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真実の神威 ~神々がチートだなんて誰が言った?~  作者: ことほぎ
第一章 堕ち神編
7/15

6話 顕現の理屈そしてあふれる穢と戦乙女(ヴァルキュリア)

シアを含めヤタさんを除いたたメンバーと昼食を取りながら、不審に思われない程度にこの世界のことを探るような会話。

結果、もたらされた情報は予想していたとはいえ少しがっかりする。


シアいわく武器屋も防具屋もないとの事。

武器を持つのは国の軍や騎士たちで庶民は所持できないらしい。

ただし狩猟用具としてでであれば、その限りではないとの事。

魔法や魔力の話をしたら、おとぎ話ですか?と笑われる始末。

まぁ存在しないのだからそうなるわなぁ。

次に祝詞についてだが神々の力を借りる方法としての祝詞が一般的であり、それ以外の方法は知らないとの事。

獣人も存在するそうだが、この街にはいないそうだ。

ウサミミ、ネコミミ愛好者の皆さん。とりあえず今のところはすまん。

それと嬉しいことに昨日のお礼にシアの父親が我々をディナーに招待してくれるとの事。

この国で1、2位を争う商会長のお屋敷のディナー。正直かなり興味をそそられる。


「ヒロシさん、午後からのご予定は?」


シアが聞いてくる。


「ヤタさんが調物をしていて、その報告を聞くくらいかなぁ」

「シアさんは?」

「せっかくなので家の者への差し入れを買いに行くついでに南門近くの商会の雑貨店に顔を出してきます。」


さすが商会のお嬢様。


「では夕方頃、宿の方にお迎えに上がりますね?」

「助かります。」

「いえいえ、まだこの街に不慣れでしょうし気になさらないでください。」


そんな他愛もないやり取りのあとシアと別れ宿に戻る。

リビングのテーブルを囲む。

4人の天女はウズメの後ろに並んで立っている。

ヤタさんが戻るまでの間、残りの皆からあれこれ話しを聞くことにした。


「ちょっといくつかの疑問があるんだけどいいかな?」

「なんでございましょう?」


タチバナさんが返し、残りのメンバーがじっと見る。


「神が穢を忌避するのはわかりましたが、それ以外のことなら神様が直接顕現でもしてサクッと片付けたほうが早いんじゃ?」

「無理じゃな。」

「無理でございますね。」

「お茶入れますね。」


サクラさん?


「神とは高次の存在じゃ。そんなものがこの世界に顕現(けんげん)しようとしたら、数多(あまた)の宇宙を道連れに三次元が吹き飛ぶの。」

「は? そんな大事に? 顕現しようとするだけで?」

「例え話をしようかの。二次元。平面じゃな?高さは0。」

「うん。」

「では、この二次元を積み上げて三次元にするには?」

「無理ですね。0に∞を掛けたところで0。」

「では、その逆はどうかの?」

「三次元を展開図にしたところで存在した空間は無かったことにはならない・・・・」

「ほぉ。物分りが早いの。空間、つまり容積を二次元にしようとしたら、それこそ無限大に敷き詰めなければならない。」

「まぁ、なんとなくイメージはわかる。」

「それが次元破裂じゃよ。」

「!」

「高次の存在である神が、三次元であるこの世界に顕現しようとしただけで、この次元が破裂する。だから無理なんじゃ。」

「でも、タチバナさんやサクラさん。ヤタさんやウズメも顕現してるよね? しかもウズメは神とほぼ同格みたいな。」

「あぁ、”権現(ごんげん)”じゃな。顕現がこの次元における完全体の再現とするなら、権現はその劣化版という感じかの。」

「神様なんだから劣化版でも、それなりに神威を行使できるのでは?」

「昨日のエルフ程度の神威で何か出来るかの?」

「そんなに劣化すると?」

「そうじゃの。神威が強い神ほど劣化が激しいの」

「でもウズメ達は、ほとんど劣化してないだろ。」

「そんな事はありません!」


4天女の一人ツバキが声を荒げ、続ける。


「今の我らの力では、たとえ50万柱が勢揃いしてもこの星を消し去るのがやっとです!」


おいおい・・・・天女ってどんだけ凶悪なんだよ!

この星を消し去るだけって、それでも十分すぎるだろ!


