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#最強の剣士に転移しました  作者: みらいろ 美羽
第2章 鬼畜戦闘
9/16

ライバルの登場?Part3

皆さんこんにたワン!美羽です(*^^*)


投稿頻度のことは……

少しだけ、待っていてください。


来週には週三以上投稿します!

(毎日投稿は塾のため多分出来ないですけれど、出来るだけ)


では、本編へどうぞ!

ユノ「……っ!いた……油断禁物って言ったばっかなのに……ふっ」


タタタタタタタタタタッ

急いで距離をとる。


ユノ「やぁっ!」


シャキィィィィィィン


「「「「グァアアアアアアアアアアアアアアア!」」」」

ユノ「……うるせ」


パァァァアアアア

体力が回復する……


ユノ「ナイスグラジオ……ファスタ、ボスを」

ファスタ「……了解」


バシュンバシュンバシュン

とファスタの放った矢が飛ぶ。


「ギィヤァァァアア!」

ユノ&ファスタ「……静かにして」


シャキィィィィィィィィィン(同時

バシュンバシュンバシュン(同時

パァァァアアアア(同時


「ギィヤァァァアアアアア!」


ドサッ


ユノ「後は、雑魚達(かずがおおいだけのよわいやつ)だけ……2人共最後まで一緒に頼んだ」

二人「了解」


バシュンバシュン

ドドドドド

矢があちこちに飛び回り、

上から氷柱を落とす。

そして回復とともに剣が交じる。


バシュッッッッ

ズドドドドン

パァァァアアアアアアア

シャキィィィィィィィィィィィィン


《ファスタ視点》


ユノ「……150体目」

ファスタ「155体目」


「はあっ!」

シャキィィィィィィン


ハナミズキの声と剣の振るう音が響く


「ふー……」

バシュン


「「はぁ、はぁ……」」


正直、自分もまあまあ疲れていた。

ハナミズキも同じようで、肩で息をしている。


パァァァアアアアアアアアアア

体力が回復する。

隣で魔法を使うグラジオがいた。


「「ナイス回復」」

自分とハナミズキの声が重なる。


シャキィィィィィィィィィィン


「……すご」

ハナミズキは直ぐに攻撃に取り掛かっている。

今回復をして30秒で、もう10体以上も倒している。


バシュッッッッッッ


……自分も。

負けられないから。


もっと沢山、狙って。


「……ここ」

バシュンッッッッッッッッッッッッッッ


「「「「「「グァァァァアアアアアアア!!」」」」」」



ユノ「……ナイス援護」

ファスタ「……レック・サーウィンダ・オーディナール・スケル……ザックオーウィンダースベルド」


矢に炎がまとい、先は鋭く、液体が着いている。


炎の持続ダメージ、さらに毒を塗ってある。さらに打った場所を中心に半径10メートルのモンスターに範囲ダメージが入る。

MPを結構使うけれど、範囲攻撃なのが良い。


でも、これは……そこの範囲内全てのモブだから、範囲内にハナミズキがいたら当たる。

ハナミズキ以外にも、もちろん自分やグラジオがいると2人ともダメージを食らう。


ハナミズキの、ギリギリ当たらない程度に撃たなければ。

「……ここ」


バシュン


「……!」

打った瞬間、しくじったと思った。


ハナミズキが範囲内の方によろけて倒れたから。


しかも敵に囲まれている。

このままだと……!


ファスタ「ハナミズキ!あぶない!……グラジオ!全力で回復を!」

グラジオ「了解!」

ユノ「……だ、め……もう……力、が……」


グサッ


矢が運悪く、ハナミズキに当たる。


ユノ「ぁ…………め……も…………ぁ」


《ユノ視点》


力が無くなる。

と同時に矢が体に刺さる。

あぁ……だめ……もう……ぁ……


言葉にならないような声。


そして前が真っ暗になる。

敵が来たのと、記憶が無くなるのと、どっちか分からない。もしくは、どっちも。


ああ……もう……キ……オク……モ……


《ファスタ視点》


くそっ


モンスターがっ!

