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不完全詩集

それでも僕は死にたい

作者: 雪傘 吹雪

明日を生きようと思えない


止めどなく溢れる涙はきっと


明日が来るせい


どうしようもない


過酷な現実が常に付き纏う


消しようのない過去の過ちが


たまに思い出されると


息が詰まりそうで


逃げ出したいけど


何処にも逃げ場何か無いんだね


目を逸らしても


結局、またいつかぶり返すのは決まりきった事


それに、今この瞬間にも過ちが増えて行く


逃げ場も無ければ、居場所も無い


全てを愛そうとしたけど


やっぱりそれも無理だった


そんな暮らしを過ごしている内に気が付いてしまったの


あぁ、私、死にたいって


死は唯一の逃げ場なのだろうか


まだ、貴方の事が好きみたいなのに


まだ、やりたい事あるのに


それでも死にたいんだ


周りの視線が怖くって


何にも手に付かなくなっていく


不意に溢れる哀しさは


何をしても埋まらない様になった


少し前までは


ひと眠りでもすればスッキリしたのに


もう、そんな策は通じない


ずっとモヤモヤしっぱなしで


ずっと不快な気持ち


逃げ出そう


死んで逃げよう


全部全部全部嫌だから


全部全部全部やめて逃避行


生きる事に渇望が無いから


死のう


もう

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