「ただし例外はあるがの。」


ウズメが続ける。


「人の子の器に神魂で生まれてくれば神威は余すことなく使えるようにはなる。ただ自分が神である事実を忘れてしまうので、ほとんど無意味じゃな。」


ケタケタと笑うウズメ。


「それともう一つ。神具と神器の違いって?」

「それは文字通りじゃ。神具は神の使う道具。神器は神威を収める器や依代、つまり入れ物じゃ。」


サクラさんがお茶をいれてくれた。少しほっこりする。


「日本茶ってやっぱりほっこりするなぁ。しかも、このお茶美味しい。これも蔵から?」

「はい。宇治の最高級玉露です。」


ニコッとさくらさんが微笑んだ。


やっぱ神使すげぇ・・・・

その後もあれこれと細かな質疑をしていたらヤタさんが帰ってきた。

その顔は深刻そのものである。


「ヒロシ殿。緊急であります。」

「緊急?」

「南の森の穢れが・・・・・・溢れました。」

「「「「「「「「!」」」」」」」」」


一瞬皆の会話が止まる。ウズメの表情がみるみると深刻なものに変わる。

4天女は・・・・・・シャドウボクシングとかスクワットとか始めてる・・・・・


「・・・・溢れたとは具体的に?」

「大中小の穢れを纏った獣、その数約十万以上。現在詳細規模を確認中!」

「そんなに!?」

「南の森は広大でありますので。」

「本日の夕刻には、この街に到達する勢いであります。至急対応を!」


え?あと2時間くらいじゃん。対応しろって俺にどうしろっての?

深刻そのものといった感じのウズメを見、上ずった声で聞く。


「ウズメ、5人でやれる?」

「・・・・少し戦力不足じゃな。時間をかければ問題ないが敵は数に物を言わせてきておるじゃろ? 撃ち漏らす可能性がある。絶対とは言えんの。」

「応援を呼ぶことは?」

「大丈夫じゃ。」

「たのむ。」


うずめは、静かに息を吸うと祝詞を宣じた。


「妾の言宣を持って命ずる。権現せよ 第一近衛中隊戦乙女(バルキュリア)甲武装(こうぶそう)!」


あぁ中隊なんだ。そういう組織なんだ。しかも近衛なんだ・・・・で戦乙女ってなに?戦乙女って。


リビングの一角に光鱗が舞はじめ、ゆらゆらと空間が揺れたと思ったら、ほぼ全裸・・・・・・ではなく純白のマントを背に、これも純白の西洋甲冑に身を包んだ騎士風の兵士が30人ほど現れた。

結構広いリビングだと思っていたんだが、その数で狭く感じる。


「あれ?天女じゃないの?」

「天女じゃよ? ほれ。」


ウズメがそう言って合図すると、一糸乱れぬ動作で全員が兜を脱ぐ。

全員絶世の金髪美女である。


「え、えっと、あれ天女の正装じゃないよな?」

「あれは、戦乙女(バルキュリア)武装じゃな。」

「あぁ・・・・・・なんか前それタチバナさん聞いた。マジだったんだ・・・・」

「物理攻撃において攻守に強い装備じゃ。無論聖光での滅穢(めつあい)も出来るぞ?」

「そうなんだぁ・・・・」


ふふっと笑うウズメ。

そして踵を中隊に向け凛とした声で発する。


「中隊南門外に集合! 各自天馬を準備! (じき)、大隊の残りが權現する。準備を怠るな! 状況開始!」


ウズメさんやウズメさん?なにちょっと格好いいんですが?

ウズメの号令が終わると同時に戦乙女さんたちはそれぞれが光の玉になりパっと消える。


「いつもあんな感じなの?」

「そりゃそうじゃろ。軍隊じゃぞ?」


ウズメが、お前何いってんの?みたいな表情で俺を見ながら続ける。


「程なく大隊すべてが着陣するじゃろ。」

「大隊って。規模はどのくらいで?」

「さっきの中隊は身辺警護を兼ねた部隊じゃからの少数精鋭なんじゃが近衛大隊は全部で200柱かの」

「近衛ってウズメの近衛?」

「そうじゃ妾の近衛じゃ。神々に近衛は要らんからの。」

「え?天軍だろ?」

「それだけ平和だということじゃ。長い長ぁぁい平和・・・・」


少し寂しげな感じに笑う。

・・・なんで寂しげ?平和っていいことじゃん!!


「さて妾たちも南門に移動しようかの。本陣を建てねばならん。時は待ってはくれぬ・・・」


俺たちは南門の外に移動を始めた。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


門のところでシアの姿を見つけた。

門外を見て呆然と立ち尽くしてる。

門番さん達は・・・・・なにやら半ば恐慌状態で走り回ってる状況。

門の外に目を向ける。


・・・・・・・・・あぁ、そりゃそうなるよね・・・・・


左に兜を抱えるように抱き羽の生えた白馬の手綱を右手で握っている戦乙女。

その数200。

整然と並び微動だにしない。

時より吹く風に舞う金髪が美女度を更に上げている。

表情は真剣そのもの。

軽いジョークですら許されない雰囲気。


そりゃこんなのが門前に突然現れたらそりゃパニック起こすよな。


「シアさん?」


声を掛ける。


「ヒロシさん? あ、あれ見てください。軍隊です。天馬を従えてる軍隊が攻めてきました!」


呆然からのパニック! まぁわからなくもない。


「心配するでない。あれは妾の部下じゃ。そしてヒロシ様の指揮下にある。」

「!」 


指揮官俺? 何その無茶振り! 完全にド素人ですが?