この50ほどのモンスターを突破しないとハナミズキには近付けない。


ファスタ「……これしか…………レック・サーウィンダ・オーディナール・スケル……ザックオーウィンダースベル……」


これを使おうと思ったけど、やめだ。


これを使うと、奥にいるハナミズキにもダメージは入る。


すると……


ファスタ「1匹ずつだと、その間にハナミズキに何かあったら…………あーもう!これを使う、か……!」


迷っている間に、ハナミズキがやられてしまうかもしれない。


急げ。迷う時間は無い。


ファスタ「いけぇっ!レーザー弾・スロットモデルビロード!」


ばっ、と広範囲にレーザーが広がる。

このレーザーにダメージはない。この範囲のモブを気絶させるだけだ。


これを使うと……もっと注目されてゆっくり出来なくなるけど。


それより、人の命優先だ。

流石に命を優先するよ、サイコパスじゃないし。


「グラジオ、回ふk」

パァァァァァァァァァアアアアアアア


「ハナミズキのも回h」

パァァァァァァァァァアアアアアアアアアア、と遠くで光る。


「グラジオの体力はだいじょうb」

パァァァァァァァァァアアアアア


ファスタ「……」

グラジオ「^^」


グラジオ、恐るべし。


ファスタ「……まだ、残ってる回復よろしく」

グラジオ「任せて……ハナミズキはどうす……」


ザシュッ


グラジオ「いたっ!」

ファスタ「グラジオは体力回復に集中して!自分が倒す!」


ザンッ


「グァアアアアアア!」

バタ


ユノ「ん……んん……?」

グラジオ「ハナミズキ!」


グラジオはハナミズキに抱きつく。

ユノ「き、きつ……い……」

グラジオ「あ!ごめん!」

ファスタ「ハナミズキ、出来る?」


ユノ「あ、うん……グラジオ、回復よろしく」

グラジオ「おっけー!」

ファスタ「行くよ!」


ザンッ

バシュッ


自分は狙って放つを繰り返す。


シャキィィィィィィン

ズドドドドドドドドドドドドン

ピカァァァアアアアアア!


ハナミズキは剣で切り、たまに氷柱を落として、たまに雷で麻痺させる。


手加減なしに。


そんなハナミズキを素直に尊敬する。


ユノ「ラスト1匹!」

パァァァァァァアアアアアア


グラジオ「私に出来るのは、あとは応援だけ!がーんばれ!がーんばれっ!」


ファスタ「……油断禁物だよ?」

ユノ「……うん」


シャキィィィィィィン!


ユノ「お疲れ様」

ファスタ「お疲れ様」

グラジオ「お疲れ様ー!かーえろ!」


「「「「グォォォォォオオオオオオ!」」」」


全員「……は?」


なん、で……なんで、また……しかも


ユノ「なんで、こんなに……たくさん……」

グラジオ「……242体……いる……」

ユノ「……グラジオって探知能力あったのね……」

ファスタ「ちなみに自分もその事知らなかった」


グラジオ「え、ごめんて……って!倒さないt」

「グォォォォォオオオオオオ」

バタン


ファスタ「っ!い……たっ」


バババッ


ハナミズキは急いで攻撃を避けた。


シャキィィィィィィィィィィン


やっぱり……剣技、本当に凄い


ユノ「グラジオ!出来るならグラジオとファスタの回復よろしくっ!」


グラジオ「な……なんとか……あり、がとう……」

パァァァァァァアアアアアアアアアアアアア


ファスタ「体力……戻った。ありがと」

グラジオ「私もハナミズキが倒してくれたおかげで回復出来たよ!ありがと!」

ユノ「……先に、この240体をどうにかしなきゃ……」


グラジオ「……ねぇ、……魔法の強い範囲攻撃使うから、離れて……」

ユノ「わかった」

ファスタ「……?うん」


グラジオの間はなんだったのか。

それは直ぐに分かった。


グラジオ「…………………………・………………・……・…………!」


グラジオの声は小さくて聞こえなかった。

でも、その直後に、


バリバリバリバリバリバリッッッッッ


「「!?」」


自分達が驚いたのは言うまでもない。


グラジオが使った魔法は、範囲魔法で1番最強と言われる魔法だったのだから。

おつみう〜!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 戦闘シーンの描写がとても臨場感があって、またキャラ別の視点で描くなど工夫も凝らされていると思いました。読んでいて、引き込まれます。 [一言] 仲間が増えて、これからはその関係性にも注目です…
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