魔王襲撃
「manma!(ママ、うちに屈服せよ!)」
「あらら、この子ムカつく顔してるわね。」
「おーい、家が出来たぞー。」
ベンはメアリーとまさやが特訓している何日かの間に、myhouseを完成させていた。3階建て、7LDKの家だ。
「ほう、これはいいな…」
「この子喋れるようになったと思ったら、ムカつくことしか言わないんですけど。まさや、食べるわよ?」
「まさや、メアリーの言うことは聞いといた方がいいぞ?俺も片方の金の玉がなくなっちまったかな!」
「oh......うち、頑張る。」
その時、外でものすごい音がした。
まさや達が外に出ると、そこにはあの絵でしか見た事がない、魔王その者がいた。
魔王は体が50mあるのに対し、顔の大きさが1ミクロンあるかどうかだと言われている。なぜ魔王が全戦全勝の強さを誇るか、まだ解明されていないのだという。
「ハースっスッスッスッ。そなたがまさやか。」
「そうですけど、何か?」
「こらまさや!魔王になんて口聞くの!」
ベンは失禁していた。
「なんかムカつくんですけどー。
まさやよ、わたしは今からそなたの両親を連れ去り、奴隷とする。」
「そ、そんな…魔王様、お慈悲を…」
「慈悲か、よかろう。そなたには特別に、わたしの顔を見せてやる。まだ誰にも見られたことがないのだぞ?」
「(まじかよ…)」
まさやは宙に浮き、は〇きルーペで魔王の顔を見た。
「美しい…」
まさやが人を美しいと思ったのは、生まれて初めてのことだった。
思わず口に出してしまうほど、魔王の顔はまさやの好みドンピシャだった。
「お前が両親を助けに来るの、魔王城で待っておるぞ。」
そしてベンとメアリーは魔王に連れ去られていった。
まさやは感動した。
「これが一目惚れというやつなのか…」
だが、今の自分では魔王の相手にならない。まさやがそう思う程のオーラが、魔王から発されていた。
そしてまさやの旅が始まる。