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83. 大蛇の皮むき
「仕方ないのじゃ。わしが蛇を持ち上げて回転させるから、キョウは斧の刃を立てておいてくれ」
「わかったよ」
斧の刃を地面に対して少し斜め下に構える。
「クウ村長、構えたよ」
「良いか?しっかり持っておくのじゃぞ」
大蛇が地面から持ち上がる。構えた斧の近くに移動して、反時計の回転を始める。
「ゆくぞ!」
回転速度がどんどん上がり、斧の刃に当たる。
ーーーギャン
金属と金属が当たるような音が響き、瞬間的に上に少し斧が動くが、力で押さえ込む。
ーーーシュルシュルシュル
食い込んだ後は、綺麗に皮が剥けていく。1分もしないぐらいで、胴体部分の皮が剥き終わる。
「終わったのじゃ。頭の方はキョウ達が持っておれ。傷がついては勿体ない。トン、テン、カン後は任せて良いか?」
「分かったよ。リーン入れておいて」
「わかったわ」
「「「了解」」」
リーンが大蛇の頭を時の袋に入れて、トンテンカンが肉にナイフを突き立てる。
「「「なんとかなりそう。後は任せて」」」
次々に肉と内臓と骨が分けられていった。




