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『毛虫いじってんの。』  作者: 木の子
4/4

4 ありがとう。

時間はとまってくれないし、もどってもくれない。


時間は進み続ける。


私は中1になった。


すぐる。


君は、今高校2年生くらいかな。


君の顔は忘れてしまったけれど、


私は君のことが好きだった。

ほんとうに、ほんとうに、大好きだった。


あなたは今、きっと楽しい人生を歩んでいっているんだね。


私に声をかけてくれたおかげで、沢山の楽しくて、思い出したら笑顔になりそうな大切な思い出を、


              ありがとう

               

               すぐる


              ありがとう


               毛虫さん。



                      -ENDー

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