第四話「世界を創っちゃいました」
主)タイトル通りの展開になります。うっかり予約するのを忘れていた事に気づきませんでした。コロナは全然収束しませんが、皆さんはどうですか?自分はいつも通り小説のネタに悩んでます。では第四話、どうぞ!
〜寮〜
「えーと部屋は1503らしい」
「あ、ここだね」
「よし、どんな感じか楽しみだぜ!」
鍵を開けると
「広くね?」
「こんな広い部屋初めて」
「めっちゃ広いぜー!」
「まあ、3人で使う部屋にしては広いな」
「元々四人部屋だからね」
「さてと個室は1つ余るから荷物置きにでもする?」
「あー、良いかもね」
そうだ、部屋拡張させちゃお
「ちょっとこの部屋に手加えよっかな?」
「ん?なんかするのか?」
「それはお楽しみ」
「まあ、良いんじゃないの?」
「そうだね」
「終わったら声かけるね」
「オッケー」
と部屋に入り
『世界創造』
と部屋に新たな世界を作り森や海などを作り出した
「終わったよー」
「え?もう?」
「うん」
「じゃあ、入ってみようと」
「「………」」
気に入ってもらえなかったのかな?
「「な、な、なんじゃこりゃー!!!」」
驚きで声も出なかったらしい
「部屋の中に世界が出来ちゃった」
「この中で魔法の練習とかたくさんできるからね」
「そ、そうだね」
「これ以上驚くとやばくなりそう」
「アハハ、そうだね、ってかもうこの世界だと創造神でしょ?」
「そうだね、なんかちょっとめまいしてきたよ」
あー、やりすぎちゃったな
「そう言えば部活動どうする?」
ぶ、ぶ、部活動ォォォォォォォォォォォォォォォォォ
帰宅部だった俺に何ができるんじゃー!
「んー、何部に入ろっかな?」
「魔法研究部?それとも攻撃魔法部?」
「魔導具研究部もあるし、、悩むな〜」
「ねー、マスティアは何部が良い?」
「そうだなー、」
古代魔法研究部?
「古代魔法研究部っての面白そうじゃない?」
「おー、確かに面白そうだな」
「そこにしよっかー」
「じゃあ、明日入部届け出す?」
「そうしよっか」
「よーし、後はこの世界で練習させてー」
「良いよー」
「んー、どんな魔法から練習する?」
「そうだなー、『火弾』とかは?」
「あー、良いね」
「『火弾』」
と、ニレクレイムが『火弾』を唱えると近くに生えていた木の幹が貫通したのだった。
するとピロロンと鳴った
「ん?なんか称号に『別世界の魔法神』ってあるんだけど」
「「え?」」
「俺も一応見とこ」
とステータスを見ると『別世界の創造神』と書かれていた
「俺は『別世界の創造神』ってある」
「って事は俺は…」
とクリスが剣技を披露すると、ピロロンと鳴り
「あ、『別世界の武神』って出た」
「あー、なるほど、創造神と魔法神ってのは両立できないから次に魔法を使った人が魔法神になるってことかな?」
「つまり、俺は一番最初に剣技を使ったから武神なのか?」
「そういう事だろうな」
「そういえばステータスかなり上がった気がする」
「そういえば確かにかなり上がったな」
「え?あんまり変わってないけど」
「多分お前は元がおかしいんじゃないのか?」
「うん、多分そう思うよ」
ニレクレイム LV999
HP ∞ MP ∞ 武力 ∞
称号:神々の使徒 別世界の魔法神
攻撃属性
火属性LV100 水属性LV100 土属性LV100 風属性LV100
木属性LV100 聖属性LV100 闇属性LV100
その他
回復魔法LV100 結界魔法LV100 付与魔法LV100 剣技LV100
能力
魔法無効化 物理攻撃無力化 透明化 霧化 転移 アイテムボックス 100%命中
魔法創造 鑑定
加護
創造神の加護LV100 破壊神の加護LV100 商業神の加護LV100 魔法神の加護LV100
医神の加護LV100 武神の加護LV100 武器の神の加護LV100 生命神の加護LV100
マスティア=フォン=アールスカイド LV999
HP ∞ MP ∞ 武力 ∞
称号:転生者 元異世界の住人 神に選ばれし者 神々の使徒 別世界の創造神
攻撃属性
火属性LV100 水属性LV100 土属性LV100 風属性LV100
木属性LV100 聖属性LV100 闇属性LV100
その他
回復魔法LV100 結界魔法LV100 付与魔法LV100 剣技LV100
能力
