表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
#最強の剣士に転移しました  作者: みらいろ 美羽
第一章 新しい始まり
2/16

街へ

最近2000文字超が多くなってきた!よし!もっと頑張る!

森は広く、なかなか出口が見つからなかった。

街へ出るのに1時間くらいかかった。


その間は森の出口を探しつつモンスターを狩っていた。

ランクAを5匹、ランクBを6匹、ランクCを25匹倒した。どれも1発。


これを街で売ろう。


街はたくさんの人がいた。

人が少ないところを探す。人混みは嫌い。


人の少なさそうな「ロールビー買取店」という所へ来た。「なんでも高額で買い取ります」という看板も付いていたから。


カランカランという鈴の音。ドアの上に鈴が付いていた。


「おお、お客さんがこの時間に来るのは珍しい。何を買取って欲しいんですかい?」


カウンターからおじさんが話しかける。


「えーと、じゃあ、これとこれと……」さっき狩ったモンスターを出す。


「お、お客様!?!?ど、どうやってこんな強いやつをこんなに沢山……!?!?」

「ただ狩って来ただけです。」

「えーと……計算するので少々お待ちを……」


10分くらい待っていると、おじさんが大きな袋を持ってきた。

「計算したところ、12億ケセンということが分かりました……」


流石に頭がくらくらする値段だった。

私は今とても動揺していると思う。


なぜなら。


ケセンは金貨で日本円で1枚100円くらいだ。つまり……

日本だと、1200億……

銀貨(サラン)は日本円で1枚10円、銅貨(ノラン)は1枚1円だ。


大きな袋は持ちにくい。すぐにインベントリに入れた。


「お客様のランクはいくつですか?」

「……え?私のランク?」

「ご、ご存知ないのですか……!?それなのにこれだけのモンスターを……」

「その、ランクって言うのはなんですか」

「……ワタシより、ギルドへ行った方がいい。戦闘ギルドだ。」

「分かりました。」


私はここを後にする。

そういえば、と、ふと思う。

私の名前は同じなのだろうか。


日本の、結乃(ゆの)と。


そういうのを含め、ギルドへ行く。と言っても場所を聞いていないので、探していた。


その時、情報ギルドという看板を見つけた。

お金を引き換えに色々な情報を教えてくれるらしい。


幸い、お金は沢山あった。

中へはいる。


入ってすぐ、ロビーのような所があった。


「あの、教えて欲しいことがあるんですけど。」

「分かりました。内容に関わらず、お金は金貨5枚です。」

「分かりました」

私はインベントリから金貨5枚を取り出し、受付の人に渡した。


「ご要件はなんでしょう?」

「この地域の地図はありますか?欲しいんですけど……」

「分かりました。只今お持ちします。」

30秒ほどで地図を貰えた。


ギルドを後にする。

戦闘ギルドに行くつもり。


5分位でギルドに着く。

今更だけど、足も早い。走ればすぐだ。

一応さっきのところから2キロくらいだったけれど五分で着いた。


ガチャ

中には人が沢山居た。

受付へ行く。

「こんにちは。私は戦闘ギルドの受付係のルルです。」

「私のランクを調べて欲しいんです。あと、戦闘メンバーカードを作って欲しいです。」

「分かりました。質問に何個かお答えください。」

「はい。」

「今までモンスターを倒しましたか?」

「はい」

「そのモンスターのランクと何匹かを教えてください。」

「えーと、ランクAが5匹、ランクBが6匹、ランクCが25匹です

「…………え!?!?じょ、冗談ではなく、本当の事を……」

「本当ですけど。ほら、これがそれを売って貰ったお金です」

「じゅ、12億ケセン……!?!?ま、まあ、貴方のデータを見ると分かりますよ……えー!?!?本当なの!?」

「さっきから言ってますよ……」


「え、えっと……これは、ランクSですね……」

「最高ランクは?」

「SSです。Sの上がSSなので……あなたならすぐに昇格できそうですね……今のデータを元に、戦闘メンバーカードを作るので、五分ほどお待ち下さい。」

コク、と頷く。

五分後、さっきの受付の人が戻ってきた。


「あの、ちなみに、この世界で実際にSSになった人は2500年の歴史で1人だけだそうです。Sもその長い歴史で9人なんですよ。あなたは10番目にSになった人です。」

へえ。

「あ、じゃあ、カードをお渡し致しますね」

クレジットカードのようなカード。

そこには、


ユノ(13)


種族 最強剣士族(ソードソード)

ランク S

出身地 ソクナミア国 ユウミナ街

登録場所 ソクナミア国ユウミナ街ユウミナ戦闘ギルド

犯罪履歴 なし

戦闘レベル 6000

身体能力レベル 0


と、書かれていた。


「この、身体能力レベルとはなんですか」

「えーと、インベントリを出して、右から左にスライドさせて下さい。」


インベントリをスライドさせると、「身体能力」と書かれたページを見つけた。



身体能力 0

(25)


力強さ 体力 飛行(2) 透明 狙撃 剣技 素早さ 殺傷能力


と書いてあった。

説明を受け、それぞれ最大10まであげることが出来ること、飛行のとなりの(2)は1レベルあげるのに2ポイント必要なこと、身体能力の下の(25)はポイントだということ、ポイントを稼ぐにはモンスターを倒すことなどを教わった。


私は

素早さをレベル5に、透明をレベル3に、剣技をレベル10に、殺傷能力をレベル7にした。

すると、


身体能力(25)

(0)

剣技……10

殺傷能力……7

素早さ……5

透明……3

力強さ……0

体力……0

飛行(2)……0

狙撃……0


なんか、すごいって感じがする。

でも、体力も取っておくべきだったな。


いや、またモンスターを狩ればいい。


「ありがとうございました」

ペコ、と頭を下げて出ていった。


「まずは……もうちょっと服とか揃えたいな。あと、拠点とか……家が欲しいな。お金は沢山あるわけだし。」


私は地図を見て空いている家を探す。

あった。この大きい2階建ての家。1年間で2億ケセンらしい。よし、買おう。


早速買った。

中には家具はなかったけれど、とても広くて豪華だった。シャンデリアが残っていた。

二階の窓から街を見渡してみる。


「すご……」

この世界で生きるのも、案外楽しそう

いつも見て下さりありがとうございます!

これを読んでくれた方などが私のことをお気に入り登録してくださると、私もお気に入り登録させていただきたいと思います。また、メッセージも大歓迎です!(ここでの友達がたくさん欲しい……笑)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