驚いた表情でウズメを見るとウズメはニッコリとしている。

シアは更に驚愕な表情で俺を見つめる。


「ひ、ヒロシさん! こ、これはどういう・・あ、あれは何なんですか!?」


冷静に・・・そう冷静に。普通なんだ。これは普通なんだ!


「あぁ昨日のイノシシ覚えてます? あんなのが10万匹を超える数で南の森からこの街に向かってるんです。その迎撃のために呼んでもらったんです。」

「だって天馬ですよ? 天馬ですよね?あれ。おとぎ話にしか出てこない天馬ですよね!?」

「あぁなんと言ったらいいか緊急事態だったので、その、ウズメさんに頼んで天女の軍勢、戦乙女を呼んでもらったんです。」


視線を外し右頬を人差し指で掻きながら説明する。


「神様とか天女の軍勢とか・・・・・ひ、ヒロシさん?ウズメさん?あなたがた一体何者なんですか?」

「俺ですか? 俺はただの一般人です。で、ウズメは・・・・・天女です。」


あからさまに”はぁ!?”と言う表情のシア。事実なんだから仕方がない。

そんなやり取りに呆れるかのようにウズメはその視線を戦乙女たちに向け進み出る。

そして大声で号令そ下す。


「全軍!傾注!」


ザ!っと音がして200騎の戦乙女達がウズメを注視する。


「第一近衛中隊は直ちに本陣の設営! それ以外は各中隊重列横陣を敷き、本陣前で待機! 行動開始!」


下命に続き大声で祝詞を読む。


「我が事宜を持って命ず 顕現せよ 戦乙女特武装!」


ウズメが白い光に覆われたかと思うと光鱗を纏いキラキラと煌く真っ白な甲冑を着た金髪の絶世の美女が居た。ウズメだ。


「さっきも思ったんだが髪の色、変わるんだな・・・」

「仕様じゃ」


俺が名を贈った4人の天女は、どうも近衛の中隊長だったようだ。

装備を顕現させそれぞれの中隊に向かう。

何故中隊長だとわかったかって?だって甲冑が光鱗を纏ってるんだもの。


一時間ほどで本陣が整備され俺達は天幕に迎えられる。

シアには状況連絡を門番その他にお願いした。


大きな机に地図。駒。 あぁ・・・・これ中世っぽいあれだ。

そんな目であたりを見回しているとウズメが切り出す。


「ヒロシ様には、これより、こっちかの?」


そう言うなり、パチンと指を鳴らす。


「!」


一瞬で天幕の中が現代戦の戦略作戦司令部に早変わり。

戦乙女装備の数人がディスプレーを見ながらヘッドセットで何やら誰かと会話している。


実にシュールである。

だって軍服じゃないんだよ?マント付きの純白甲冑姿で、現代戦の戦略作戦司令部だよ?


眼前に直立する硝子板の地図に状況が表示されている。


「あと1時間そこらと言ったところかの。」


南から無数の赤い点々が、ゆっくりと地図の中央へ向けて移動してくるのが見て取れる。


「参加していない他の天女には悪いが久々の実戦で皆生き生きしておるわ。やはり戦はこうでないとの。この開戦の瞬間までのジリジリとした緊張感たまらんのぉ。」


語尾の声が裏返り嬉しそうにするウズメを見た。


あダメだ。天女が絶対しちゃいけないような笑顔をしてる。

天女っていつから鬼神になったんですか?

あたりを見回す・・・・ウズメだけじゃなかった。

・・・・皆、鬼だった・・・・


ウズメがオペレーターを周り話しかけていく。

すると天幕の外で男性と女性の言い争う声がしてきた。


「なりません!ここは戦略作戦司令部。許可なき者は入幕できません!」

「儂はこの街を治めるツヴァイス侯爵家の騎士団長ボルグであるぞ!ここを通せ!無礼であろう!責任者を呼べ!」

「現在作戦行動中です。要望を聞くことはできません!」


あぁ・・・なんか面倒事が向こうからやってきた感じですよねこれ?


