タイトル未定の作品です、その程度の。精神です
「ところで基地どこだったっけ?」
⁇「確か森の中心じゃなかったっけ?」
「そうだったかな~。じゃあ、お前の言葉信じまーす」
⁇「怖い怖い!もしかしたら違ったかもしれない!」
「もう取り消しできませ~ん!」
と、小学生レベルの脳死会話を繰り広げていると。
⁇「お。出てきたな」
「多分あれだよな?」
⁇「おん。お母さんが待ってるよ!」
「じゃあ行こう!」
そう。俺とこいつは兄弟なのだ。まあ義理のだけどな。
⁇「ていうかこいつ、記憶喪失になって洗脳されるなんて本当ついてないよな」
「ああ。こいつは本当に終わってる」
こいつっていうのは社長の話だ。こいつは義理の姉。でも、尊敬は一つもしていない。何故なら神に嫌われているからだ。まあ、あえて厨二風に言ってみたわけだが、運がないってだけだな。
⁇「じゃあ最後の幸せをかみしめたらどうだ?最期の。家族団欒を」
「黙れよ。ここは俺の世界なんだ」
⁇「そっかそっか。すまん。じゃあさっさと帰ってや。ここには森の奥に居る、お前の代わりが居る」
「そうですかそうですか。そんな態度をとるんですね。じゃあもうかえりますよ、じゃあね!」
そういって俺の視界は堕ちていくのだった。そして次、目を開くといつも通りの窮屈な天井。ああ。
またこのせいかつがはじまるのか