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50. 幸運の尾羽
「よっと。リーン無事?」
キョウは、綺麗な鳥から降りて無事を訪ねてくる。
「ええ大丈夫よ。それにしてもこの綺麗な鳥は?」
「本当に今日は運が良いよ。こいつは、フサワシのメスの女王みたいな存在で滅多に会えないんだ。尾羽には幸運が宿るといわれてる。」
そう言うと虹の尾羽が光ったと思ったら、私の手元に現れた。
「凄い!条件は分からないけど、手でむしり取ったりすると、色が褪せて不幸が訪れるから本当に希少なんだ。リーンは本当に運が良いよ。」
手元にある虹の尾羽を見つめる。本当に綺麗な色をしている。
「そう言えば、ギンガがいないけど……卵は取れた?」
「ええ取れたわよ。今ギンガに背負い袋になってもらってるの!」
急に動いたりしたから、卵が割れていないか心配になった。背負い袋を慎重に降ろして卵を取り出した。見た感じ、ヒビとかは入っていない。すると、手元にあった、虹色の尾羽が光り輝きながら、卵に吸収された。
「「あっ!」」
思わず、2人の声が重なった。