「どうしたのじゃヒロシ様?」


少し冷静になたウズメが、ニヤニヤしながら俺に聞いてくる。


「外で誰か言い争いしてるけど?」

「作戦行動中じゃからの。歩哨には許可ある者以外通すなと言ってある。」

「ちょっと行ってくるわ。一応ここの責任者みたいだし。」


ちょっと驚いたような顔をするウズメ。しかしすぐにやける。


「司令官殿の自由を縛る部下はおりませぬゆえ、ご自由に。」


ニヤニヤ笑ってるウズメ。


「お、おう。」


俺はゆっくりと天幕の外に出た。

多分歩哨だろう。戦乙女が俺を見るなり、


「司令官閣下!」


右手に持っていたランスを左手に持ち替え敬礼する。


「はぁ?この小僧が司令官?」


あぁ何このテンプレ。眼の前の、いかにも騎士ですと言わんばかりの甲冑を身に着けた初老で下品顔のデブが俺を睨め付けるように見る。


「はい。私がこの天女の軍勢、天軍の責任者ですがなにか?」

「天女?天軍? はぁ? ふざけるな! 何が天軍だ! これはどういうことだ!」


当たりを指さし真っ赤な顔でまくしたてるデブ。息が臭い。


「ほぉ天軍を疑ってらっしゃる?ではその証拠をお見せしましょう。」


歩哨の天女に視線を合わせる聞いてみる。


「滅穢でしたっけ? あれをいまここで空に向かって撃つことは出来ますか? 出来るのなら、ほら、あの雲を狙ってほしいんですが?」


南西の方角に少し小さな積乱雲。まぁ秋だしね。


「はい可能です。ご命令とあらば。」

「お願いします。」


すっとランスの先を雲に向け深く息を吸う天女。次の瞬間、


滅穢の咆哮(りふじんのきわみ)!」


ランスの先端に光が収束し大きく膨れ上がったかと思うと一直線に伸び次の瞬間目標の雲の前で爆ぜる。

遅れて巨大な爆音と衝撃波。


”どごぉぉぉぉぉぉぉぉぉん バリバリバリバリバリ”


・・・・・・・・・・・・・・・


雲の上半分が消し飛んでいる。

愕然とするデブ。

腰を抜かしたのか尻餅をついてあたふたしている。


「作戦行動中なので、お帰り願えますか?」


ガクガクと頷き逃げ去っていく。

俺は歩哨の戦乙女に礼を言うと天幕に戻った。


心なしか戦乙女の頬が赤かったように思ったが、まぁ気のせいだろ。


「ヒロシ様なにやら派手にやったようじゃの?」

「この忙しい時に煩わしいことを持ちかけてくる輩には、ああするのが一番だし。」

「脅しが一番のぉ」

「あの手の老害もどき。さんざ苦労させられたなぁ・・・俺は正しいお前は間違ってる。そればっかりだし。決して己の非を認めない。脅して解らせるのが一番!」

「苦労しとるんじゃの。」

「ダメ上司に馬鹿な客。無理難題を押し付けて平気面。挙句に”俺の若い時は~”とか、お前の若い時の事なんて、これっぽ地も興味ないっつうの・・・・・」

「まぁなんじゃ・・・・・大変じゃったの」


あぁ、つい愚痴ってしまった。ウズメに同情されてしまった。

軽い自己嫌悪。


「・・・・・・しかし、ここ侯爵領だったのか。まぁ騎士団長があの程度なら上司である侯爵の程度も大差ないだろうな。」

「ほぉ」

「ああいう輩は往々にして気に食わないってだけで若者の芽を摘む。」

「魂が穢れておるかもの。」

「まぁウズメが相手してたら問答無用でバッサリだったかもな。」

「妾はそこまで理不尽ではないぞ。話は聞いてやらないとの」

「聞いた後は?」

「消す。」

「・・・・・・・・・・」


それを理不尽って言うんだよ!


「斥候より敵勢力最終報告!!」


叫ぶようにヤタさんが指揮所に駆け込んで来た。


「主敵軍勢。総数約15万 大型5万 中型10万 小型無数!」

「小型って?」

「は! ネズミやリスに似た小動物であります! 大型中型は隊列を組んでの進軍ですが小型は不規則に前進しており組織だった戦闘は出来ないと判断します!」

「獣が隊列組んで進軍? はぁ?」

「面妖じゃの。この地の獣は知恵をもっておるのかの・・・」

「そんなわけないないだろ。昨日のイノシシだって、大きいのには驚いたが知恵あるようには見えなかったし」

「・・・・・・・・・」


真剣な面持ちで考えこむウズメ。先程までのにやけ顔はない。

そんなウズメを横に見て俺はなんとも嫌な予感を感じた。

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