魔法無効化 物理攻撃無力化 透明化 霧化 転移 アイテムボックス 100%命中
魔法創造 鑑定
加護
創造神の加護LV100 破壊神の加護LV100 商業神の加護LV100 魔法神の加護LV100
医神の加護LV100 武神の加護LV100 武器の神の加護LV100 生命神の加護LV100
クリス=フォン=メルクトラ LV999
HP ∞ MP ∞ 武力 ∞
称号:神々の使徒 別の世界の武神
攻撃属性
火属性LV100 水属性LV100 土属性LV100 風属性LV100
木属性LV100 聖属性LV100 闇属性LV100
その他
回復魔法LV100 結界魔法LV100 付与魔法LV100 剣技LV100
能力
魔法無効化 物理攻撃無力化 透明化 霧化 転移 アイテムボックス 100%命中
魔法創造 鑑定
加護
創造神の加護LV100 破壊神の加護LV100 商業神の加護LV100 魔法神の加護LV100
医神の加護LV100 武神の加護LV100 武器の神の加護LV100 生命神の加護LV100
「わあ」
「なんかHPとMPと武力が∞になってない?」
「∞って何?」
「簡単に言ったら底なしって事」
「「え?」」
「つまりどんな魔法でも打ち放題って事かな?」
「「えーーーーーーーーーーーーーー!」」
次の日
俺らは街に繰り出していた
「おー、王都はやっぱり広いなー」
「んー?どこから行く?」
「やっぱし、王都と言ったら飯だよ、飯」
とニレクレイムが食い意地を張ってきた
「路地裏で何かある」
「え?」
「もしかしたら誘拐だったり」
「それだったら急いだほうが良いね」
俺らが着くと
「ニシシ、嬢ちゃん、こっちに来なよ」
「いやです、あなたのような人についていくもんですか!」
「ん?なんだテメー」
気づかれた
「誰でもいいだろ」
「そうそう、誰でもいい」
「ああ、そうだったな、どうせ殺すから聞く必要は無かったな!」
「あ、殺すって言ったね」
「だからなんだ?」
「いや、関係ない『束縛』」
「なっ」
「『花吹雪』」
「『空気弾』」
「グハッ」
「大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ、お兄さん達は?」
「マスティア、マスティア=フォン=アールスカイドだ」
「え?王族?」
「まあね」
「あ、ありがとうございます、あ、私はカルネって言います」
「家はどこ?」
「え?」
「家まで送り届けたいからね」
「いえ、そんな、王子様に」
「かしこまらなくて良いよ、王位を継ぐ気はないし」
「そ、そうですか」
「あ、ここが家です」
カルネが家の扉を開けると
「おかーさん、ただいまー」
「カルネ、おかえり…そちらのお方は?」
「マスティア兄さん」
「家のカルネがお世話になりました、私自身も体が弱く、カルネには出稼ぎをしてもらうしかなかったので」
「でしたら家で働きますか?」
「え?良いのですか?」
「まあ、親にも相談が必要ですが専属のメイドとして雇いたいと思っています」
「お兄ちゃんと一緒に居られるの?」
「ええ、そうよ」
「やる、やってみる」
「どうかお願いできませんか?」
「分かりました、親にも伝えときますね」
「あの、働く場所ってどこなのでしょうか?」
「王城です」
「え?」
「あ、私はマスティア=フォン=アールスカイド、この国の第三王子ですよ」
「え?」
と気絶してしまった
「だ、大丈夫ですか?」
カルネのお母さんが目を覚まし
「私は夢でも見てたのかしら」
「いえ、夢ではありませんよ」
「あ、王子様…娘をよろしくお願いします」
「はい」
と一旦俺は王城に戻り
「お父様、お話が」
「ん?なんだ?」
「実は街で保護した子どもを雇いたいと思いまして、勿論、親からの許可はあります」
「なるほど、良いだろう」
「分かりました」
「勿論、専属にしたいんだろ?」
「あ、バレましたか」
「そんな事くらい分かるよ」
「流石、お父様です」
「では、失礼します」
「うむ」
そういえば、彼女はステータスを見ることができなかった。まだ、教会に行った事が無いようだな
「おーい、待った?」
「OK出た?」
「許可は貰ったよ」
「良かったね、カルネ」
「うん!お兄ちゃんと一緒にいられるね」
「そういえば教会に行った事ある?」
「ううん、行ったことないよ」
「じゃあ、先に教会に行ってみるか」
「うん」