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1. 星降る夜
「今日も仲間外れ、自分にも力があれば仲間に加えてもらえるかな?」
1人呟くが辺りは暗く、月の光しかない。
空を見上げると、星が輝き、流れ星が見えた。
「幼いときに長老に聞いた流れ星への願いなら、僕の願い叶えてくれるかな?」
空に見える星の中で、一番大きな星に対して願ってみる。
「僕にも皆と同じ力が手に入りますように...」
星は動かない…
次の星に狙いをつける。
「皆と同じ力が欲しい!」
叫んでみるが、やっぱり星は流れていない。
もう一度空を見る。先程までには無かったような爛々と輝く星があった。最後の望みともう一度願いを叫ぶ。
「僕にも!物を動かせられる!力が欲しい!」
星は更に光を強め、こちらに近づいている。
「やったー!僕にも動かせる力が!」
星を見ていると、更に近づいてくる。
「うわわ...止まれ!星よ止まれ!とまれったら!と~ま~れぇーーーー!」
右往左往して動いていると、すぐ近くに星が落ちた。




