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#最強の剣士に転移しました  作者: みらいろ 美羽
第3章 ライバル、そして恋の予感
12/16

それぞれの過去、それぞれの想い

こんにちワン!美羽です♥

今回、ちょっと短めですが許して下さい……



言い訳失礼します。

塾と!部活と!ノート提出と!単元テストと!


……推し活と!


忙しすぎます……

《ユノ視点》


ユノ「……ねぇ、アイリス……私に、君の過去を……教えてくれないかな……」

アイリス「……」


アイリスは……無言。

やっぱり……


ユノ「私は、アイリスの辛い過去を……一緒に背負って行きたい。大事な、友達として」


《アイリス視点》


……この人は……

ユノ様はどれだけ優しいのだろう

トモダチ。


私には……居なかった。

ずっと居なかった。



だって……ずっと1人だったから……


私は、この出来事を話すことにした。


アイリス「ユノ様……私の幼い時なんですけど……」



「お母様……ごめんなさい……」

幼い時、私は優しいお父さんと、怖いお母さんと暮らしていた。お母さん、と呼ぶとお母様と呼びなさい!と怒鳴られ、叩かれる。


この日常を繰り返して……

お父さんとお母様は離婚し、私はオークションに出された。


私は10ケセンで管理人商売所に買い取られた。


それからの毎日はとても長くて辛かった。



一日のご飯は手に収まるくらいのおにぎり1つ、寝るのは床……そして、毎日働かされて出来ないと叩かれる。


何回も、何回も……



そんな日々を送るくらいなら

誰とも関わらず1人で生きていたい


それが出来ないなら、心臓が止まるのもかわまない。


だって、私が居なくなって困る人なんかいないから。


私がいない方がみんな幸せそう。


言葉を聞くのも嫌になって、もう何も感じなかった。




何をしても、されても、何も変わらない。

ただ命令に従う人形。


操られて生きているだけ。


「……なら、生きていなくても……いいんじゃないかって……何度も……何度も、そう思った……もう、自分の価値なんか分からないから……」


今すぐにでも、安らぎがあるのなら


その場所を求めて生きたかった。




もう、こんな日常に疲れていた。


生きるパワーがもう……なくて……



「でも」


ここに来て、ユノ様に出会って。



心の温かさを知りました。



こんなにも暖かいものが、この世界にあるんだ。



なら、もう少しだけ、生きてみよう


「そうやって、おもえたんです……なので、せめて……ユノ様の為に、この感情というものを……あげようって……だから、ユノ様は私の人生で最も大事な人であり、今まで生きてきた中の宝物なんです……ユノ様が……あの時、私を選んでくれたから、自分の意味に気付くことが出来たんです……私はユノ様と出会うために生まれてきたのだと、そう思いました」



私らしくない……

涙が頬を伝ってピチャン、と小さい音で跳ねる。


その時。


ギュッ


暖かい……

ユノ様が私を抱きしめてくれて。


この世で1番暖かい、ユノ様。



この人に仕えることが出来て、私は幸せです。

ありがとうございます、神様。


この幸せがずっと続きますように。





どれほど願っただろう。


涙は薄れていた。

まだ目は赤かった。


ユノ「大丈夫、大丈夫だよ……これからは、私が守る」


アイリス「……ユノ……様っ」


これからもユノ様の近くにいたくて。

神様、ユノ様と……一緒に居させてください。


《ユノ視点》

アイリスに、そんな過去があったなんて、知らなかった。


思い切り抱きしめた。


そんな過去に囚われないで。


幸せに生きて欲しい。


だから。もう辛い思いをして欲しくない。


長い時間、抱き締めていた。



白のワンピースを着たアイリス。下から伸びるスラリとした足は少女とはいえ同い年とは思えないほどの細さだった。


私は黒のスカートに黒のパーカー、といういつものセット。



私はラインに行った。

そろそろ食事の頃だろう。


でも、

アイリスは親を思い出させた。


私の親は……すごく優しくて大人しくて、でもお父さんは元気な性格で、正反対だけど、どこか似ているようなお似合いな夫婦。


そう私自身も感じていた。


お母さんの料理が美味しくて、

お父さんは会社の社長だった。


小さいとこだけど、収入はやはり高くて。


1ヶ月に一度は大きな町のホテルに泊まっていたなぁ……


よく行くホテルも、昔お父さん達が、子供が出来たらここに連れてきてやりたいけど、お金も……という、なかなかお高い場所らしい。


そう、自分でも知らない。


お金についてはお父さん達はなんにも教えてくれなくて。


お金は気にしなくていいよ、という気遣いということは分かってはいたけど、子供だから好奇心が勝てなかった。


でも教えてくれなくて。


そんな毎日だった。




そんな中唯一欲しかったものが携帯だった。


塾への電車通学を口述にキッズ携帯を買ってもらった時の喜びは凄かった。


電話しかできないものではあったけど、それでも当時小学五年生だった私には十分だった。


でも、ルールにすごく厳しくて。


小六の時にこっそり部屋のパソコンを使ってほぼ丸1日起きていた。


動画は楽しいもので、当時推しだったゲーム実況者のライブでネッ友ができたほど。


当時小6の……せきね(せーくんと呼んでた)くん、当時小5のみぃな(みーちゃんと呼んでた)とたった一日で仲良くなって。


その後、「また明日」と話したものの、返信されることは無かった。


でも、その時虐められてた私には十分だった。


保育園の時から無視されて。


小4の二学期辺りを勝手に「いじめピーク」と後に名付けた。


幸い暴力とかはなくて。


言葉遣いだったり、無視だったり。


孤独だった。



でも、アイリスに似た……親がいたから大丈夫だった。


その後色々あって……卒業する時には仲良しになっていた。


中一でスマホを手に入れた時の喜びは表現出来ない。


注文してから届くまでの1週間は毎日夢でスマホを手に入れた自分を夢見て。


楽しかったなぁ



テストとか忙しくなってきて、1番初めのテストでは五教科合計446の点数も、その次には414になっていてすごくショックを受けたっけ。


お父さんが得意な社会の点数が65点と過去最低記録だったから怒られたなぁ


一回目で学年2位(1学年1クラスしか無かったからね?ちっちゃいとこだよ?)の成績も、その時は4位でものすごいショック受けたな……


今思い返すと色々な反省や思い出が蘇る。


アイリス「……ユノ様?どうしました?」

ユノ「あ、アイリス……ごめん、考え事」


全員「いただきまーす」



うん、美味しいな……


大丈夫。これからも、何があっても私は大丈夫です。


何があっても前に進み続けるよ

いつも見て下さりありがとうございます!

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おつみう!

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