくりした!」


 青葉が割り込んできて叫んだことで。それが中断された。


『青葉。終わったか。悪魔は倒れたか』

「うん。悪魔を倒して、魔物も消えたからすぐ帰ってきた。それで、こたろーはいつ帰れる?」

「いや、なんか琥太郎がさ、捕まって……るわけではないけど。すぐには帰れなさそうでさ……」


 青葉が捲し立てるように言う。その勢いにシエテは困惑していた中で……


「あら、その声……琥太郎さんがいるならと思いましたがもしや……青葉さん?」

「……! その声……」


 聞こえてきたウィスパーボイス。それを聞くと、青葉の顔がこわばる。


「本当……本当に? あの人…あの人なのこたろー」

『思うだろう? そのまさかだ。俺も……信じられなかったが、これは……』


 深刻そうな表情でそう呟き、琥太郎もそれを肯定する。青年と幼馴染の少女。二人だけが、その意味をちゃんとわかっていた。


「え、琥太郎も青葉も? アイツの知り合い?」

「……知り合い。知り合いだけど……。なんて言えばいいか。とっても恐ろしい人」

「恐ろしい人!?」

『えぇ、えぇ。知り合いも知り合いです。でも、知り合いって感じではないですね。ふふ、とっても。仲良くさせてもらっていましたね?』


 青葉とシエテの話を、聞いていた鬼女。だがそう言って、いったん言葉を切る。


『あぁ、私の自己紹介が遅れましたね』


 そう言うと、彼女は鬼の面を自ら取った。


 からん。と音を立てて。地面に鬼が落ちる。そしてそこには。凛とした、黒髪の美女がいた。誰もが振り向くだろう。息を呑むだろう。和風の美女。そんな彼女が恭しく頭を下げつつ、言う。


『相丘撫子。琥太郎さんの。最愛の母にございます。鬼の仮面を剥ぎ取りて……今ここに。どうぞ、よろしくございます♪』


 鬼女改め撫子は、小さく微笑むのだった。




「……なでしこさん」

「ナデシコ……って母親? 琥太郎の?」

「そう。鈴の音って聞いた時から、だろうと思ってた」


 その言葉に疑問を抱く。シエテは首を傾げる。青葉は小さく答えた。鈴の音。ころころと、流麗に。透き通ったような透明な声。その様を形容する言葉。確かに、彼女の声は。すんなり届く、そんな感じ。


「……こたろーに一番影響を与えた人。昔からこたろーにも私にも優しくて、いい人なんだけど」

『他己紹介ありがとうございます。青葉さん。母ですから。琥太郎さんに影響を与えた……って言われると嬉しく思います』


 へその部分に手を当てた、とっても丁寧な姿勢。美しい姿勢で彼女は立つ。


「こたろーのこと、一人で育ててた。職業は学芸員で、全体的に和風なものが好き』

「へ、へぇ……物知りね?」

「幼馴染の母親のことは知っていても当然」


 そんなことを言える青葉に少し驚きながらも、女神は紹介を咀嚼する。そう言えば、青年の過去にいたような気がする。最初の最初だから、あんま覚えてないけど。


「あの日、病院にもいたけれど。やっぱりなでしこさんもいたんだ」

『そう。あの日からずっと、ずっとこちらに。なんの因果かここに来てから……ずっといたのですよ』


 私は魔王の配下ではありませんけれど。と付け加え、撫子はいう。琥太郎にとっては、何一つ変わらない母の姿だった。


 赤い唇に長い黒の髪。古風な姿。まるで人形のような。そんな綺麗で美しい姿。


 そんな彼女がいる。いて……会っているわけで。それはやっぱり、驚きなのだった。


「これは驚きじゃのう……」

「魔王のところに人間が? ずっと……。よく捕まったり、配下として弄られたりされませんでしたね?」


 カザハナとカトレアは顔を見合わせつつ、目の前の相手に言った。


『……魔王さんとやらに触られたくはなかった。ほとんど、話すつもりもなく。心にも体も、触れることを許さなかったのです』


 撫子はサラッと言った。それはつまり、ずっと魔王の存在を見ておきながら、触れることをしなかったということ。干渉ゼロをずっと貫いたということ。


『まあ。少しばかし、切り飛ばしてしまったものは、あったのですけれど……』

「……うん。強いから」


 だが撫子はそうサラッと言う。青葉が少し遠慮するようにつっこんだ。


『そうか……コタロウ、飛んだ先にいたのは。君の母親だったのか』

『ああ、あの場所に行ったら、母がいた』


 少しばかし聞きに徹していた勇者だったが、ここで初めて口を開く。ワイヤーで飛んだ時のことを思い出した。建物の中に入っていって以降、わからなかったけど。そんなことがあったのだろう。


