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23. 浮遊能力《ちから》
「えっ?壺が空に浮いてる?」
思わず入り口に数秒立ち止まって見つめてしまった。
「リーンの住んでた所では見なかった?」
こちらの顔を覗き込みながら、キョウが尋ねてきた。
「無いよ。ここではこれが当たり前なの?」
「そうだよ。僕以外は浮遊能力があるんだ。」
「う~ん。やっぱりこれも問題が原因なのかしら?どうなのギンガ?」
『そうだと思います。リーン様。通常の人類には無い能力です。』
「どういう能力か調べる必要があるわね。」
『そうですね。村の人達と交流をもって調べていきましょう。』
「そうしましょう。」
そう言って、お互い頷き合った。




