第三話 「入学」
主)突然ですがマスティアが入学します!!!!!!!
試験とかもどかどかっていれちゃいました〜(入学試験の内容が思いつかなかったとか口が裂けても言えない
そして10歳になった
「よし、お前には学園に行ってもらう」
「は、はい」
この6年で剣技や魔法など色々な魔法を習得してきた、だけど、威力が強すぎるあまり魔法の練習は本を読むだけ、という事になってしまった
「これが王立アールスカイド第一魔法学園の推薦書だ」
「ありがとうございます、父上」
ここが王立アールスカイド第一魔法学園か〜
「受験受付はこちらでーす」
「こちら推薦書です」
「確認いたしますね、マスティア=フォン=アールスカイド様ですね、こちらへどうぞ」
「ありがとうございます」
「まず、受験についてご説明いたしますね」
「お願いします」
「まず筆記試験を行ってもらいます、その後に魔法試験に望んでもらいます」
「分かりました」
「試験開始!!!」
なんだ、問題は簡単じゃないか
「試験終了、訓練場にて魔法試験を行います」
「1〜100の人はこっちに」
俺は101か
「101〜200の人はこっちで行います」
『火の弾丸』
「あ、貫通してる」
え?なんか引かれた?
「この生徒は規格外ですね」
「ほう?」
「筆記試験は満点、また下級魔法でもあの威力です」
「今回の主席はこいつで決まりだろうな」
「「「はい」」」
えーと101、101、あ、あった、って主席かよ
えー挨拶やだなー、まあ頑張ろっと
「「うわっ」」
「すみません、大丈夫ですか?」
「こちらこそすみません、あ、私、ナリア=フォン=パルンシアと言います、ナリアと呼んでください」
「あ、僕はマスティア=フォン=アールスカイドです、マスティアって呼んでください」
「えーと、マスティア、マスティア、、、もしかして第三王子様ですか!!」
「え?ああ、まあ」
「第三王子様か〜、結構自由にできるって感じ?」
「まあ、そうだね、そうだ、友達になってくれる?」
「良いわよ、そうだ、もう1人友達と来てるんだけど、紹介したいからちょっと待ってね」
「ちょっとー引っ張んないでってばー」
「パルスィ、さっき言った子、マスティア=フォン=アールスカイド君よ〜」
「え?第三王子様の?失礼しました、私はパルスィ=フォン=パートリシアよ」
「僕はマスティア=フォン=アールスカイドです、マスティアって呼んでください」
「私もパルスィで良いわよ」
「これからよろしくね、ナリアとパルスィ」
「「ええ」」
「一旦父上に報告しに行きますのでまた明日」
「父上、只今戻りました」
「おう、戻ったか、マスティア、で?結果はどうだったか?」
「主席です」
「おー、それは良かったな」
「主席の挨拶があるのが…」
「まあ、まだ時間ある、ゆっくりすれば良い」
「はい、父上」
「はー、挨拶どうしよっかな?」
んーとまあ、こんな感じでいっかな
〜入学式当日〜
入学式当日になり校長挨拶なども終わり新入生挨拶が始まろうとしてた
「新入生代表挨拶、マスティア=フォン=アールスカイド」
「はい」
返事をするとそのまま壇上に上がり
「新入生代表の挨拶をする事となりました、マスティア=フォン=アールスカイドです、私は学校という場所は貴族や平民などの立場関係なく受けていい場所だと考えています、そして、この学校でお世話になる先生方や先輩方、何卒よろしくお願いいたします」
そして礼をすると拍手が舞い上がった
そしてこの学校の校則について説明がされた
1、冒険者ギルドへの登録は3学年以上Sクラスでなくてはならない。
2、Sクラスの生徒は学校の施設を全て自由に見学して良い。
3、全ての生徒は自由で平等であるがSクラスでなくては危険な施設があるため立ち入る事を禁止されている。
4、学校での権力の使用は一切禁止する。
ざっくりしすぎじゃない?まあ、分かりやすくて良いけど
入学式が終わり、HRに入った。
HRに入っても色々説明が続いた。
一学年選択科目について
・貴族科(貴族必修) ・冒険科 ・魔法科 ・魔道具科 ・天文科 ・生物 ・歴史
一学年基本時間割(Sクラス用)
・一時間目 自由
・二時間目 自由
・三時間目 自由
・四時間目 自由
・五時間目 自由
・六時間目 自由
・七時間目 自由
*自由の内一つには必ず選択科目を入れる事
は?何この適当すぎる日程は、Sクラスだからなのか?
寮の説明に入った、一部屋四人、男女別という形だった。まあ、男女別は当たり前だよな、と思いながら聞いていた。
「以上で説明は終わりだ、よし、皆には自己紹介をしてもらおう」
うわー、自己紹介苦手なんだよな〜
「えーとまずは、アクイラだな」
「は、はい」
「え、えーと、アクイラ=フォン=パトリシカ、です、得意な魔法は氷です。宜しくお願いします。」
「よろしくな、次はクリスだな」
「クリス=フォン=メルクトラだ、得意魔法は火だ、よろしくな」
「えーと次がナリアだな」
「は、はい、ナリア=フォン=パルンシアです。得意魔法は風です。よ、宜しくおねがいします」
へー、あんな一面があったんだな
「次がパルスィだな」
「パルスィ=フォン=パートリシアよ、得意魔法は水よ、よほしく、あ、よろしくお願いします。」
パルスィは噛んだ事で少し頬を赤らめていた
「えーとマスティアの番だな」
「はい、マスティア=フォン=アールスカイドです。得意魔法は火です。皆さんよろしくおねがいします。」
自己紹介もあと一人となった
「よし、最後だ、ニレクレイム」
「は、はい、自分の名前はニレクレイムです。得意魔法は土です。よ、よろしくおねがいします」
Sクラス唯一の平民出身の子らしい
「よし、今から部屋割を決めていく、部屋割は自由に決めていいぞ」
「「はい」」
ん?ニレクレイムだけ一人か、、、
「ニレクレイムで合ってるよね?」
「う、うん」
「一緒の部屋にならない?」
「え?良いの?」
「勿論、学校に貴族と平民は関係無いだろ」
「そうだぜ、ニレクレイム」
とクリスが割って入ってきた
「ありがとう」
「おっしゃー、俺も一緒の部屋に入るぜー」
こうしてあと一人まで決まった
と言っても男子9人の為どうしても余ってしまうので仕方ないので三人となった
主)第三話いかがでしたでしょうか?次回も楽しみにしていてください