『そっか……よかった』


 琥太郎の言葉を聞くと、すぐに安心したような笑顔を見せる。


『魔王でも悪魔でもなく。さりとて人質でもなかった。だって二人は、親と子供。再会はとっても嬉しくて祝福されるものなんだ。だから……コタロウが家族とちゃんと出会えてよかったと思うよ』

「よくない!!」


 ハミルの言葉に全力で否定する。その声の主は青葉。今までの雰囲気とは違って、本気のトーンだ。


「よくない。ちっともよくない」

『え? でも、母親との感動の再会じゃないか?』

「私がよくないの。皆は知らないと思うけれど……」

『思うけれど……?』


 さっきから、青葉がおかしい。やけに言葉が乱れている。勇者も含め周りが疑問を抱き始める。


 そんな中で。


『あらあら、出会えてよかった。みたいですよ、琥太郎さん♪』


 隙を見せた、と言わんばかりに。撫子が動いた。琥太郎の顔へと顔を寄せると、ぎゅっと自らの顔へと抱き寄せて……。


 ちゅっ。


『……!』

「やった!? うわやった!?」

「やっぱり……!」


 躊躇なく琥太郎の唇へと。口づけを交わした。唇を奪って、リップシンクが鳴り響く。不意打ち。まさにそれを形容する言葉。驚きが辺りを支配する。


『ちゅ、ん……んふ、ふ……♪』


 何度も。何度も水音を響かせながら、甘く熱く。口付ける。


 ひとしきりキスして、満足して。唇を放した。そうして撫子は笑う。


『改めまして、再会。出会いましてのちゅー、です♪思い出しましたか? 琥太郎さん♪』


 指を唇に当て、再会のキスと、息子へと言い放つ。


 琥太郎は硬直していたが、すぐに口を開いた。


『思い出し……ました。しっかりと。硬直してた自分が馬鹿みたいだ』

「……だって。この人はそういう人だから」


 琥太郎と青葉は、互いにそう言う。彼女は。相丘撫子は……そう言う人間なのだと。再認識した。


 彼女は琥太郎のことを。母としてよりも、妻として。あるいは妾として……愛していたりするのである。


 「マジで……え、そんな感じなの!? アンタの母親? 母親なのに?」

「ふむぅ……びっくりじゃのう……」


 撫子がとった口付けという行動。


 シエテとカザハナが驚愕の表情を浮かべた。そんな中でカトレアが冷静そうにつぶやく。


「……しかしそれも一種の愛、なのではないでしょうか。ほら、私は……家族愛とかわかりませんから、それが家族と言われたらそうかもしれないのです」

「確かに、カトレアはそう言う感じじゃったのう」

「ええ。これについては……勇者様はどう思いますでしょうか?」

『うん。カトレアの言う通り。僕もそれが愛って言われたら愛だと思うんだ』

「私が間違ってる? ねえ私が間違ってる?」


 勇者とカトレアがそう結論づけたことに、シエテは困惑していた。住む世界が違いすぎると、そう考える。


「……それは認めない」


 ぽつり。そう呟いたのは、青葉。


「なでしこさんはこたろーのこと大好きだから、それは知ってるけど……それだけは認めない」


 そういうと青葉は『鏡』を睨みつけた。


「早く戻ってきて、こたろー。できるだけ早く」

『まあ、でしたら母も一緒に……。私は琥太郎さんの母で、それに……琥太郎さんを愛してますから。同じ恋をするものとして……。久しぶりに、青葉さんとも♪』

「よくない!!」


 青葉ががーっと噛みつく。


『まあ、戻る。ちゃんと戻るさ。母さんは……一緒に戻り、ます。はい……』

「……こたろーのばか。優柔不断」

『優柔不断なところも含めて、琥太郎さんのことを愛していますから……。私は別に……二号さんでもいいのですよ?』


 そんな危険な言葉を、さらっという。

 

 仕方ない。拾ってしまったのは、出会ってしまったのは自分だし。


「どうでもいいからさっさと戻ってこーい!!」


 青葉の恨み節と、シエテの叫び声を聞きながら。琥太郎はそう思うのであった。




はい、お母さん……撫子さんとの再会でした。

一番出したかったし、一番書きやすいキャラですね。

彼女が一番強かったりするのかもしれない。


次話は勇者と魔王編エピローグとなります。

割と短めになりますのでよろしくお願いします。

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